The Aching

「AOBA NU NOISE×TADZIO "TADZIO II"×GAGAKIRISE "HEAVEN'S TITAN" W Realease Tour」@ Club SHAFT 2014年8月31日(日)20:00〜 2000yen(別途入場時1D 500yen)
Guest Live: TADZIO, GAGAKIRISE
Guest DJ: DJ Epitaph
Guest VJ: IROHA
Live Act: -W-, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, Qiyo (QUATOUT), Sisinobu (ZUNDOKO DISCO), Eito (NU HORIZON)

ゲストDJもおります!そして呑処「神」担当は復活の大久氏!これは祭なのでよろしくお願いいたします!

そして

「AOBA NU NOISE EXTRA」@ 仙台駅前E-beanS4F杜のテラスガーデンビアガーデン 2014年9月20日(土)16:00〜23:00 入場無料!!
Live Act: -W-, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, Qiyo (QUATOUT), Sisinobu (ZUNDOKO DISCO), Eito (NU HORIZON)

飲み食いに来てください!もれなくANNがおもてなしいたしますので!

そして

10月8日(水)にはHunx And His Punxの来仙公演があります!場所等未定ですが、福島「FUSE」のRikaさん、この間Annie The Clumsy来仙イヴェントでDJしたMieさん、そして最近何かとご一緒のCarlさんと共に私もDJいたしますのでよろしくお願いいたします。Twee Grrrls ClubのSumireさんもDJでやってまいります!ライヴはHunx And His Punxは勿論、仙台からはWaikiki Championsにプリマドンナ

ということであんまりカチっとした告知ではないのですが、この日は予定空けておいてくださいませ!

さて世の中、国内も国外もおぞましいと形容できそうなニュースばかりで果たして自分は何をどうやっていたら良いのだろう、とか悩むこともあるのだけれども拙ブログはいつも通りの運行でカレーの話とかをしようとしているのだった。ところでおぞましいニュースは結局いつの世でも、なのかも知れない。良くも悪くも耐性がついてしまったものであるな・・・。

そうカレーである。以前に、初めてカレーを作った際の料理本がカレールゥを使わない形だった、という話は書いた記憶がある。おかげで私のカレー作りには毎回、ルーは不使用、そして玉ねぎをずーっと飽きるくらいまで炒めて、という作業が伴う。その成果いかんによって結構毎回毎回カレーの出来上がりが異なる結果になっていて、なんだかんだで10年くらいこの手法で作っているのに味が薄かったり、何か変にしゃばしゃばになってしまったり、結構うまくいったり、といまいち安定したものが出来ずに何とも悔しい気持ちであったのだ。

これは何が原因なのだ、と突き詰めていくとそれはやはり玉ねぎいかんなのだな、と毎回思い当るのであった。ということで、これまでは玉ねぎを薄切りにして、ある程度炒めてから蓋をして、様子を見ながらかきまぜて、という手法だったのであるが、今回は思いきってまた違う本にインスパイアされて、玉ねぎは大きめみじん切り、からの強火で放置、微妙に火加減変えつつ、混ぜまくって、というやり方にしてみた。そして水の量は半分にして、トマトを切って1個入れてみた。そう、比較的シンプルなチキンカレーにエリンギとトマトが入ったような形のものを作ってみたのだ。そうしたらば、これがマイベストカレーと言っても良いような絶品に仕上がってしまったので、泣きながら食べた。美味しかった・・・。そしてある意味シンプルな、バック・トゥ・ベイシックスなものでもあったのでやはり基本に立ち返ることが大事なのだな、とこれまた勉強させられた。

しかし私は思えばお盆休みの1週間に秋田でカツカレーを食べ、更にはそれから数日後に自分で作って食べて泣いてたのだった。これだけでも結構なハイペースと言えるのだが。その後先週金曜日には行きつけのカフェで(こう書くと何だか鼻もちならねえ奴か痛い奴に思われそうだが、事実そう形容せざるを得ないお店が私にはあるのでしょうがない)新メニューのカレーを昼に食べて、そして夜に帰宅の連絡をしたら今夜の献立が「ゴーヤと挽肉のカレー」だと知った時の衝撃、そして次の日の土曜日は仕事でカレーを山ん中で食べなければならないこと確定ということを思い出した時の更なる衝撃と言ったら・・・。

つまり2週間の間にカレーを5回、それぞれ異なるスタイルで食べていたのだった。しかも内3回は2日間のうちに、という事態だったのだ。カレーには何かパワーあるんじゃね、ということは薄々感じていたのだがまさかこのような形で表れてくるとは・・・。まあ、さすがに今日はカレーを食べない予定であるけれども。

しかしカレーと言えばスパイスというのは実に奥が深いものだなあ、と色々な方面から聞いたりこのような本3スパイス&3ステップで作る はじめてのスパイスカレー読んで思っていたところ、最近では男性向けの蕎麦打ち講座に対してのような勢いで、スパイス講座への参加男性が増えているらしい。そうか定年後の男性生きがいの一つにスパイスはなりつつあるのか、と軽く驚くと同時に、男性は男性ホルモンの分泌量が少なくなってくる年齢頃になってくるといきなり蕎麦打ち始めたりする、とかいう話も同時期に聞いていたのでそれらがリンクしてしまうと、いやースパイスか、俺も枯れちまったからさ・・・、とか考えちゃって凹んできた。いやいや、まだまだ、今年40歳だから逆にワイルド且つセクシーに行くのだよ・・・。

ちょっとアウトドア仕事の疲労と、洗濯物干して出かけたら凄い雷雨に洗濯物やられて凹んでいるのでおかしくなっているが、Broken TwinのANTIからのデビューアルバム、「May」を聴く。デンマーク、と言えばIceage、とかLust For Youth、とかGangway、とか思いだされる(最近だとPuce Maryが大好きです)わけだが、デンマーク出身の女性Majke Voss Rommeのソロユニットである。ちなみにとっても美人さんでそれだけでも男畜生としては気になってしまうのだが、音がまたほぼピアノ弾き語り、それに時折何か楽器が寄り添うように追加されて、という実に静謐な世界である。いや本当に実にシンプルで空間の多い音楽なので逆に今の時代新鮮かも知れない。加えてメロディも非常に抒情的、加えて彼女の凛とした、それでいて優しい囁きかける感じもある震える美声に心動かされない人はいないであろう、とか思ったりもする。しかも何が良いって、決して甘くならない、どこか硬派な、うーん、Richard Hellが性転換してピアノ弾き語りやっているような(わけわからなくてすみません)、そういうバシッとしたものがあるような感じがしてそれがめちゃくちゃ響いてくるのである。あ、そういえばANTIからのデビューシングルSun Has Gone/You Can't Put Your Arms Around a Memo [Analog]のB面はJohnny Thundersの「You Can't Put Your Arms Around A Memory」だった!そうか、そういうことだ!!