Suchlike Horses

AOBA NU NOISE 

2023年7月22日(土)19:00~ @ 1P BOX 

https://www.instagram.com/ooooo_sendai/?hl=ja

Door: 2500yen

LIVE: 極東ディメンジョン、Deadkebab+Psychics、B. Toriyama、King Rambo Sound、HERNEAR

DJ:  EVOL, Casin

多分世の中には色々なイヴェントがある、と思うのですがこんなに長いことやってて、色んな場所で色んな形態でやってるのもあんまりないのかな、と思うAOBA NU NOISEです。ということで今回も多目的倉庫でやっちゃいますが、めちゃくちゃ相性の良いところですので、ざっくばらんに楽しめると思います。お待ちしてます!EVOLはCDのみですが、あんまり色々もう関係なくやりますのでよろしくお願いいたします。場所とかよくわからなかったら連絡ください、もうこの拙ブログのコメントとかにでも!

 

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

そういえばこの間同僚の20代女性(台湾人)から、「インターネットとかスマートフォンとかのない時代の高校生活ってどんな感じだったんですか?想像もつかなくて」と言われて(英語で)、物凄く、えっ、となったのだが、そうだよね、そういう時代、ですよね。

 

だから、私の高校時代とか、インターネットもスマートフォンも、なんなら携帯電話もなかったし、移動手段だって馬か牛、貨幣の代わりに貝とかを使っている時代だったんだよ、テレビもラジオも石でできていて、とか英語で答えたのだが、なんとか私の淡々としたジョークも伝わったようで良かった。

 

逆にそういうネットやらスマフォやらがある高校時代を私は全く知らないので、なんとなく想像力で補いながら毎日過ごしているわけなのだが、本当に何してたんですかね、高校時代。一つ言えるのはこんなに頻繁に人と連絡を取ったりはしていなかったよな、ということである。

 

電話、というものはまあ石でできていたけれども私の高校時代にはあったし(淡々としたジョーク)、もちろん「イエデン」

で、使ってはいたけれども毎日なんだかんだ、というものではなかった。だから、今の高校生よりは疲れてなかったんじゃないかなあ、と思うことは多々ある。

 

だって、疲れるでしょう、他人とメールでもSNSでもずっとやり取りとかって。今でこそ連絡を取るのはすごく簡単になったよね、という感じだけれども、それは50歳近い私たちが昔よりは楽だなー、とか言ってイヴェントの打ち合わせしたり飲み会のやり取りしたりレコードの話したり、というアダルトな魅力溢れる使い方をしているからであって、高校生の野獣のような勢い(偏見)だったらもう四六時中誰かとつながりっぱなし、になるでしょう絶対。それは確実に疲弊するだろー、とこの年齢だと思うのだけれども高校生は感じないのか、むしろそれでパワーをもらったとかアオハルとか言ってるのか。それはもう新人類、だな・・・。

 

どの世代も下の世代のことは得てしてわからないものだが、インターネットが10代の早いうちから身近だった世代は、明らかにその上の世代とは異なる生き物だと思うのでそう踏まえた上で付き合っていかんとな、と最近は思うのだが、まあ難しいよね、なんせ私の高校時代はまだ鎖国してたし、あとCDなんていうものを買って聴いたりしていたし(淡々としたジョークと真面目な話)。

 

Blake Millsの「Jelly Road」

Jelly Road [12 inch Analog]

Jelly Road [12 inch Analog]

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をレコードで聴いて、それから車でアップルミュージックで聴いているのだが、これ何なんだろ、このアルバム。グラミー賞とか取ったりしてるギタリスト、シンガーソングライター、プロデューサーの新作、である。私寡聞にして先日のPino Palladinoとの共演アルバム

Notes With Attachments 

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とかBruce Hornsbyの諸作

'flicted

'flicted

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Absolute Zero

Absolute Zero

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とかSam Gendelとの諸作で知りえた感じの人なのだが、もう大注目の人だったんですな、長いこと・・・。いやいやお恥ずかしや。今作はChris Weisman(これまた寡聞にして未聴)との共作になっていて、なんかつかみどころがないのだけれども、ミニマルに曲が展開する中ですごくひっかかるメロディ(本当にすごくひっかかる)が亡霊のように現れては消え、ギターのレイヤーが現れては消え、ドラムもあったりなかったり、木管楽器(Sam Gendelさんのあの音)が現れては消え、「Wendy Melvoin」なんていうインスト曲があるなとか思ったらそのタイトルのご本人が結構参加していて興奮したり、とアクースティックギター中心なんだけれどもブルージーというのともフォーキーというのともサイケ、というのもまたなんか違うような、強いて言えばアンビエント(という言葉から受ける印象ともまた違う音ではあるが)、みたいな感じ・・・であろうか。歯切れが悪くて申し訳ないのだが、めっちゃ最高、ということは間違いなくて、なんなんだこのアルバムは!!