Error System (BAGFGAB)

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanunoise.thebase.inあ

 

年度末でヒイイとか言っていたのに、もう4月になってしまった。エイプリルフール、というわけだが何だか世の中日常的に嘘ばっかりな感じになってしまってて、別に改めて4月1日だから、というのも何だか違う、そんな気がするんだな。

 

昨日はド年度末だったわけだが、さすがに色々な締め切りとかの荒波は超え、何なら4月半ば締め切りの提出書類までメールで送信して完了させてしまったので、夜の楽しい飲み会に備えて午後はお家でのんびり、と決め込んだのであった。

 

でLana Del Reyの掴み所のよくわからない、しかしとても良い新譜

(我が家のとはジャケがどれも違う・・・。何種類あるんだ・・・。)を聴きながらチルしていたら、夜一緒に飲むはずだった友人が1人、急遽参加できないという報せが。

 

そして彼がその飲み会の後にDJ90年代、という名前で出るはずだったイヴェントに急遽代打で参加することになり、しかもそのイヴェントがロック、というテーマだったので急遽選曲を開始し、己の考えるロックとやらいう音楽と向き合いながらわーっとCDを詰め込み、出かけ、大変楽しい飲み会を経て、イヴェントでDJをした。

 

ということで昨日のMonetでの「MORIO Park Rock」でお会いした皆さま、ありがとうございました!何だかCDJとか使うの久々でしかもUSBのリンク機能の切り方とかよくわからず最初戸惑ったり、ミキサーの設定も違っていることに気づかずなかなかお聞き苦しい点も多かったかと思いますし、どうも私の考えるところのロック、ってのが荒っぽい速いヒリヒリする感じ、だったせいで大分イヴェントの中で浮いてしまっていたのではないか、と危惧するところですが楽しんでいただけていたら幸いです。

 

こういう時に、こんなのかけました、ってトラックリストとかあげられれば良いのですが、まずPCとかUSBとか経由しないで、CDとかレコードを大体現場でわーってかけたおしているので記憶が曖昧で・・・。私、The DickiesとかKicking Giantはかけましたっけ?The Weakerthansはかけられなかった気がしますが・・・。

 

David Cunninghamの「Grey Scale」の初再発は大変衝撃的であった。

Grey Scale

Grey Scale

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Grey Scale [Analog]

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ご存知The Flying Lizards、General Strikeの、そしてThis HeatPalais Schaumburg等のプロデューサーとしても有名な彼の1977年リリースのソロアルバムである。アートスクールの学生だった彼が反復の中で間違いが起きたらそれを間違えたまま反復し、それでまた間違えたらそれもまたそのまま反復し、という「エラーシステム」という手法で作った楽曲群など、まず手法ありきで作った楽曲が11曲(に、今回CDにはなんとボーナスで1曲追加、という12曲)収められている。当然私はオリジナルのアナログ盤でしか聴いていなかったので今回初めてCDで、ぶっ通して聴く、という経験をしたのだが、ミニマルな反復が間違いを経てどんどん変化していって、最終的に何だかよくわからなくなったりと言う楽曲から、若干構成がしっかりしたミニマルな楽曲までを連続で聴いていると、何だか大分異形の音楽を聴いている、という感じが強まって何だか混乱したり、それでいて原盤でも印象的だった異常な低音のデカさはCDで更に印象的で、やはりその後のCunninghamさんのレゲエ~ダブへの接近の片鱗がはっきりと窺えるな、とか色々思うところがあって、久々にSteve Beresfordの風呂ダブのレコードとかも引っ張りだしてきたりして聴いたり、と大変楽しい時間を過ごすことができたのでそれも含めて今回の再発にはマジ感謝、そして再発してくれたSuperior ViaductはこないだのGavin Bryars再発

Sinking Of The Titanic

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とか今度はLa Mone Young再発

とか、マジで足向けて寝られないな、と思うことしきり、なのであった。