IAMSYS ( Tape Intro )

まだ未定ですがあったらこんな感じ、ってユニオンの紙ジャケ特典、妄想国内帯みたいな・・・。

GASLIGHT Vol.10 @diningbase fam 2013年3月26日(水)21:00〜\1500(1d)
Guest Act: Rainpaints
Act: carl/masumi horiya /Masaki saito/ morio kamada/katz/砂
DJs: sasada/tdsgk
死海 鈴木美範

弾き語りナイト!

で、

AOBA NU NOISE@Club SHAFT 2013年3月31日(日)20:00〜ADV/1,500yen(1D)DOOR/2,000yen(1D)
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
DJs/EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO,espacio,SUPERSTITION?), KIYO (quantum)

よろしくお願いいたします!多分1時間くらいはEVOLタイムありますのでよろしく。

で、予約受付中!

Somewhere In My Heart@超五感cafe & gallery Pangaea 2013年4月2日(火)20:00〜ADV/2, 000yen(1D)(limited 50)DOOR/3,000yen(1D)
Live: Summer Twins(from US), Horiya Masumi (umiuma), Rainpaints (Bikini Lounge Records)
DJs: Twee Grrrls Club(from Tokyo), tdsgk, GHOSTWORLD
Shop: Bikini Lounge Booth Store

まず何よりもこのイヴェントのタイトルやばいすね!予約はお早めに!ちょっとしたお祭りっぽくやりたいですね。

最近私の周辺での音源リリースが相次いでいて、2013年はそういう年なのかな、と思ったりもする。

さて、私はどうしようか。楽器はドラムスしかできないし曲なぞ作れない。更にミックスCDとか出しちゃうほどにちゃんと色々やっているわけでもない。さてどうしようか。

そこで閃いたのだが、この拙ブログから何個か、決めたテーマに沿ったものを抽出してコンパイルしてジンのような形で作ってみようか、と。まあAOBA NU NOISEでは今年物販が充実するであろうから、そんな中で私も、となるとこの程度のものが良いのではないのだろうか。どう頑張っても超低価格にしかならないであろうし、刺身のツマ的な感じで良いのではないだろうか。

と思い立ったのでちょっとこの10年に及ぶ過去のアーカイヴをちょっと色々読んでみたのだが、あれだ、昔書いた文章に向き合うというのは物凄い罰ゲーム的な、もしくは羞恥プレイのようなものだな・・・。こんな成長が止まった筈の私でも少なからずこの10年で先には進んでいた、というか大人になった、というか汚れちまった、というか、要はそれを書いた時点と同じ私ではないのだな、ということを痛感させられることになって、ちょっとイタかった。

なのでこの違和感をもとに、その時のブログの内容を紙に起こしたものに2013年の私がツッコミを入れたり注釈を加えたり、という形で1冊作ってみようと思っている。更には一応AOBA NU NOISEは音楽イヴェントだし、この拙ブログでもダラダラと音楽ネタは毎回あるのでそれらをコンパイルしたCDRもつけてみれば何か体裁も整うではないか。おお、クリエイティヴな発想!

でも、欲しがる人がいなかったら、つまり売れ残ったらそれはそれまで、ということになってしまう、という当然のことに気付いてしまったので、かなり少なく作ろうとは思っている。もうアラフォーになってくるとあんまりリスキーなこともできなくなってしまうのよね・・・。

ってことでLapaluxの「Nostalchic」を聴く。Flying LotusのBrainfeederからのデビューアルバムである。私は彼の音源は同レーベルからの最初のEPWhen You're Gone [解説付 / ボーナストラック収録 / 日本独自企画・国内盤] (BRE40)ジャケ買いして聴いたのが最初である。で、それがまた凄く良かったのでこのアルバムも楽しみだったのである。ちなみにその後セカンドEPSome Other Time [輸入アナログ盤 / 12インチ] (BF032)が出ていたのはさっき知ったので慌てて注文したのであった・・・。この高度情報化社会で知らなかった、っつーのも恥ずかしい話なのだが。さて、このUK出身のまだ20代半ばのStuart Howardによるユニット、どこかしらメランコリックな風情がたまらない。それは私が聴いた最初のEPでもそうだったのだが、このファーストアルバムでもガンガンにメランコリックである。それは別にメロディが、とかそういう問題ではなくて全体的な空気感、音色、そこら辺が凄く何故だか琴線に触れがちなのである。加えてR&Bとかダブステップとか、そういう容易なジャンル分けを拒む音楽でもあって、結構ビートが複雑に打ってたり、簡単には割り切れない。まあ、Inc.No Worldとかと並べて語りたくなるような気持ちになってくるのであるが、James BlakeのファーストJames Blake: Deluxe EditionJames Blakeのもうちょい音沢山入ってる版みたいな、そういう音である。テープの逆回転音とか(今作では「カセット」というテーマがあるようだが)、シンプルに決めているようでいて結構出入りの激しい音だったりする。加えて本物のヴォーカリストが参加していたり、ヴォイスサンプルをチョップしていたり、回転数の違う声が入っていたり、と軽く良い意味で無間地獄な、声地獄なアルバムである。だからウタモノっぽいアルバムに聴こえても実はそこまで純然たる歌+バッキング、でもなくまたPrefuse 73初期Vocal Studies + Uprock Narratives [解説・ボーナストラック付き国内盤] (BRC38)みたいな完璧に音素材として声がある、ということでもない不思議な感覚である。でも全体としてはめちゃくちゃ沢山泣けるバラードの入ったアルバム聴いているみたいな、そういう感じだったりするから面白い。なんかこの全体の空気感、これが何だか凄く落ち着くのだな。メロディアス、ってほどでもないけれども泣ける、というか。ぼんやり聴いても凄く心地よいし、細かく聴いても凄く工夫に富んでいて発見が毎回ある、という稀有な1枚。凄く聴き狂ってます、いつの間にか何故か。