If You Don't Know Why

8月はこれ!

csgb Vol.88 2022年8月10日(水)20:00~@ Monet

入店: 2000yen(1D)

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk, hirasho

休みの前の日、ということで水曜日開催になります。ひさびさのレギュラーメンバーでの開催になります。なにはともあれまずは健康第一、なんですがよろしくお願いいたします!

 

で、馬鹿みたいに毎日暑いのでそろそろTシャツ足りなくなってないですか。

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!Tシャツは何枚あっても問題なし!
 
金曜日の「Sendai Colony」ありがとうございました!私は四半世紀以上DJみたいなことやってんのになんでこんなに縦フェーダーに苦戦してるのか、という泣きたくなるほどの荒いつなぎでしたが、我が家の「○○の別ユニットだから買ったらたまたま」とか「△△のリミックスだから買ったらたまたま」という偶然の4つ打ちメインでやってみて、自分でも新鮮でした。とはいえWireとかBalaam And The Angelとかかけたり、ほっとくと必ずかけてしまうニューウェイヴダンスミュージックとかかけたりしてたんですが、「こうやってくれるだろうと思っていたことをやってくれた」とモノリスくんに嬉しそうに言われたので私も大変嬉しかったです。私以外の出演の皆さんのプレイには本当に全てに感心するところしかなくて、本当に良い夜でした!長い付き合いの方々とまたこうして遊べるのはとても幸せだな、としみじみ感じたのでまたよろしくお願いいたします。
 
ただ、なんかそういう楽しいことの裏側に、やれ疫病だ、やれ戦争だ、やれ経済だ、やれ環境問題だ、となんともキナ臭いものがべったりと張り付いて付きまとう最近の世の中、本当にしんどいと感じることもあるけれども、何とかサヴァイヴしていかなきゃいけないのなら、個人的に楽しいと感じられることの強度を上げていかねば、と思った1週間だったし、昨夜だった。
 
あとフジロックの配信でCorneliusのライヴを観て、ちょっと、音楽があって良かった、なんていう日頃あんまり口に出さないようなことまで口走りそうになるくらいとても良いライヴだったので、何と言われようと何があろうと音楽聴いていこう、と別に誰に求められているわけでもないけれども思ったりもした。
 
Jack Jの「Opening The Door」とかさ、聴いていこうぜよ。
Opening the Door

Opening the Door

  • アーティスト:Jack J
  • amidst
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オーストラリア出身でカナダはヴァンクーバーを拠点に活動している彼のファーストアルバムである、って案の定これまで寡聞にして知らなかったです、はい。でもこのアルバム、なんか気になって聴いているのだが、ダンスミュージックを作ってきた方、なんですか本当に?という宅録感漂う、メロディアスなヴォーカルが乗っかる所謂ネオアコ(っぽい)ナンバーやらダブっぽいインストやらどれもが本当に涼やかで、まさに「良い塩梅」という言葉の似合う作品である。Suzanne Kraft

About You

About You

  • Melody As Truth
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も同じように、アルバム出したら歌もの(しかもネオアコっぽい)だった、というエレクトロニック系の方だが、それに近いかも知れない。ただこちらのJack Jさんはよりエクレクティックなアルバムでこれまでの経歴も引き継いでいるような、そういう音処理が随所に感じられる。そしてたゆたうようなメロディをさらりと歌う感じのヴォーカルや全体のふわっとした感じは、何と言うかArthur Russellが作っちゃいそうな、そういうことまで言いたくなるような、そんなアルバムである。今年の夏はこれで決まり、と言いたくなる部屋の温度が2度は下がるであろう作品。