Airsick

今度の日曜日は!!

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2012年7月22日(日)  19:00〜 DOOR/3000yen(1D) ADV/2500yen(1D)
GUEST LIVE/ BO NINGEN(from UK)
GUEST DJ/ TOMO(STYLE BAND TOKYO), Sumire (Twee Grrrls Club), Taigen Kawabe (Bo Ningen)
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), Kiyo, RAMBO, SISINOBU, SIF, 砂

7時からいてください!我々EVOLは20時過ぎなんですが、絶対オープンからいないとマズイですよ!

さて、こないだの日曜日はWAGとCMGのガチンコ勝負に黒一点、というDJでしたが、ご来場ありがとうございました!あんなに麗しい女性が5人も揃って濃すぎるDJしてる、ってだけでも最高でしたが、本当に色々聴くことのできるイヴェントで最後まで楽しかったです。私はまあ、色々旅する感じのDJを2セットやってハチャメチャでしたが楽しんでいただけたならば幸いです!本当、私の周りの方々の心の広さと洒落をわかってくれるセンスに感謝です。

ところで私は7月8日のRadical3000の時、そして今回のWAG meets CMGの際も、うら若き20代の女性に「変態」と言われたのであった。

まあ、それは私のDJに対してのものであって、別に私が何らかの変態行為を直接はたらいたわけでは決してない。なかなかこのように2週続けて「変態」と別々の女性に言われる経験も40歳近くなってあまりないものだろうと思えるのだが、いずれも褒め言葉として発してくれたようなので字面で見るよりもずっとずっと爽やかな言葉なのである、「変態」って。

まあ、平日何もしていない時に「変態」、と言われたわけではないのでまだ良し、というかあっちゃあ困る、って話であるが、しかしそんなに変なのかなあ、私のDJは・・・。しかもそれで面白がっていただけてるから幸いなのであるが、私としてはすげえ普通に選んで頑張って統一感を、とか考えているのだけれども・・・。2週連続でMarc Almondかけたりしたのが良くなかったのか・・・。

というか今月は毎週DJやってるので「tdsgkDJ修行月間」と自分で名付けてストイックにやってるのだが、まあ、結局どのようなイヴェントであれ、私のDJはどうやら変態っぽいらしい、ということがわかったので良しとしようではないか。そうか、そういうことなんだな・・・。

私個人は決して変態ではないのでよろしくお願いいたします。多分。だって今日も今日とてLaurel Haloの「Quarantine」を聴いているわけだし。Hippos In Tanksからの12インチは良く聴いていたのだが、同じレーベルだったHype Williams同様Hyperdubに移籍してアルバムリリースするとは思わなかった彼女の作品である。なんか最近のチル・ウェイヴとかシンセ・ポップとか、色々新しいジャンルの分け方はよくわからないのだけれども、そういう感じだよなー、という先の12インチの印象を思いっきり覆す、彼女のヴォーカルをフィーチャーした、非常にダーク、というかアブストラクトな作品になっているから驚いた。ビートが割り切れない、というかビートが際立っていない、宇宙空間みたいなどこへ行くともわからない曖昧な、人を不安にさせるようなシンセドローンがぼわーんと鳴ってる音世界に、彼女のヴォーカルがふわふわと漂うように、もしくは断片的に乗っかる、というアクが強いと言えば強いものなので最初はとっつきにくいかも知れないが、どことなくポップだし、心揺さぶる大胆な展開があったりするから決して単調にはならず、飽きさせない。しかも美しいのである。美しいのだけれども、ジャケの会田誠の絵が何かを物語るように、思いっ切り裏がありますよ、ということをちらちら見せてくるような、そういう小悪魔(!)的なアルバムでもある。でも、時折最近のDavid Sylvianを思い出さざるを得ないような瞬間が多々あって、やっぱり止められないんだなーこういうのは。