Afraid Of Nothing

ざっくりと6月の予定です!

6月18日の水曜日にはNU HORIZON@Club SHAFTの1周年記念に恐れ多くもゲストとして御呼ばれいたしました。よろしくお願いいたします!

6月25日の水曜日にはGaslightマサキ生誕祭@ロジーでDJをいたします。よろしくお願いいたします!

6月28日の土曜日にはAOBA NU NOISE8周年@Club SHAFTでゲストはMagic Touchにオオルタイチ!よろしくお願いいたします!

ということで皆さま、お誘いあわせのうえ是非とも!あ、言うまでもなく3回とも全く違う感じのDJをしたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

さて先週日曜日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さま、ありがとうございました!どついたるねんの笑い泣き感とあの病的なまでのヴァラエティの豊かさはまさにハードコアのある意味極北なのではないかと思いました。また観たいなあ・・・。

で、私はDJで珍しく自分で満足が行くくらい気持ち悪いつなぎ連発で何かもうこれ以上できないんじゃないか、とか思うほど充実感あったのですがまたそれを超えてやっていく所存ですのでよろしくお願いいたします。でもBuck-Tickの「Iconoclasm」とDAFの「Vershwende Deine Jugend」がこんなに美しくミックスしてつながるなんて、と気持ち悪く自画自賛してますがなんか死んでも良いや、と思うくらいだったなあ・・・。いやいや、違う、結局はお客様のおかげなのだ、ということは言うまでもなく理解しておりますので!

ところで日々生きていると疑問に思うことだらけなのだ、これが面白いくらいに。でもそれって皆なんとなく感じているけれどもなんとなくやり過ごしているのかな、とか思ってあんまり気にしていないのだけれどもふとした瞬間に気になって気になって仕方がなくなるものである。

最近だとのぼりとかで当然のように目にする「一番くじ」って、「知ってるでしょ」的なノリになっているのだけれども、何なんだあれは・・・。

そして何故ラーメン屋でラーメンの大盛りは追加料金が発生するのだけれども、つけ麺は大体大盛り無料なのだろうか。しかも店によって有料だったりもするし・・・。

そして「殺されそうになったって殺されない限りまだだ」ナマで踊ろう(初回盤)、ってことで原発動かそうとする人々がいるのも何故だ・・・。

それより何より、この国の政府与党をまだ支持している人々がいるのも何故だ・・・。

本当にわからない。ググればわかることも随分世の中増えたけれども、ググってもググってもよくわからないことがまだまだあるからそれらを胸に生きていくしかないのだろうか・・・・。というかそもそも何故人は生きているのだろうか・・・。でも結局は私も"Everybody knows what's going wrong with the world / But I don't even know what's going on in myself"Duskってことなのかな・・・。

でも同時にわかったこともやっぱり最近はあって、最上もがが可愛いということとか、馬鹿は死ぬまで同じことを繰り返していくからやはり馬鹿だということとか、Sharon Van Ettenの「Are We There」が凄く良いということとか。前作Trampで世界中に恋をさせた女性SSWの新作である。これまではEspersのメンバーだったり、The Nationalのメンバーだったりというプロデューサーが立っていたものだけれども今作はほぼセルフプロデュースである。しかしこの熱量はなんだ、あれこんなだったっけ?というくらいに情念系(!)と言いたくもなるアルバムに仕上がっている。もう悲痛な叫びのような歌詞の楽曲もあったりして、これはちょっと前作よりも違う心構えで臨まなければ、と思わされるのだった。よりバックがシンプルになった分彼女のヴォーカルの豊かさが際立っていて、もう凄みのあるヴィブラートも軽やかな高音も呟くような感じも囁くような感じも、素直にすげえな、と感心させられるものである。とは言え別にとっつきにくいめんどくさいアルバムなわけでは決してなくて、何というかシンプルなロックンロールのふくよかさ、とでも言える安心感と良いロックンロールにつきもののどこかしらの切なさを存分に楽しめる1枚である。聴いていて往年のCat PowerとかAnna CalviとかLana Del Reyとかを1人でやっちゃってるみたいなヴォーカルだなあ、とか、え、Bruce Springsteen的なノリまで、とかぼんやり思ったのだが、アルバムには彼女お勧めの「聴いとけリスト」みたいなのが載ってて、そこにAnna Calviって載っててなるほどなあ、と思ったのだった。ちなみに他にもRowland S. HowardとかThe Go-Betweensとかもそのリストには載っていて、いやーわかってるなあ。なんか普通に音楽ファンです、的な微笑ましさが、こんな一瞬、重いな、と感じられるアルバムでもそこかしこに見受けられるのも魅力的だな。