Love's Going Out Of Fashion

明後日です!

Somewhere In My Heart @ PANGAEA 2014年10月8日(水)20:00〜 ADV 2000yen+1D, DOOR 2500yen+1D
Live / Hunx and His Punx (US), Prima-Donna, Waikiki Champions
DJ / Twee Grrrls Club, Rika (fuse), tdsgk (AOBA NU NOISE), carl (Bikini Loundge / theeloves ), mie

既に全国各地で絶賛の嵐のHunx And His Punxが仙台に来ます。迎え撃つ在仙バンドも強力、加えてDJ陣も一緒にツアー回ってるTwee Grrrls Clubに加えて、福島宮城から素敵なDJ陣がサポートいたします。私は、まあ、素敵っつーか30代最後のDJをしっかりやりたいと思ってます。だから皆さん、20時から来て新鮮な感じを楽しんでいただければ、と思いますのでよろしくお願いいたします!!パンゲアをパンパンにして盛り上げたいところです!

そしておそらく

10月22日(水)にCLUB SHAFTで、先月突然挙行されたkenta氏とrambo氏とtdsgkの地獄のトリオイヴェントが再び開催されそうな予感です!

前回急な当日告知だったのでお客さんもアレでしたが内容は大変面白かったと自負しておりますので皆さまよろしくお願いいたします。私の40代最初のDJをバシッとやりたい所存です!

しかし10月は15日の水曜日にもCLUB SHAFTで私もお世話になっているNU HORIZONが開催されますので、毎週水曜日はどっかで面白いイヴェントやってる状態になってるなあ。体調に気をつけて楽しみましょう!

そして勿論

10月26日(日)にはAOBA NU NOISEですが、今回は焼き肉に続き、芋煮スペシャルになりそうな予感なのでお楽しみに!

宮城山形以外の方にはあまり馴染みがないかも知れませんが、こちらでは秋には皆野外で里芋汁を楽しむ風習があるのでANNでもやります。私、その日に東京から帰ってくる予定ですが、頑張りますのでよろしくお願いいたします。しかしPete Astor, Pat Fish,
The Monochrome Set〜Arto Lindsayから芋煮、ってすげえな自分・・・。

ということで昨日は大雨の中東京出張だった。ラムネパワーで若干補いきれない飲酒を前日にして、帰りの電車は降りるべき駅を5つも寝過ごす、というすごいことをした次の日にいきなり東京まで移動だったので結構頑張った気がする。出張の中身自体は5時間近くの研修会、ということで白目剥いて泡を吹かなかった自分を褒めてあげたいのだが、ユニオンにも2件行ったのだった。それを我が家の相方に報告したところ、「それは尊敬に値する」と半ば諦めたように言われたのでまあ全て頑張った、というまとめである。

しかしあれだなー、何か相変わらずレコード買ったりしてはいるしめちゃくちゃ聴いてはいるのだが以前ほど狂おしくはなくなってきているように思う。昨日ユニオン2件行ったが「まあ良いかなー」ってそのまま戻してきたものも多数。そして自分で買ってきたもの確認して愕然としたのだが、CDで持ってるけどレコードで買い直し(The Gist)、ボックスセットの1部で持ってる奴の原盤(Sema)、ヴァージョン違い含むコンピ(Biff Bang Pow!)、ヴァージョン違い入った10インチ(Kirsty MacColl)、レコードで持ってる奴のCD再発(Love & Money)、という中身だったのだ。何かここまで生きてきた過程で失ってきたもの、逃してきたものを補完する方向になりつつあるのが気になるな・・・。これが40歳目前というものなのだろうか。

でもそんな状況でも我がiPhoneに入ってるこれから欲しいものリストは更新され続けていて決してそこのリストが空になっていたことは今までなかった、というのは何か矛盾しているんじゃないか、もう我が家にある音盤だけ聴いてても十分楽しめるんじゃないか、とか一瞬思ったりすることがあったりもするのだ・・・

なんて言ってるけどそろそろ暴風雨も止みつつあるのでブックオフにでも行ってこようか、とか思ったりしている自分がいたりするので上記発言は撤回せざるを得ないのだった。だってねえ、これまで出たものでもまだ聴きたい音楽あるし、まだ出てない音楽でもまだ聴かなきゃいけないものもあるのだ絶対に。

そう病気みたいなもんだから、止められたらもうとっくに止めてるんだわな。楽しいから止めてないだけなのである。続けられる限り続けるわなあ、そりゃ。ということでBiff Bang Pow!の「The Acid House Album」を聴く。89年の夏当時、レコ屋でジャケは眺めていたもののこっちにはお金回せないなーMomusTender Pervertがやっと再入荷したから買わなきゃないし、The Pastelsの新作Sittin' Pretty買わなきゃないし、とスルーしていたLP盤である。1枚1枚ジャケがスプレーで描かれてる(こんな感じ→)LP盤が何か欲しくて、このたびまた巡り合えたので今聴いている。Creationレーベル社長Alan McGeeのバンドの89年時点までのベストプラスレアトラック集、である。まあ中身はだな、結構コンピとしては半端と言えば半端なのだが、青臭い初期からやっぱり青臭い88年くらいまでのビートの効いたUKギターバンドの良心、みたいなC86的シンプルなギターポップ曲群には絶対に抗えないし、加えてヴァージョン違いとか、90年代に入ってからのやたら内省的なアクースティックギターメインで泣きの曲連発、みたいな展開になっていく様が既にうかがえるデモ、とか楽しめると言えば楽しめる。でもコンピとしてはこの後に、活動休止後に出た奴L'amour,Demure,Stenhousemuiの方が充実しているからそちらがオススメ、と言うことは今回のこのコンピは、あれか、所謂悪名高い「マニア向け」という感じになるのか・・・。でも80年代のUKのインディ(当時はまだちゃんとインディがインディだったと私は思う)シーンの空気がしっかり詰まった1枚ではある、と心から思う。ところでこのタイトル、実際アシッド漬けだったからこうなった、という話も聞いたことあるな・・・。それも含めて時代の空気を感じることができる、と言えばできるのだった。

ちなみに上のリンクはCDのジャケなので全然購買欲すら湧かないかも知れないですが、ご容赦を。