Really Something

今週土曜日!

CSGB@Bar fam 2016年1月30日(土)20:00〜 1000yen(No Drink) 
DJs: shinshin, Akiyama, Kainuma, chimayu, tdsgk

貝沼さんの仙台ラストDJもありますし、私たち他のレギュラー陣も気合い入れてますので多数ご来場お待ちしております!

来週土曜日は山形にお邪魔します!

2月6日(土)に山形のRAF-RECで音楽担当、みたいな感じでヤナセアキラさんと2人でレコードかけたりします。

無料です!泊まることになりそうなので、飲みましょうよ!仙台から行く人も募集中です。

で、その次の週はAOBA NU NOISE!

AOBA NU NOISE @Shaft Sendai 2016年2月12日(金) 21:00〜 ADV. \2500 DOOR. \3000(1D別途)
Guest Act: Skillkills
Live Act: Waikiki Champions, Masaki Saito
DJs: EVOL, RAMBO, RYOTA(NATURAL 4/SYNESTHESIA/MY HOUSE+), SEIKATSU

金曜日の夜をAOBAで楽しく過ごしてみませんか?Skillkillsマジ大変なことになってますのでよろしくです。

と言う感じではあるが、最近仕事で終日血管ブチ切れそうなくらいに激昂したのでお疲れモードではあるが、まあそういうこともある。

しかし何よりも最近塩辛、これが熱い。ついこの間まで全く塩辛なぞ興味関心もなく、寧ろ苦手な部類だったのに、最近大好きである。

きっかけは昨年の秋に北海道に旅した際に居酒屋で体験した、北海道ならではのじゃがいもの食べ方、これのせいである。要はじゃがいもを蒸したものにバターを乗せ、つまり所謂「じゃがバタ」、の上に更に塩辛を乗っけて食べる、というシンプル極まりないものであるが、これがですね、革命的に美味しかったのである。前の晩に居酒屋で食べたにも関わらず、翌日の朝のホテルの朝食のビュッフェにまでこれがあったものだから更に食べてしまったのである。

だからまあ、塩辛、というか正確にはじゃがバタ塩辛、というものにあっついのである。あ、いや、それ以外にもピザを我が家で焼いた際に(勿論私が作って焼いた、のではなく我が家のもう一人の構成員が作ってくださったのであるが)アンチョビ代わりに塩辛を用いて焼いたものがあったのだが、これもまた実に美味かったのであるが、やはり衝撃といえばじゃがバタ塩辛、これに尽きる。

私あんまり内臓ものが得意ではないし、母方の実家が海沿いということもあって幼少期から海のものには慣れ親しんでいるのに、あまり海海したものが苦手だったりしたわけで、当然塩辛なぞ食えない部類に入っていたものであるが、今やこのじゃがバタ塩辛のせいで塩辛そのもにまで興味津々である。まあ、とは言えいまだに塩辛オンリーで酒を飲む、という感じの豪の者、の仲間入りはまだまだ果たせていない、ペエペエの塩辛駆け出しっ子、ではあるが。

もしまだじゃがバタ塩辛をやっていない方がいらっしゃったら是非ともやっていただきたい、そして天啓を受けてもらいたい、そう思っている。昨年は本厄で踏んだり蹴ったりの1年だったけれども旅関係は実に良い出会いが沢山あって、それはもちろん人との出会いもそうだったし、レコードとの出会いもそうだった。それにプラスして食べ物との出会いも良いものが沢山あって、その一つがこのじゃがバタ塩辛、だったのだ、とか書いているうちにまた食べたくてウズウズしてくるのでまるでドラッグのようだ・・・、やったことないけどさ。

しかし某レコード屋店主さんの「レコードは塩辛のようなものだ」という発言には当時ピンとこなかったのに、今では痛いくらいによくわかる、という事態を鑑みると人間と言う生き物は何歳になっても未開の地に踏み込んで、そして得られるものに悦びを覚えるものなのだなあ、としみじみしている。どれ、今日もジャガイモを蒸すとするかのう・・・。

Pete Astorの「Spilt Milk」を聴く。

Spilt Milk
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Pete Astor
Fortuna Pop (2016-01-08)
売り上げランキング: 176,843
スピルト・ミルク (SPILT MILK) (直輸入盤帯ライナー付国内仕様)
ピーター・アスター PETE ASTOR
BAD FEELING (2016-02-13)
売り上げランキング: 161,099
(↑日本盤はスミレさんが文章書いているのか・・・、輸入盤買っちゃって早まったな・・・)思えば彼の初来日ライヴを観に行ったのはもう一昨年の話であるが、その時に会場をうろうろしていた彼と少しお話しする機会があったのだけれども確かに「Fortuna Popからシングル出してその後アルバム出すよ」「Veronica Fallsって知ってる?そこのJamesと一緒に作ってるんだ」という話の通りの久々のアルバムである。しかしその時彼は「エレクトリックな音楽作ってるんだよ」みたいなことを言っていたのだった・・・。いやこれは聞き間違いではない。何故なら私はその発言を聞いて「(彼が以前やっていた)Wisdom Of Harryみたいな奴ですか?」と聞いて「いやいや、もっとPet Shop Boysみたいな感じの奴」という答えまで聞いていたのだから。しかしてここに届けられたこのアルバムは、The LoftやThe Weather Prophets、その後のソロ活動期、と全ての期間を通じてもここまでシンプルな隙間のあるアルバムあったか、というギターにドラムにベースにちょっと鍵盤に、という音楽である。しかも録音が、ローファイ、とまではいかないけれども、単に演奏を録音しましたよ!という感じのざっくりとした具合で、いやいや先行シングル「Mr. Music」で何となく予感はしていたけれどもThe Loftっぽい、しかも極初期のCreation時代みたいな音になっているのだった。来日時の発言があったからちょっとびっくり、ではあるけれども結局のところ彼の作るメロディとヴォーカル、そしてこの諦念とユーモアと鋭い視線の混ざった歌詞、それがあればどんな感じであっても完璧なのだよ、ということを見せつけてくれるアルバムになっている。そうそう、こんなにもThe Velvet Undergroundの影を感じる音楽も久々だな、とか思ってしまったのだけれどももしかしたら若い相棒たちを得てバック・トゥ・ルーツしてしまったのだろうか。ということはこれからもまだまだこのルーツから更に発展させて、という新たな黄金時代の始まりの音なのだろうか。いや、思い入れあり過ぎなので申し訳ないのだけれども、彼の変わらぬ声が聴こえてくるとどうしてもね、こう高まらざるを得ないものなのですよ・・・。上述の初来日も1曲目で泣いてたからな、私・・・。あとこのアートワークのDub Narcoticなフォントにもね、何か高まるのですよ・・・。