At Moment's Edge

AOBA NU NOISEのTシャツです。

aobanun

そして

10月28日(土)にもイヴェントあります!その日、仙台では本当に良いイヴェント目白押しなんですが、こちらにもふらりと顔を出していただけるととてもうれしいです。よろしくお願いいたします。詳細はまた後日!

 

3連休も今日で終わりであるが、結局昨日も一昨日も仕事だったので実質今日だけしか休みがなかったな。そして昨日までの秋晴れと打って変わって雨模様で肌寒く、まあそういうものである。

 

しかしニュースを見ていると本当になんだかふさぎ込む話しかなくて、それはどこかの芸能事務所の話とか(いや人権問題だよな、というところから何だか遠く離れつつあるのはテレビが扱うとそうなってしまうものなのか)、イキった土浦ナンバーのローライダーのオールズモビルが渋谷で事故を起こした話とかそういうことではなく、イスラエルパレスチナ、というかハマスとの戦闘とか、ひいてはアルメニアアゼルバイジャンの話とか、勿論ロシアとウクライナの話とか、人間って一体なんなんだろうな、国ってなんなんだろうな、宗教ってなんなんだろうな、とか思わせられることばっかりで、なんでなんだろうな、と素朴に不思議なんだよな。

 

わかったふりもわからないふりも良くないけれども、この歳になってもまだまだよくわからないこともある。でも戦争はイヤだな、本当に、ということはわかっている。あとレイヴがロケット弾とか兵士とかに襲撃されて、とか本当にディストピア的に対比が凄すぎて、フィクションの世界をあまりに現実が超えてしまってるが故に動揺している、ということもわかっているつもりだ。

 

レコード聴いてのんびりとかできるだけでもありがたい世の中なのだが、Lathe Of Heavenの「Bound By Naked Skies」とかを楽しんで聴いている。

ニューヨークのそれぞれ違うバンドで活躍しているメンバーが集ったバンドのファーストアルバムである。これが!!良いレコードたくさん最近も聴けてたけど、最も血湧き肉躍る、なんなら変な話だが、性的な快楽すらも凌駕するほどの興奮をもたらしてくれるレコードであった。ちょっとバンド名の羅列になるけれども、Gene Loves Jezebelが初期の勢いのまま80年代半ばから後期にかけてのキャッチーさを纏ったような、Killing Jokeが初期のパワーをそのまま80年代半ば以降の音源にぶつけたような、Sad Lovers & Giantsが初手からがっついていたような、というメロディアス、抒情的な面とハードコア界隈のメンバーによるガッツ溢れる面とがうまく融合してしまって、とんでもない傑作が生まれてしまったのであった。えっと、色々好きな音楽あるけれども、私の好きな音楽ってこういう感じです!と胸張って言ってしまえる久々の傑作。ここでハイハットが16ビートを刻むのか!とかこのギターの音が!とか1曲毎に語りたくなる今の時代に正気を保つために必要な音楽であるのよ(超個人的に)。