Angels

MOVEMENT @diningbase fam 2012年9月21日(金)21:00〜 2000yen(1D)
DJs: kenta_xxx, t/m/k, HirotheBooy, Zico
Guest DJ: tdsgk(AOBA NU NOISE)

まずは今週!よろしくお願いいたします!多分、色々かけますが、ゲストという立場をわきまえて頑張ります。ニューウェーヴ番長、という呼称が定着しつつあるようなので、やはりその流れ、かなあ・・・。しかしいつの間に、そんな畏れ多い呼称が・・・。

そして、

Gaslight @Diningbase fam 2012年9月26日(水)21:00〜 1000yen(1D)
弾き語りライヴ:Youkou Endo, Masumi Horiya, Masaki Saito, Future, Katsuhiro Ito etc...
DJ: sasada, tdsgk

毎月のイヴェントになりつつある給料日後の酒と笑いと音楽の夜!一度来てみてくださいよ。

で、

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2012年9月30日(日)20:00〜 DOOR/2000yen(1D) ADV/1500yen(1D)
Guest Live Act / umiuma
Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools, M-KODA
DJs/ EVOL(from LoveRecords), Kiyo, RAMBO, SISINOBU, SIF, 砂

時間等詳細はまた後ほど!今回はumiumaが出てくれます!勿論レギュラー陣もしっかりと頑張りますので皆さん遊びにいらしてください。

ということで9月も駆け抜けるのですが、AOBA NU NOISE東京はどうやら11月2日の金曜日に決まった模様です。場所は渋谷echoで夜23時から、のオールナイト仕様のようです。詳細決まったらまたドンと告知いたしますが、もしよろしかったら東京方面の皆さま、乾杯しましょう。EVOLが2人体制か私1人かはちょっと未定なのですが、いずれにせよいつもの感じでどっかーんとやりたいところです。

さて、ご無沙汰していました。先週はもう、目が回る、という形容しかできないほどの駆け抜け具合で夜はほぼ廃人でしたので更新とかそれどころではなく。

そんな中、我が家のプリンターが壊れた。印刷しようと思って電源入れて途中まではうまく行くんだけどPCの画面上にエラーメッセージが出て、やれ電源抜けだのスイッチ切れだの、それでもダメならこのページ見ろ、みたいな感じになってそれに従うと最終的に修理、という展開しかなくてかなり絶望した、その晩は。大体我が家のプリンターは年末年始の年賀状作成工房になる時、もしくはCDを焼いてそれの曲目をプリントアウト、というくらいにしか使わないので、稼働率が物凄く低い。なのに、なのに壊れるとは!というやりきれない思いを胸にその晩は床に就いた。

次の日の晩に、なんとも癪にさわるのでネットで色々探してみたら、誰かのブログで直し方の裏ワザみたいなものが載っていたのでもうダメもとでやってみることにした。なんだかスイッチ長押しとかリセットボタン2回押してスイッチボタン4回押して、みたいなのを駆使する、おそらくファミコン世代ならすんなりと受け入れられる、しかし世代なのに全くファミコンとはほぼ無縁の人生を送ってきた私には都市伝説かオカルトか、としか思えない手法なので、まあやってみるかどれどれ、という軽い気持ちで手順通り色々やってみたのだ。

そうしたらPCでドライバを認識しなくなって再構築し始め、埒があかないからPCを再起動してみた。そんで試しに印刷トライしてみたら、これが普通にできるのでぶったまげた。この世の中、神はいないと思う。いても細分化された各ジャンルの神なんだと思う。という独自の神の解釈を強めていた私はここにプリンタの神を発見したのである。ニーチェが言うところの神は死んだかも知れないけど、各ジャンルには神はいるのだ、と思う。でもさ、「神曲(かみきょく)」とか大きく出てる割に演奏が全部チープで許しがたいあの何とか48ってのには神の罰が下ると思う。コスト削減に余念がないあの、俺の昔好きだった高井麻巳子を食いやがったあのプロデューサーには絶対罰が下って良いと思う。「ギンガムチェック」だって曲は良いのに、あの堂々巡りのテキトーな歌詞と、あのやっすいアレンジ、あれは何だ!車で聴きまくって違和感がありまくりなので、あれはちゃんと生演奏、もしくはしっかりとアレンジされたバッキングで出すべきだと思うのだよ・・・。

おお、狂おしい脱線!ということでプリンター神のおかげでプリンターは復活を遂げたのだが、一つ釈然としないのは、何故このような方法がオフィシャルに知らされていないのか、ということである。だって、これもしネット上で検索しないでこの方法を発見しなかったら間違いなく私は年末を迎えるよりも前に修理に持ち込んでいただろう。それで保障期間超えてるから金払って直していただろう。私が最初思ったように限りなく胡散臭い、というか怪しいからだろうか?それともぶっ壊れる寸前まで行くような荒療治だから?わからない。わからないが、腑に落ちない気持ちが残っていることだけは確かだ。世の中、なんかどっかに罠があって、それを避ける方法も同じようにあって、でも気付かないと罠に嵌る、的なことが普通によくあって、それを普通だと認識するようになってきてしまって、何か変だよなあ、って思うのだ最近。

生きるって普通に大変だ、とよく思う。去年は自然に大変な思いをさせられたし、それにまつわる色々なことで人間どもにも大変な思いをさせられているし。でもだからと言ってやめるわけにもいかないのだ。The XXの「Coexist」は素晴らしいアルバムだし。3年ぶりのセカンドアルバムである。その間にメンバー抜けたり、Jamie XXはいろんなところで引っ張りだこだったし、でかなり変わるかなーとか思って聴いたらこれがファースト路線を徹底的に、本当に無慈悲なまでに徹底的に突き詰めたアルバムだったので最高に感動した。いや、ファーストがあったから感動、ということでもなくいきなりこのセカンドを聴いたとしても同じような感覚だっただろうなあ、と思う。確実に的確に入ってくるけれどビートはほんのたまに入る程度だし、スティールパンがちょっと入る程度で後は空間を活かしまくったシンプルなアレンジなのにじわーっとこみ上げてくるのはメランコリックな感覚が前よりも更に増幅されているからであろうか。そう、メロディが印象的、と言えるような曲はほとんどなく聴き終えても、なんか感覚しか残っていない、というのが最初のうちなのに、聴くにつれてじわじわと胸を締め付けられているような気持ちになってくるわけでこれは何なんだろう。それは相変わらずの囁きあっている男女ヴォーカルのせいかも知れないし、その小さな世界を完成させようとするような歌詞のせいかも知れない。でも一つ言えるのは、ここ最近こんなに揺さぶられたのも久々、ということである。不思議な名盤である。

しかしこのアルバム、カセットに入れて聴いて頭出し機能とか使ったら絶対全曲途中で反応しちゃうだろうな、というくらいの静謐さでどこまでも徹底されていて、なんかそこら辺もすげえな、と。