Waste

ハロー東京!

AOBA NU NOISE @下北沢THREE 2018年2月24日(土)15:00〜22:30 ADV.\2500(no drink) DOOR.\3000 (no drink)
Live: Kokyu, OMSB ( SIMI LAB ), Kuruu Crew, Waikiki Champions, Masaki Saito
DJ: Ian Martin (Call And Response), kaaanji(AFTER DARK), EVOL(tdsgk), Rambo( Unknown Precept ), SIF, Ryota, Seikatsu,Tsurutechre
VJ: RK Wave

よろしくお願いいたします!

あとは3月にCSGBが、4月6日(金)にはAOBA NU NOISE(あっこゴリラさんとgrooveman Spotさん!)、という感じです。勿論その間にも増えるかも。逐一告知していきます!

さて、昨夜のCheap Thrills、ありがとうございあした!まずはお呼びいただいた山田くんや共演の皆様に感謝、そしてお客様にも感謝、です。実は私は選曲スランプに陥って全然何するか決まらなかったのですが、突然前の晩にディスコっぽいのばっかり聴きたくなったので一応そういう気持ちで選曲したのでした(Renegade Soundwaveとかかけたりしたけど)。またやりたいです、よろしく!

さて飲んで暴れて乱痴気騒ぎ気味だった昨夜から一夜明けて今日は午前中普通に仕事していたのだが、仕事を終えて帰宅途中、家の近くのむかーしからあって気になっていたちゃんぽんのお店で昼食を取り、そのあまりの美味しさ、ヴォリューム、常連客とお店の方の軽妙なやりとり、全てに感動したのであった。本当に最高だった・・・。

もっといえば昨夜のイヴェントでも我が盟友ymdmkt氏の信じられない選曲と信じられないつなぎに本気で号泣し、また自分のDJ中、Jimmy Somervilleの「You Make Me Feel (Mighty Real)」かけたら、お客さんが「やばい!やばい!」と叫びながら踊り狂っていた光景にも感動した。なんか最近、DJしてリアクション良いことが多いのでなんか自分凄いかもー、とか勘違いしてしまいそうであるが、まあ、こないだのAOBA NU NOISEでの拍手喝采とか、感動するよねえ・・・。

ということで色々振り返ってみると、なんとなーく小さいレヴェルではあるが結構日々心動かす出来事に出会っているのであった。たとえそれがちゃんぽん(正確には皿うどんだったが)であれ、竹内まりやからBruce Springsteen、からのThe Undertones、というつなぎであれ、29年前にゲイのシンガーが同じくゲイのシンガーの曲をカヴァーしたレコードで盛り上がっている光景であれ。

逆に言えば対象がなんであれ、そういう気持ちが失われてしまったら私という人間はがらがらと音を立てて崩れてしまうのであろう。だからこそ私が私であるために、今日も今日とてレコードを聴いたりイヴェントをはしごしたり本を読んだり食事のことを考えたりするのだろうう。

そしてそのために今日も今日とてレコードが届くのだろう(そしてこれからもこうした言い訳を続けていくのだろう)。Rhyeの「Blood」

Blood
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Rhye
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がやっと届いたのであった。前作
Woman
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も気が付くと愛聴盤、であったが今作も即そうなる運命にある一枚である。基本線は、皆が「え、これ唄ってるの男性だったの?」と度肝を抜かれたMichael Miloshの美しいヴォーカルを軸に滑らかなソウルネスの感じられる上品な音楽、ということで前作と変わりはない。でも明らかに前作と違うのは軽やかさが後退し、どっしりとした、そしてより滑らかな感じに仕上がっているところである。これは基本生楽器で作り上げているということ、そして前作以来ライヴを行い、ライヴでの再現も踏まえた音作りになっている、ということも関係しているのだろう。ちょっとしたベースラインとかのハネ具合にもなんか生々しさが感じられ、そこらへんは以前よりもより強烈になっているのであった。色々他のアーティストの名前を出して語ることも大いに可能だけれども、そんなことよりもこの実に繊細な微妙なメロディを唄う声とどっしりゆったりとした美しい音はちょっと中毒になるわけで、それだけで良いよなあ、と思考停止である。