Angel

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

7月22日にはまたAOBA NU NOISE関連でイヴェントある予定なので、お楽しみに!

 

私の足はなかなかに面倒な奴で、巻き爪に悩まされていて爪を切るのが一苦労、ということはこの長い拙ブログの歴史の中で一度や二度、話題に上っていたように思える。

 

で、それはそれとして。最近とみに右足の親指の付け根の辺りが痛くて、大層難儀していた。なんか親指の横に変にマメもできるし、なんじゃこりゃあ、と悩んでいたのだが、家で足をよく見てみると右足の親指が人差し指に向かって曲がっておる。あれ、こんなに曲がるものだっけか、と思い左足を見てみるとそんなでもない。うわ、俺の右足なんか変だ、と思いながらいたのだけれども、ふと思い当ってある言葉を検索して調べてみたところ、どうもそれが図星のようである。

 

外反母趾、ってやつのようだ。女性に多い、ハイヒールを履くとよく起こる、とかいう説明を見るのだが、どれも当てはまらない。当てはまるとすれば、土踏まずがないが故に足のアーチってやつが崩れていて、それが原因で、ってやつである。私は恐怖の偏平足人間なので足の裏がぺったらぺたらこ、なんだよなあ。

 

余談だが、今ぺったらぺたらこ、という表現が急に呼び覚まされたけど、これなんだっけ・・・?あ、水木しげるの漫画(『ゲゲゲの鬼太郎』?)で人間が妖怪のフレーズを使ってバンドで曲出したら大当たりして、でもそのせいで妖怪に・・・、とかって話のその妖怪のフレーズ・・・?今検索したらだいたい当たってた。覚えてるもんだな・・・。

 

しかしこうなんか名前が付くと、ちょっと重たい気持ちになる。例えば近いものが見えづらくて、とか言っているうちは平和だが「老眼」と名付けられるとずーん、なんか歯が痛くていや歯茎の痛みかな疲れかな、とか言っているうちは平和だが「虫歯」となるとずずーん、で、足の親指がなんかな、(中略)「外反母趾」、って感じでずごーん、である。

 

なるべくネットで検索したくない(いや、なんか病気とかいろいろ検索するとだいたい死ぬでしょネットだと)のだけれども、歩くのもちょっとなんだか難儀しがちだから、なんかサポーターとか良い感じのあるのだろうか。あーなんか憂鬱だけれどもドラッグストアにでも行ってみるか・・・。

 

ところで外反母趾といえば、それが理由で活動休止したアイドルいたよな・・・。あの、なんだっけ、土屋昌巳とかMick Karnとか屋敷豪太とバンドやってたあの女の子、と思って検索してみたらビビアン・スー、っていたな!しかし我ながら思い出し方・・・!

 

Little Simzの「No Thank You」はそんなブルーな気分を飛ばしてくれる大変に痛快なアルバムだ。

前作

が大変に高い評価を受けてまあ大変に盛り上がり、色々良し悪しだったようでそれのバックラッシュも踏まえて2022年12月にサプライズリリースされたアルバムのアナログである。10曲を2枚に分けたなかなか贅沢な作りである。SaultのInfloがプロデュースやら演奏やらやらで大活躍、さらにはCleo Solもヴォーカルで参加、曲によっては大胆なサンプリングにオーケストラに、というバックに乗せてLittle Simzが業界の嫌なとことかスピリチュアルなことやらパーソナルなことやら、をラップしまくるヒップホップなアルバムである。しかしInfloのおかげかジャズファンク的キャッチーさ、更にはゴスペルのりも濃厚、ということでサプライズリリース故にシンプルな、ということも全くなく、前々作

をより生っぽく展開した風情も感じられて、まあ、要は最高の1作、である。しかし彼女のアルバム、どれも本当に外れがなさ過ぎて感服、である。