Darling

前回のエントリ(もう1週間近く経つのか・・・)で、めちゃ幸○苑のことをdisってしまったのだが、あれから1週間近く、その間多分この世で一番幸楽○のことを考えていた人間は私であろう。

そんな中、もう二度と行かねえ宣言したにも関わらず、この間行った店舗とは別の○楽苑に行く羽目になった。男には付き合いってのがあるわけで・・・。しかしその店には例の塩野菜ラーメン、いわゆる塩タンメンがあって、私は充実した食事を取ることができた。加えてお付き合いで餃子も食べたのだが、その餃子も先日行った幸○苑とは比べものにならないくらい美味しかった。

結論から言うと、幸楽○には店舗によってメニューに違いがあるっぽい、ということがわかった。しかしその店舗の違いの明確な線引きがどこにあるのかイマイチ判別できない。ただ、思い当たるフシとしては24時間営業か否か、という点と看板の色が黄色が白か(ちょっとこれはあやふや)、程度なのである。ただ一つ言えることは、先週行った24時間営業の○楽苑、そこがもうバビロンそのものの低クオリティだった、これは間違いない、ということである。あれは最低の食事だった・・・。

ということで、そこら辺の謎を明かすべくまた幸楽○に行かなきゃいけないのか、というのがちょっと今の悩みどころではある。しかしだな、幸○苑、考えてみると我が家から車で10分15分程度で行ける圏内に4店舗もある。これさ、ちょっと多すぎじゃねえか・・・。そのうち地方都市の象徴としてイオンに加えて○楽苑が祭り上げられる日も近いのではないか、というかもうなってるのか。

しかしもう3月である。時間はこうやってあっという間に過ぎていくのに私は幸○苑のことばかり考えていて人生それで良いのだろうか。悩みながらもFamily Fodderの「Monkey Banana Kitchen」を聴く。Staubgoldと言えばいぶし銀のエクスペリメンタルレーベル、というイメージだったのだがThe Flying Lizardsの4枚目Secret Dub Life of the Flying Lizards [Analog]、General StrikeDanger in Paradise [Analog]、そして49 AmericansE Pluribus Unum [Analog]We Know Nonsense [Analog]を再発してタガが外れたのか、今度はFamily Fodderの80年リリースの豪華再発、という事態になって凄く嬉しい。私が、最近巷で話題の古本屋Sで原盤LPを入手してから大体16年くらい、捉えどころないよなー、とか言いながら密かに愛聴していたアルバムである。70年代にUKで結成されて一応これがファーストアルバムのようだが、まだ活動している、というのがちょっとびっくりであった。しかしこれ、という捉えどころがない音楽である。思いつくままにやってみました、という感じバリバリのレゲエ〜ダブ、パンク、音質も曲によって微妙に異なっていたり、男女ヴォーカルが一緒に、または別々に歌ってみたり、ポップなメロディが顔を出したかと思えば、ズブズブのダブ加工、ということでなかなかに落ち着かない。しかもそんななのにどこか憎めない人懐っこいポップさが溢れているんだよなあ・・・。まあ私としてはこういう、やってみたいからやってみました、しかしなかなかでしょ?的姿勢はニューウェーヴ的気合いを感じるので勿論嫌いになれない。なんかThe Honeymoon Killersをもっと良くも悪くもプリミティヴにした感じであるが、そういや彼ら、Crammedからもリリースしてたっけなあ。今回の再発ではCDに12インチシングル、7インチ2種の楽曲を追加したお買い得盤で、そちらのボートラ的楽曲群は結構パッと掴んでくるキャッチーさ(まあ、途中謎のインプロ的展開あってめっちゃ長かったりする曲あったりするが)が心地よいので今回の良い感じでの再発は非常に嬉しい。ただ、結構今回も入ってない楽曲あったりするので、これはベスト盤購入を検討した方が良いのかな・・・。まあ、B級と言えばB級、になってしまうのかも知れないがその一言で本当のA級ものを闇に葬ってきた人間は大いに猛省しつつ、愛をこめてB級、と呼びたい。しかも一歩間違えてフロア爆発、みたいな事態を引き起こしかねない楽曲も入っているのでこれは2014年はFamily Fodderブーム到来なるか。

ちなみに今回アナログLP、そしてボートラ付きで12インチSchizophrenia Party (Director's Cut) [Analog]も再発されていて思わず喜び勇んで12インチとCDの組み合わせで買ったのだが、CDには今回リリースされた12インチの楽曲がきちんとボートラとして入っているのでまあ、気を付けてくださいよとほほ・・・。