The Parasite

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

7月22日にはまたAOBA NU NOISE関連でイヴェントある予定なので、お楽しみに!

 

もう7月になってしまった。2023年の上半期も終了、というのがにわかには信じがたいわけだが、これは日本の場合年度、というものが4月から始まるが故に、もう半分終わりなの!?というのがより一層体感的にみじかっ、と感じられるのではないかな、と思うのだった。

 

さて、なんだかTwitterがおかしくなってる、とよくわからないけれども話題になっている昨今だけれども、私が知っているTwitterは、なんか今までと全く変わらない様相を呈していて、不思議だ。

 

多分私が適当にしか利用していないからなのだと思うのだけれども、こういう時不思議に疎外感を感じたりもする。みんな僕の知らないTwitterを知っているんだな、ふーん、そうなんだ・・・、という気持ちになってしまったりしたのだった。

 

Twitterとか、見れるタイミングに見れる範囲でしか見ていないからなのかな、と思うし、別にマジでどうでもいいのだけれども、お前はこうやって色々な機能のほんの数パーセントしか利用できないまま、だいたいそうだお前の人生もお前に与えられた機会のほんの数パーセントも利用できないまま、わからないこと知らないことだらけのまま死んでいくのだ、と誰かに言われているような気がしてきたりして、あれですね、これはお疲れ、なのですかね。

 

疲れた時にはSwansしかないだろう!ということで新作「The Beggar」を聴く。

Beggar

Beggar

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約4年ぶり、16枚目のアルバムである。やっぱりCDは2枚組、といういつもの大ヴォリューム、そして直前にはアクースティックヴァージョンがリリースされて、というのも変わらず、である。もう私はSwansに関しては明らかに常軌を逸したファンなので、もう悪いわけないじゃん、としか言えないのだけれどもやっぱり今作も、最高の1作である。あ、まだ1曲なんだ、という様々な展開を見せる長尺曲が多く、ついには43分超えの曲なんてのも出てきた。しかしいったんバンドを解体してからの前作

Leaving Meaning.

Leaving Meaning.

  • アーティスト:Swans
  • Young God Records
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からのノリはひきつがれ(まあ、メンツは結局バンドの人々がほぼいるのだけれども)Ben FrostやLucy Krugerも参加して、意外にヴァラエティ豊かな音にはなっている・・・、ってあくまで比較的、の話であって、結局のところ展開はあれども重苦しい地を這うような曲が連続するのは確かである。でも、風通しの良い瞬間があったり、ハッとする瞬間もあって、ここに来てまたSwansの音、というものがネクストステージに進んでいるのは事実。まさかこんなに進化を止めないバンドだったとは、と初期の頃から考えると驚きではあるのだが、思えばずーっと基本線は保ちながらもどんどん変化はしていったバンド(途中お休みもあったが)だったのではある。そのことに気づいちゃうと、また次のアルバムが楽しみになる、というそういうことが2010年の再始動以来続いているので、もうついていくしかない、ですよね。また来日したら観たい。2016年に観た時は2時間45分やって5曲、だったなそういや。