The Right Thing

4月11日(土)に開催予定でしたAOBA NU NOISEは開催延期、になります。

 

そうなんです・・・。残念ですが今回はAOBA延期、とさせていただきます。勿論昨今の色々な状況を鑑みて、ということです。ただ直接的には、何よりもAOBAの皆が色々気兼ねなく、わーっとできるパーティが一番、だと思うので今はそういう時では残念ながらないな、ということです。多分またすぐにけろっと、わーってパーティやりますのでよろしくお願いいたします。

 

しかし年度末のどたばたが、今年はとくに凄くどどどどどどどどたたたたたたたたばばばばばばばばたたたたたたたたで、こないだ久々に血圧が上140を超えたりした、ストレスで。

 

でもそれもなんか一段落して、あとは新年度を無事に(無事かどうかは神のみぞ知るが)迎えるばかり、とほっとしたら、嗚呼、なんか温泉行きたい、とか思ったのだけれどもそれも今度は時期的に、そして外因的になかなか難しく、結局何もなく普通に家にいるのであった。

 

現状に関して極度に悲観はしていないが、何か変に楽観的に楽しく、というのも違和感があるのでもう淡々とやっていきたいものである。震災の後は希望でも持たないとやってられん、という状況にこの町に住まう者としては感じたわけだが(つまり結構どん底だったからな)、今は水も電気も物流もあるわけで、嫌な感じではあるし、気を付けながらではあるが、ある程度ノーマルに過ごせる、というのは何らパニックになる必要がないのではないか、と思うのであった。

 

勿論色んな状況の人がいるし政府与党は本当にゴミだと思うけれども、こういう時はYahooコメントなんか見ないで、自分の身の回りのことを色々やっつけていこう、と内省しながら思ったわけである。あと署名したりしながら。

 

しかしこれから、ずっと家にいろ、とかいう風に言われたら、ちょっとなあ・・・。まああくまで私の場合は結構普通に大丈夫なのだが、たまには友達と遊びたいものだ。レコードの話とかしたいじゃないですか、Simply Redの「Men And Women」についてとか。 

Men and Women [12 inch Analog]

Men and Women [12 inch Analog]

  • アーティスト:Simply Red
  • 発売日: 1995/02/02
  • メディア: LP Record
 

マンチェスター出身の彼らの87年のセカンドアルバムである。当時、とくに好きで聴いていた、という感じでもないのだけれども、ラジオやテレビでたくさん彼らのことは目にしたり聴いたりしていたものである。Duran DuranやINXSとかを手掛けていたAlex Sadkinがプロデュースした今作は、結構煌びやかな音作りがなされていて、なんでもメンバーがあんまり気に入っていない、という話も聞いた記憶がある。でもこれがまた、今聴いてみるととてもよくできたポップアルバム、として後にも先にもこういう作風のアルバムもないので、意外に楽しく聴けるのである、33年くらい経つと。Lamont DozierとMick Hucknallとの共作、なんていうものも入っていてより一層バンド(というかMickかな)のソウル志向が露わになっているわけだが、ちょいと曲が弱めなところとかもあったりする。でも多分バンドの勢いとアップテンポめの曲が多いこともあって、とんがり過ぎず落ち着き過ぎず、という良い塩梅で1枚聞かせてしまうのはさすが、とあんまり彼らの熱心なファンでもない私でも思わざるを得ない。しかしチャラめの歌詞連続の中で、A面ラストのCole Porterカヴァーが染みる。ちなみに当時来日して、外タレは口パクがほとんどだった「夜のヒットスタジオ」でいきなり生歌で歌ってたMick Hucknallのヴォーカルのソウルフル具合は最早言わずもがな、である。