Mysteries

今度の金曜日です!

「No More Kings」@Club SHAFT 2015年10月16日(金)Open: 18:30 Start: 19:00 料金: Adv. 2000
Live: Hi,how are you?, -W-(Waikiki Champions), ki ka, プリマドンナ
DJs: tdsgk, DJ生活, つるキャラ

新しいClub SHAFTの場所は、仙台市青葉区国分町2-7-22三経18ビル1F、になります。よろしくお願いいたします!私はムード盛り上げ楽団を全力でやりますので!

ちなみに

10月の23日の金曜日にbar famでCSGB

そして

10月24日土曜日には郡山でAOBA NU NOISE番外編

更に

AOBA NU NOISEは10月25日の日曜日にClub SHAFTで、久々にmojaがライヴしにやってきます!!

更には

10月28日(水)にはbar famで、あの前回大好評だった四十路メロウイヴェント「Too Soon」第二弾

今月もやっぱりみっちりと駆け抜けます!

ということで昨日は東京日帰り出張だったのだが(前日から、もしくは今日にかけて泊まりたかったけど何か今日も問答無用で仕事入れられてたからな)、東京への移動も場合によっては新幹線で90分程度、って物凄く速いし便利な世の中だなあ、と思う。私、乗り物が実は自分で運転する車以外とても苦手なので、瞬間移動できたら(ティアドロップス)良いな、と常日頃から思っている人間なのでこれはとてもありがたい。昨日も行きは缶コーヒー飲んだりしながらぼんやりと考え事しながらいたらもう大宮あたり、でびっくりしたし、帰りは帰りでホームで缶チューハイ、新幹線内で缶ビール500缶で収まらずに追加で350缶、とか飲んでたらもう仙台の夜の風景が窓の外に広がっていた。

ということで実に時間短縮できるのも技術の、と言うか新幹線の進歩、というものが大きくてありがたいのだけれどもどうにも今の新幹線の形には慣れない、というかなんかよくわからない。形、というか顔つき、これがよくわからない。なんかこう、のぺ、っとしているよね・・・。だからいまだに新幹線のホームに立つと次に駅に入ってくるのはあの最初の、愛嬌のある顔の新幹線、と普通に思っていてしまうのである。実際にはもうあの形はどこにも走っていないのだけれども、新幹線といえばあの顔、なんだなあ私にとっては。

もちろんあの顔をした新幹線の後にもなんか2階建てのやつとか、あの顔ベースで角ばったより精悍なやつとかあったなあ。でもやはり、最初の丸目のあの丸っこい顔の新幹線、あれが一番インパクトあったし、好きだ。乗り物、というジャンルを超えてなんかかわいいもの、みたいな勢いがあって好きだ。そう考えるとなんかこう、愛嬌が欲しいなあ、今の新幹線にも。いやとても優秀なのはわかっているんだけれども。

でも今の世の中、なんか愛嬌あるもの、ってゆるキャラとかそういう、基本かわいい前提、という世界にしかなくなっちゃったのかな。今の車とかも精悍だったりしてカッコイイのは多いけど、愛嬌という点で言ったら軽自動車の一部を除けばなんかなあ・・・。なんか越境するかわいらしさ、とでも言うか、そういうものを恋しく思うのであった。

話は若干ずれるが、かわいいと言えば、人間も愛嬌あったりいろんな意味でかわいい人が好きだなあ男女問わず。そういや考えてみると、私の好きな人は本当に皆男女問わずかわいい。見た目も性別も何もかもひっくるめて、もしくは何もかも超えてかわいいな、って思うのであった。かわいい、というとちょっとアレな感じがするかも知れないけれども、まあ、私にとっての'charming'ってのはそういうことなのである。

音楽に関しては・・・、どうだろう。King Midas SoundとFenneszのコラボアルバム「Edition 1」を聴く。これはKMSのコラボシリーズの第一弾、ということらしくそれもまた今後の展開が気になるが、この第一弾ではFenneszの音素材をベースに色々いじってできあがった作品、というものらしいのだがこれが最高なのだ。思えばKevin Martinの所謂「ダブ・ステップ」的ユニットという捉え方をされてきたKMSであるが、今作品はビートは控え目、どっちかというとドローンとかアンビエント、という言葉が似合う音になっている。勿論特徴的なRogerやKikiのヴォーカルもフィーチャーされているが実に幽玄な音の上を漂う感じになっている。90年代半ばには「トリップ・ホップ」とかいう無理やりなカテゴリーで括られた音楽が存在していたものであるが、それに括られがちなPortisheadやら、いやThe AloofとかEarthlingとか、今突然思い出したアーティストにも近い、そういう音だなあ。ただし、それらよりももっともっとビートが控え目で、音像が更に深い。最終曲なんて、14分に渡って穏やかに寄せては返す波が明滅しているような、そういう即寝落ち推奨なトラックだったりする。CDだとアルバムのまるまるインスト盤がついた2枚組なのだが、どちらにしてもあまり印象が変わらなかったりする、というと言い過ぎか。KMSのこれまでのファン、またはFenneszのファンにはどういう風に受け止められるのかはちょっとわからないけれども、こんな風に2者が合体して全くそれまでの各々とは違う音を作り出す、ってのはコラボかくあるべし、という印象で実に最高なアルバムである。ジャケも美し過ぎるし。