In My Room

告知!

csgb @Bar fam 2019年4月27日(土)21:00〜 ¥1500(1D)

Guest DJ: YMDMKT, 立花実

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk 

よろしくお願いいたします。

 

そしてその2日後

Zafari @Bar fam 2019年4月29日(月)21:00〜 ¥1500(1D)

DJ: Yamada, 5atoru, tdsgk

 よろしくお願いいたします。

 

土曜日、朝いつも通りに起床。録画もしているのだけれども、BSテレ東で今朝も『妖怪ウォッチ』が普通に放送されているのを確認。コマさんの「ずらー」を聞きながら血圧測定、朝食。NHKFMで「ウィークエンド・サンシャイン」を聴きながら車で出勤。Van Morrisonの「The Healing Game」デラックス ・エディション

ヒーリング・ゲーム(デラックス・エディション)

ヒーリング・ゲーム(デラックス・エディション)

 

 収録曲をピーター・バラカントークと共にたくさん聴き、そのすごさにやられ、と同時にこれも買わなければないのか・・・、とちょっと資金繰りに頭を悩ませながら職場に到着。

 

土曜日と言えども、そして半日の業務と言えども職場に来れば来たで慌ただしく時間が過ぎていく。思えば3月末にカナダから帰国してその後職場に復帰してから、慌ただしくない日は一度もなかった。「今日は時間がありそうだな」と朝の時点では楽観的な算段で臨んだにしても、まるで悪魔が私の時間を奪っていくかのようにあっという間に一日が過ぎていく。その悪魔は同僚の姿をしていたり、Eメールの姿をしていたり、電話の姿をしていたり、と様々だが私の時間を奪う才には非常に長けている、という点は共通している。エクソサイズしたい・・・

 

と願いながら半日業務もあっという間にほぼノンストップで終了。命からがら職場を抜け出す頃には空腹に耐えきれず、帰宅途中に1年ぶりくらいの製麺所兼食堂に立ち寄り昼食、と洒落こむ。以前はそばしかなかったのにメニューが若干変わって増えていて、混乱しながら注文。待ちながら中原昌也の『パートタイム・デスライフ』

パートタイム・デスライフ

パートタイム・デスライフ

 

 を読み進めようとするが、あっという間に注文したものが出来上がり取りに行く羽目になる。

 

失敗した・・・。私はここ数年お腹が痛くなるから、とラーメンつけ麺油そばの類は、数種の奇跡的にセーフなものを除き摂取していなかったのだが、以前とメニューが異なっていたということと早く注文せねば、という混乱から辛いつけ麺を注文してしまっていたが、それは見るからに私のお腹に悪影響を及ぼしそうなつけ麺、であった。そば、みたいなものと思い込んでいた私が悪かったのだが・・・。しかしなんとかセーフかも、と思いながら腹も減っていたので完食。ついでに軽くスープ割もしてちょっとだけつゆも飲む。

 

帰り道、佐〇急便の営業所に寄り、届いたレコードを引き取りに行く。最早〇川急便の営業所の方には、私の車を見るなり荷物を取りに走っていく、というくらい覚えられてしまった状態になってしまっていて、自分のこれまでの人生を振り返るには格好の場所である。

 

帰宅して届いたFat White Familyのアルバム 

Serfs Up! [輸入アナログ盤 / 数量限定ゴールド・ヴァイナル仕様 / DLコード付 / 180g重量盤] (WIGLP401X)_698 [Analog]

Serfs Up! [輸入アナログ盤 / 数量限定ゴールド・ヴァイナル仕様 / DLコード付 / 180g重量盤] (WIGLP401X)_698 [Analog]

  • アーティスト: Fat White Family,ファット・ホワイト・ファミリー
  • 出版社/メーカー: DOMINO
  • 発売日: 2019/04/19
  • メディア: LP Record
  • この商品を含むブログを見る
 

 に針を落とす。最高すぎないか、これは・・・。

 

感動に打ち震えながら聴き終わり、もう1枚届いたCarla Dal Fornoの7インチ

So Much Better [Analog]

So Much Better [Analog]

 

 に針を落とす。名曲じゃないか、これは・・・。

 

感動に打ち震えながら『パートタイム・デスライフ』を読み進めようとするが1週間の疲れが出たのか寝落ち。目が覚めるとやはり腹が痛くなっており、もう無防備にラーメンつけ麺油そばの類は喰わない、と誓う。腹を労りながらRoedelius

Diary of the Unforgotten (Selbstportrait VI)

Diary of the Unforgotten (Selbstportrait VI)

 

 を聴き、元気になりつつあると確信しながらGinger Ale

Laidback

Laidback

 

 の12インチやGodfleshの12インチ 

Slavestate (Remixes)

Slavestate (Remixes)

 

 更にはThe Young Godsの最初の12インチとかを立て続けに聴いて高まったところで、やっぱり何だかお腹も痛いが車で出かける。

 

今日はZirashiとSpike Shoes、FarandellとFixedのライヴ。会場で小中の同級生やたくさんの友人知人に会う。ライヴは勿論どれも面白かったがFixedの爆音には久々に生命の危険を感じた。耳の奥まで揺さぶられるほどの、体が軋むほどの轟音を浴び、耳がさーっと言う感じが抜けぬまま会場を後にして駐車場から車を出そうとしたら、料金を払ったのにロック板が下りずに車が出せない事態に。コールセンターに電話をするも、電話が大変混みあっているらしくそのまま待ってろと言われるままに4分以上経過してやっとオペレーターが対応。しかし今の時代どこの、何のコールセンターでもいつでも大変混みあっているな・・・。

 

業者が到着するまで15分ほど、タバコも吸わずiPhoneで何かを見ることもせずにただただ虚空を見つめ今日という日を振り返りながら待ち続け、何とか車を出して大友良英のラジオ番組を聴きながら帰宅。晩飯はライヴ前に食べた小ぶりな佐世保バーガー1個。

 

日曜日はいつもの時間よりも10分ほど遅く起きて、洗濯物を干したりコーヒー豆を挽いて淹れて若干のんびりの朝(耳はまださーっと言っている)。それからクリーニングを出したりして午前中をやり過ごし、昼食は比較的近くのピザ屋へ。

 

ランチ時はサラダ食べ放題、スープ飲み放題、飲み放題で980円税抜きなのだから最高すぎる。昨夜帰宅して風呂に入って耳がさーっという状態ながら、そして疲労で即寝落ちする寸前ながら、嗚呼めちゃくちゃ沢山野菜が食べたい・・・、と思ったが故の提案、チョイス。勿論サラダはたくさん食べられて美味しいし(3回おかわり)ピザも美味しいが店内BGMの音量、店の他のお客さんの声、椅子を引きずる音、食器の音などが大きく、耳もさーっとなっているのでなかなか会話が大変だが話している相手の目と口を見、そして話しの流れと断片から会話を続けることに成功、という時間。使用言語は日本語。

 

その後無印良品であぶらとり紙を買ったり(ファミリーマート無印良品の商品を置かなくなってしまったのだが、このあぶらとり紙に関してだけは本当に困る。もっとも最近では色々枯れてきたのか脂もあまり気になるほど出ないので使用頻度は著しく減ったが・・・)、1人になって友人のレコード屋に寄ってみたが案の定カネコアヤノの7インチは売り切れていたり、とかやって帰宅し16時からNHKFM片寄明人さんの「洋楽グロリアスデイズ」をまどろみながらも聴き、Tina Turnerの「Let's Stay Together」もそういやHeaven 17、というかB.E.F.の仕事か・・・、このアルバムも聴きたいな・・・、と思ったので中古レコード屋に探しにでも行くか・・・、と思いながらも『パートタイム・デスライフ』を読み進め、読了。1人で読書していると声を出して笑えるから良い。今作は体言止めと反復とカフカ的な何も解決されなさ具合が肝で本当に面白い。多分彼の著作の中でも本当に最高の1冊なのではないだろうか・・・。

 

この後また夜に出かけなければならないから、大人しくFenneszの「Agora」 

Agora

Agora

 

 を1人で家で聴く。耳はさーっと言っているが大丈夫である。色々なところで名前を見るから全然そんな気はしていなかったが前作 

ベーチュ

ベーチュ

 

 からはもう5年も経っていた。King Midas Soundとの共演

Edition 1 [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRZN225)

Edition 1 [帯解説 / 国内仕様輸入盤CD] (BRZN225)

 

 とかMahlerのリミックス 

Mahler Remix

Mahler Remix

 

 からも随分経っていたのだな。今作「Agora」は何だか録音環境としてスタジオがなくなってしまった(どういう理由からはわからないが)らしく、基本的にどうやらパソコンとギターとを基本に作られた作品のようである。そしてここ最近の彼の作風に顕著だった抒情的な側面もちょっと影を潜め、全体的にレイヤー状になったギター(とすぐにはわからないようなくらい加工されているけれども)が迫る、ドローン、というかアンビエント的な、寄せては返す波を感じるようなアルバムになっている。そんな制限のある状態で作られたとは思えないほどの広がり深みは、何だか彼のこれまでのアルバムと比べてもより際立っておりなんだか飲み込まれそうな感じの音の塊である。しかし冷たさはなく、どこまでも気持ちの良い無重力空間の音楽。