Asking To Break

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

ご無沙汰しておりました。マジで激務過ぎて仕事以外のことはほぼセーヴしておりました。

 

まあ傍から見ればそんなに激務ではないのかも知れない。拘束時間がとてつもなく長いというわけでもない。ただ、私はどちらかといえば下請けのような仕事なので私のペースでは全く進められない、量も決められない、予定が立てられない、そして舞い込めば大至急、且つミス厳禁、という感じの1週間だったので、まあ疲弊して夜遅く帰宅してもご飯食べて酒飲んで風呂入るまで寝て風呂入って寝て、という感じでPCとかに向かう気力もなかったわけであるし、なんならレコードをターンテーブルに乗っける気力すら、なかった。これは私の中では末期的な状態であることはおわかりかと思うので、俺死ぬのかな、とかふと思ったりもした。

 

3連休も当然仕事で、命からがら先週土曜日のテニスコーツ+皆木大知と飛ぶ夢バンド+村田学+澁谷浩次のイヴェントには行けたが、そこに至るまでの仕事が本当に悲惨な道のり過ぎて、あの日はイヴェント以外のことは思い出したくない。翌日曜日は別の仕事で早朝から気仙沼に行ったりとかで、まあやっぱり悲惨、であった。やっと今週に入って少し改善の兆しが見えたものの、昨日から今日にかけては、また別件で怒髪天を衝く事態になり電話で相手にブチ切れながら対応、とかしていたので、なんだか大分すり減ったなあ。

 

今この世界で起こっている戦争の数々も私をすり減らしているのだが、そんなことで俺をすり減らすんじゃねえよ!ということも身近で日々起こり続けていたので、不謹慎極まりないながらも、ウクライナに、ガザに、そして俺に、早く平和を願うばかりである。

 

James Blakeの「Playing Robots Into Heaven」は久々にすんなりと聴ける彼のアルバムだった。

Playing Robots Into Heaven [12 inch Analog]

アルバムとしては2枚目

Overgrown

Overgrown

Amazon

くらいまでが好きで、それは多分クラブミュージック的な側面と彼のチョップされて加工されたソウルフルなヴォーカルが拮抗している感じが凄く面白かったからなのだけれども、R&B方面での仕事が増えるにつれて、もうそろそろちょっと違うかな、という気持ちになっていた。しかして今作は、日本仕様の帯に「原点回帰」とか仰々しく書いてあって、私の好きな拮抗しているスリリングな感じがあってしっくり楽しめている。とはいえ懐古的、というものでもないとは思うのだけれども。結構ノイズ混じり、良い意味でとっ散らかっている、そして攻撃的な速いビートもある、アンビエントみたいな感じもある、非常に断片的である、ということでこれまた良い意味で落ち着かない。そこが良い。それでも下敷きにしている曲が今様のR&Bナンバーだったり、ということもなんとも色々折衷的な彼の魅力が良く出たアルバムである。