Sleep

追加情報あり、です。

csgb@Bar fam 2017年1月28日(土)20:00〜26:00 \1500(1D)
Guest DJ:ymdmkt, yamada(Radical 3000)
DJ: shinshin, akiyama, tdsgk

ymdmktさんに続き、Radical3000での最早どこの音楽かわからないレコード連発、そしてEnyaをアナログでかける男、yamadaさんもゲスト参加!つまりは山田が2人出るイヴェントになってます。多分今年最初の謎の夜になると思いますので皆さまご参集を。飲み過ぎないようにします。

で、2月最初です。

AOBA NU NOISE @Club SHAFT 2017年2月3日(金)20:00〜 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Guest Live: Group A, Selofan(Greece)
Live: Waikiki Champions, Yolz In The Sky, Masaki Saito
DJ: EVOL, Rambo, Ryota, SIF, Eito, Seikatsu, Tsurutechre
Shop: Damo Kaffee Haus, 神

美味しいコーヒーとすげえライヴと楽しいDJの一夜を!ちなみに、今月も先着50名様にミックスCDプレゼントなんですが、今回は順調に行けば私たちEVOLのCDになります。そうなんです、遂にDJプレイをCD化することになりまして・・・。今日これから録音してくるんですが、まあ多分普通の「DJ」の「ミックスCD」という言葉から想像できるクオリティからは遠く離れた、つなぎってなんですか、展開ってなんですか、というペンペン草も生えていない、初手からバック・トゥ・バックによる(何せ2人でやってて、相手が何を持ってくるかお互いほとんど知らない、という状態なので)地獄のロックンロール(+α)集になるんじゃないか、という気がします。でも、嗚呼普通に曲選んで入れるだけのコンピにすれば良かった・・・、という事態にならないように頑張る所存ですのでお楽しみに!だからアオバ、来てください。

さて、2017年も明けて2週間くらい経つともう全然普通の暮らしになっているものである。私もあの無駄に拘束時間が長くて実働時間が短いような仕事の状態ではなくなり、そうなるとこの拙ブログも更新のペースが落ち着いてしまうのであった。年末年始のあの狂おしいペースでの更新はやってみたら意外に昔の血が騒いで昂ったので続けたいものだ、と思ったものだが・・・。

しかし年末しか好きではない、と公言して憚らない私が年始に関しても、というか大みそかから1月2日くらいまで好きな点は、夜の静けさである。大みそかとか外に出てみると本当に静かである。物音一つしない、なんてのは除夜の鐘なんてのが鳴っているわけだから、大げさではあるがそれに近いくらい静かである。

それは元日の夜に関しても同じことが言え、外はとても静かで何と言うか空気が張っている音が聞こえるような気さえする。そういう夜はとても心が落ち着いて、寒くてもずっとベランダとか近所の公園とか、そういうところに座ってボーっとしていると何だか寧ろ脳内の方がざわめきだしてとても面白い状態になれるのである。

ところが3日の夜くらいになってくると途端に何だか夜の音が変わってくる。静かではなくなる。比較的静かではあるけれども明らかに大みそかや元日の夜の静けさとは違って、脳内のざわめきは聞こえなくなってくるのである。これは多分物理的に我が家の場所が大きな道路の比較的近くにあるので、夜の車の交通量が増えて、たとえ車が走っている姿が見えなくても遠くの方でごおおおおおおお、という音が鳴っているのが気になるから、であろう。

こうなってくるともう終わりである。日常の到来である。そう、いわば上記のような夜の静けさというのは非日常の象徴のようなものであって365日中のほんの数日しか味わえないもの、なのである。まあ、別に年末年始といえども動いているところは当たり前の話だがあるわけでそれは日常じゃんかよ、と思われる向きもあるかも知れないが、私個人の生活パターンでいうところの非日常、なのである。

ということに気づいてしまうと嗚呼早く年末来ないかな、と1月半ばにして思うわけである。そういえば、今年は1月4日の仕事始めの朝、職場に着いた瞬間に嗚呼早く仕事納めしてえな、と強く思った年でもある。なんだろな、まあやる気がどんどんなくなってきてる、ってことなんだろうな・・・。

でもそういう夜の静けさを味わえる、というのはなかなかない経験なのでまた早いとこ、って思うのは当然だよね、と無理やりまとめたところでStefan Jaworzynの「Eaten Away By Shadows」

Eaten Away By Shadows
Eaten Away By Shadows
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Stefan Jaworzyn
Shock (2013-11-12)
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を聴く。SkullflowerとかWhitehouseのメンバーでもあった彼の、82年から83年くらいに自宅ベッドルームでカセットに録音していた音源のコンピレーション、である。Blackest Ever Blackからリリースされた12インチ
Drained of Connotation [12 inch Analog]
Stefan Jaworzyn
Blackest Ever Black (2014-02-18)
売り上げランキング: 1,395,744
で初めて彼のことを知ったわけだが、このコンピはボッコボコのリズムマシーン、フィードバックギター、ぶっきらぼうなベース、ノイズ、に塗れた、インダストリアル?ドローン?Suicideのインスト+やかましいギター?な音楽が詰まっている。でも何だかこう全体的に凄く魅力的なのはカセットならではの音質によるどこかくぐもった、懐かしさのあるような(?)耳触りのせいである。これめっちゃ音質良かったらあんまりここまで自分好きになれなかったかもなあ、と思うくらい重要な要素の1つがこのカセット音質なんだなあ、と気付いた。そしてここまで書いてきて、前エントリのDelroy Edwardsと近いものまで感じてしまって、はっロウファイは時を超えるのだ!とイマイチ20年くらい前のロウファイブームに乗りきれなかった男は今更雷に打たれたような衝撃を受けているのであった。