A God In An Alcove

来週の日曜日です!

AOBA NU NOISE ×BO NINGEN /COMANECHI! JAPAN TOUR 2013 @Club SHAFT 2013年2月24日(日)18:00〜 ADV/3,000yen(1D)DOOR/3,500yen(1D)
GUEST LIVE/ BO NINGEN (UK), COMANECHI!(UK), DJ &KIMMY
GUEST DJ/ TOMO (STYLE BAND TOKYO), kaaanji (AFTER DARK)
Live Act/-W-(Waikiki Champions), masaki saito
DJs/EVOL (from LoveRecords), RAMBO, SISINOBU (ZUNDOKO DISCO,espacio,SUPERSTITION?), KIYO (quantum)
VJ/ yoshitomo (ROCK CAFE PETER PAN)

よろしくお願いいたします!

今日は濱田多聞と藤井洋平のライヴを観て来た。濱田氏の堂々とした佇まいと新曲の素晴らしさ、yumbo澁谷氏のキーボードが加わった曲でのSci-Fi感というよりは80's的大らかさ、全てに於いて感動的だった。そして藤井氏の岡村靖幸的赤裸々ソウルフルぶりとどこかしら可笑しい感じ、そして「1に健康2に貧乏、3,4がなくて5にエレガンス」という4年くらい前に聴いて度肝抜かれたパンチラインの「まめっこのテーマ」にまたしても興奮、と楽しい夜であった。

そんな中先日ラーメンを食べたのだが、あれこんなだったっけかな・・・?とちょっと不完全燃焼だった。まあその一○堂でラーメンを待ちながらメニューやら何やら見ていたのだが、そこのポイントカードの名称がバリカード、というらしい。バリカード・・・。バリカードと言えばZNR・・・Barricade 3、とか、やべえ、そう言えば初期音源集とか買おう聴こうと思ってすっかり忘れてた!とかよしなしことをぼーっと考えていたからあんまり味が印象に残らなかったのだろうか○風堂。

しかし私のこの、「日々の散歩の折りに」はほっとくと本当に食べ物日記だな。で、Bauhausの「Swing The Heartache」を聴いていた。89年にリリースされたBBCセッション集である。私がリアルタイムで聴いた初めてのBauhausの音源である。Peter MurphyのソロとかLove And Rocketsとかはリアルタイムだったが、私が音楽を聴き始めた時にはBauhausはもう亡きバンドだったのである。勿論その後スタジオアルバムを全部聴いたりしたわけだが、そういう風に追いかけるようになったのはこのスタジオライヴ音源集の格好良さでノックアウトされたからであるのは間違いない。短い活動期間中にあっという間に音楽的進化を遂げたバンドだったわけであるが、ここでもその軌跡はしっかりと辿ることができるわけで、また最初っからなんか立脚点が不思議なバンドだった、ということも何となく掴めるわけである。スタジオ音源以上の迫力で鋭さで迫るDaniel Ashのギターや、自由度の高いDavid Jのベース、Kevin Haskinsの手数多いドラムスなど痺れるし、Peter Murphyのどっか芝居がかった熱唱系ヴォーカルもここでは更に大暴れで、熱い。熱すぎる。とくに初期からビートの強烈さは印象的でゴスだの何だの、頭でっかちなイメージが何かとある彼らであるがそんなの下らねえ、とばかりにどかどかやっている感じが痛快、である。Killing Jokeとかと並べても何ら遜色のない肉弾系、である。ここでしか聴けない「Night Time」のカヴァーとか「Poison Pen」も強力だし、出世作となった「Telegram Sam」カヴァーもここでは何だかDavid Jのベースのせいで不思議な感触だし、「Third Uncle」そして「Ziggy Stardust」の両カヴァーはそもそもシングルの音源がこのBBCセッションのものだったわけで文句なしの格好良さなのは言うまでもない。なんか久々に聴いたが鼻血出そうなくらいに大興奮してしまって、嗚呼やっぱこういうのが血となり肉となっちゃってるんだな・・・、と己のことも見つめ直ししてしまったではないか。