Saffron Laudanum

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

7月22日にはまたAOBA NU NOISE関連でイヴェントある予定なので、お楽しみに!

 

前回の更新から約1週間経ったわけだが、この1週間はまー私にしては珍しく何とも調子の悪い1週間であった。あまり、絶好調だぜ、という時がない私でもかなり堪えるくらいになんだか調子が悪くて、なかなか乗り越えるのに苦労したものである。

 

それはこの気候のせいなのか。気圧が乱高下した1週間、暑かったり肌寒かったり、晴れたら降ったり、なんだかめちゃくちゃな天気に弄ばれて頭痛やら眠気やら気怠さやらと斗いながら、盛大に寝坊したりしながら這いつくばって切り抜けたものである。

 

加えて外反母趾疑惑、である。早速ドラッグストアでサポーターを買い求めてみて、なかなか快適になったけれども(とくに自宅で)、それが右足の親指と人差し指の間、そして薬指と小指の間に柔らかい「何か」がはさまる構造なのでまあ良いのだけれども長時間着用しているとくに薬指と小指の間が痛くて痛くてなんだか難儀するので、今度はアマゾンで親指と人差し指の間にだけ柔らかい「何か」がはさまるサポーターを買い求めてみて、これはなかなか快適であったが押さえている部分が少ないが故にすぐずれて、これはこれで難儀ということで世の中なかなか「One Size Fits All」ってのは難しいものだ、と思うのであった。

 

でもそれのおかげで足指に関しては何だか先週よりは調子が良く過ごせているのはこの1週間のせめてもの救い、であった。あとは届いたレコードがあっても聴けず、友人や知り合いのこれ食べましたこれ飲みましたここ行きました、という楽し気なSNS投稿をずきずきする頭を抱えながら眺める日々だったのである。

 

金曜日には週末の疲れもあってこれは死ぬな、という疲労感に朝から苛まれていたので、午後に備えて「やべ~勢いですげー盛り上がる」のStillichimiyaりんご音楽祭ライヴヴァージョンを昼休みに貪るようにYouTubeで視聴して


www.youtube.com

笑い泣きしながら午後を乗り切るための鋭気を養ったりした。

 

からの土曜日には休日出勤で講演をかまし、もう今週限界、みたいな気持ちで車で帰り、途中自動販売機で飲み物買おうと思って車停めてエンジン切って飲み物買って、乗り込んだらエンジンがかからなくなり、JAFを呼んでバッテリー復活させてもらってその足でバッテリー買って交換、というなんだかもー、という1週間だったんだぜ。

 

ということで久々の休みの今日はなんだかぐったりとしているのだが、昼に作ったアーリオ・オーリオ・エ・ペペロンチーノは美味しくできたし、つかさ屋にだって行けたし。つかさ屋の売り切り市では、意味不明に殺気だってショッピングカートで突っ込んできたババアにネギで脇腹を刺されたけどまあ大丈夫だ。思えば昨日バッテリー交換中に項垂れながらそのカー用品店近くのラーメン屋で食べてたら、店員のお姉ちゃんにお盆で脇腹刺されたね、なんだろうね。脇難の相でも出ていたかな・・・。

 

来週はもっとしゃきっと乗り切りたい。そのためにもDavid SylvianStephan Mathieuの「Wandermude」を聴いていた。

Wandermude

Wandermude

Amazon

2013年リリース作のリマスター+未発曲追加での再発である。アナログまで初めて出る、ってなったらそりゃあ、というものである。ここんところ再発づいているDavid Sylvianであるが、今度10枚組のボックスが出るとかいう話で、いやーどうしよ、と思ったが全曲既に持っているものだったので今回は華麗にスルー、かな、と今のところは思っている。今作は「Blemish」

のヴォーカル以外の音素材をもとに、近頃引退を表明したStephan Mathieuが解体再構築を施した作品で、まあとても美しい音響が楽しめる作品である。Fenneszも参加しているのだけれども、音的にはなんとなく彼の作品にも近い印象のノイズ混じりの音の波が寄せては返す感じで、実に心落ち着く作品、でもともと大好きだったわけである。で、それを今回はアナログで聴けるなんて、という悦びの1作。で今回追加された1曲は本編とは逆にStephan MathieuからのネタをDavid Sylvianがリミックスしたもので、それもまた大らかな海原のような感じの1曲で、やはり最高である。