The Headmaster Ritual

csgb Vol.97

2023年5月26日(金)20:00~  @ Monet

Door: 2000yen

Guest DJ: T. Matsuura, tmym

DJ: Shinshin, 5atoru, tdsgk

今回もひらしょーくんお休みなんですが、先月に引き続きtmymさん、そしてなんと私のバンド仲間でもあった松浦孝行くんが出てくれます!ちなみに私は翌日東京出張!

 

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

先週の金曜日はいつものメンバーでの飲み会、そして土曜日にはパリ在住のお友達の結婚パーティ、ということで日頃ひっそりと暮らしている私にしては珍しく2夜連続のお出かけであった。

 

両夜とも頭おかしくなるんじゃないか、というくらい面白かったし、お酒もたくさん飲んだ。しかし「楽しいお酒は翌日に残らない」という私の持論通り元気に過ごせている。まあさすがにお疲れではあるが、会いたい友達にも懐かしい友達にもたくさん会えて、なんか今週も乗り切れそうである。

 

そんな中今日の昼過ぎに母から電話が来て、私のいとこが亡くなった、という報せであった。多分60歳くらい、だと思うのだが、嫁いでからもう数十年会っていないのでよくわからない。よくわからないけれども、何だか若いのになあ、と哀しい、というか寂しい気持ちになった。またその報せを母にくれたのもそのいとこの父親、つまり私の亡父のお兄さんなわけで、なんだか色々と切ない気持ちになった次第である。

 

人は死ぬものであるけれども、死ぬ前に色々しないとな、とか会いたい人に会っておきたいな、と色んな人に会って楽しかった週末を過ごしたばかりだから思いを新たにしたものである。そう、年齢とかあんまり関係なくみんな死んじゃうから・・・。

 

先週は急にThe Smithsが聴きたくなって車にボックスセットを持ち込んで(私の得意技)聴いていて、「Meat Is Murder」というアルバムがとくに久々に新鮮な印象であった。

1985年リリースのセカンドである。私はリアルタイムで聴き始めたのは86年の次作

からだったが、確か87年の3月くらいには「Meat Is Murder」買って聴いてたな。アメリカ盤のアナログだから「How Soon Is Now」がジャケにクレジットないけどB面の頭に追加収録されている奴。で、勿論名盤なわけであるが、長尺の陰鬱なタイトル曲もあれば、ファンキー、とも言える曲、がしゃがしゃとした熱いバンド曲、結構洗練された美しいナンバー、とかなりヴァラエティに富んでいて、ある意味過渡期のアルバムでもあるがMorrisseyのお経のようなヴォーカルはよどみなく、歌詞も辛らつだったりユーモラスだったり、と絶好調である。Johnny Marrのギターも多彩で1人で色々やって大変だっただろうな、と今さら思いやったりした。しかしこのアルバムを久々に聴いて一番感じたのは、これはベースのAndy Rourkeのアルバムである、ということである。「Barbarism Begins At Home」の大変なことになってるバッキバキのベースは勿論のこと全曲彼のベースが、良い意味で違和感を残しながら印象的なフレーズを弾いているので、このアルバムの曲を思い出すたびに大体まずはベースのフレーズが思い浮かぶ、というのも結構賛同してもらえるのではないか、と思う。

 

とか言っていたらAndy Rourkeも若くして亡くなってしまって、結構堪えるものがあるなあ。