Passage Through The Spheres

バードランドでは初開催になるAOBA NU NOISEの詳細です!ちなみにわたしたちEVOLは早い時間、16時30分からとワイキキ終わってからの時間にもぶちかましますので、乾杯したいです!

AOBA NU NOISE

2024年2月3日(土)16:00~ @Sendai Birdland

Adv: 3000 yen +1D(600yen)Door: 3500 yen+1D(600yen)

チケット予約: sendaibirdland@gmail.com

Live: Waikiki Champions, IllJaponia(Taigen Kawabe from Bo Ningen), 食品まつりaka Foodman, ARAKAWA ATSUSHI, King Rambo Sound, Masaki Saito

DJ:  EVOL, Ian Martin(Call And Response), Shibuta, Menchan, Ryota

アルバム

街 -MACHI- [CAR-32]

街 -MACHI- [CAR-32]

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リリースしたWaikiki Championsのリリパ、です。おわかりのとおり、かなりの盛沢山なメンツです!また、Asaiくんが出られなくなってしまって残念だったのですが、急遽強力助っ人めんちゃんが登場!ということでぜひ皆様ご来場お待ちしております。予約等お待ちしております。

 

で、そんなAOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

兎に角明日、色々よろしくです。

 

今週は1年で多分最もハードな週だったのだが、ひいひい言って乗り越えていたらもう2月になっていた。早い。多分今年もこんな感じで12月になっていることであろう。ただ、1月からなんだかヘヴィなことばっかりで、無事に1年乗り切りたいものだなあ、と言う思いを強くしている。

 

ところで私は本を読んだり、映画を観たり、絵を見たり、なんなら数少ない番組にはなるけれどテレビを観たりすることも大好きである。大好きなんだけど、例えば何かがあって読めなかったり観れなかったり見れなかったり観れなかったりしても、まあいっか、で済ませられる程度、である。

 

だからそう考えると、物事に対してなんか狂おしいほどの欲求、そういうものがあんまりないと言えるのだろうか。それは例えばあの店のあれが食べたい、となって行ってみたら定休日、とかえっらい行列、とかになっていたら、まあ他を当たるか、となってしまうからそんなにこだわりないし、洋服だって、これ素敵だな、となって、でも縁がなくて手に入らなくても、まあしょうがないよね、となってしまうから、何かに対して狂おしいほどの情熱、ってのがあんまりないのかもな、と思ったりしたのだった。

 

ところがそういうスタンスで接したいのだけれども、ヤフオクで競れば、うおおおおてめえぶっ○す、みたいな勢いで入札してしまうし、限定盤が各所で売り切れてれば世の果てまでも、みたいな勢いで探してしまう、なんとしても手に入れてやる、みたいになってしまうのはレコードだけ、もしくは私を狂気の淵へと追いやるのはレコードだけ、とも言えるのか。なんでだろな。その暴れ馬のような衝動をどう飼いならしていくのか。それが今年のテーマかな、とか思ったけれども気づくと物心ついて以来ずっとそうだったかもな・・・。

 

なんでだろな。Kali Maloneの「All Life Long」を聴いている。

All Life Long

All Life Long

  • Ideologic Organ
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Sunn O)))のStephen O'Malleyといつの間にか結婚していたスウェーデンアメリカ人の彼女の、2020年から2023年の作品集である。自身の作品のみならず、主宰しているXKatedralレーベルからも快調にドローン道を突っ走る快作をリリースし続け、本当にここ最近絶好調であるが今作は聖歌隊、パイプオルガン、ブラスクインテットのための作品集で前作

に比べるとよりヴァラエティ豊かで、反復と持続音の組み合わせから何だか温もりのある、それでいて荘厳な音世界が立ち上がってきてまたしても傑作である。聖歌隊のための作品が清冽であるが、久々のパイプオルガン作品と言えば名ドローン作品「The Sacrificial Code」

Sacrificial Code [Analog]

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を思い出しもするけれども、あの冷徹なまでの感じとは違う穏やかな空気感もまた面白い。というかこんなに集中力を要求される音楽なのに同時に気楽にターンテーブルに乗っけたくなるような親しみやすさがあって、なんでだろな。