エンディング

明日です!

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

私は多分最初の方で頑張ります!だから皆さんも頑張ってきてください!

そして

csgb @bar fam 2018年10月26日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
Guest DJ: Koda
DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

ゲストにはコダくんがやってきます!あら私今週2回ともコダくんとご一緒だ・・・。よろしくお願いいたします!

さて、不思議なことってあるよね・・・、というのは前回のエントリにも書いたがまたあって、前回のエントリで書いたようにRachid TahaのCDを買ってよく最近聴いてたのだが、彼、今年の9月に亡くなってたのね・・・。全く知らなかった・・・。ご冥福をお祈りいたします。

ご冥福、と言えば小杉武久さんもお亡くなりになってしまって、その前日にはたまたま倉庫に行って紙ジャケコーナーから氏の「キャッチ・ウェイヴ」

CATCH WAVE
CATCH WAVE
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小杉武久
ダイキ (2002-01-25)
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持って来て聴いてたばかりだったりしたので、え・・・、となったりもした。なんか最近色々ありますな・・・。

となんか最近不思議について考える日々であるが、今日は造影剤を注射で体内に入れてCT撮ったりとかした。造影剤、って経験ある方はおわかりかと思うのだが、あれ、なんか嫌なものですな。「造影剤入ってくると身体熱くなると思います」とか散々言われるから、いやいやそんな脅し通用しないですよ、みたいに構えていたのだが、本当に体内を何だか熱いものが駆け巡る、みたいな感触で、マジで嫌だった。とくにお尻の方に熱が回る感じ、これがもう、ああああ止めてくれええええ、みたいな気持ちになったものだった。いや、まあ、しょうがないのではあるがここ最近、病院によく行って毎回人体実験的な(無論そんなことはないのだけれども)感じの経験ばっかりしているので、そろそろなんか疲れてきますね・・・。

最近私なんかこういう高血圧関連とかヘルニアが、とか書いたりばっかりしているので結構色々な方々から心配されるのだが、何ら問題なく元気にやっているのでどうぞご心配なく。長い目で見て早めに色々手を打ちたい、ということで高血圧の方の検査やら何やら最近やってるわけでして。しかしなかなか普通に生きる、ってのもスムーズにいかないものなのだなあ人間って、とは確かに最近思う。

でもだからと言って、昔に戻りたいなー、とはこれっぽっちも思わないし、なんだかんだ言って今が一番楽しい、と思っている。そりゃあ医療費が毎回ビビる金額で(ここ2回はとくにやばくて、ノイズのまあまあなレア盤買えるくらいだった・・・)嫌だけれども、昔が良かった、ということではないのだな。まあ、あんときあのレコード買っとけばよかった、というのはあったりするけれども。DJも何だかんだ言って毎回やるたびに面白いし、ということで今週も楽しみながらDJしたいものである。

羊文学の「若者たちへ」

若者たちへ
若者たちへ
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羊文学
felicity (2018-07-25)
売り上げランキング: 7,268
を聴いている。女性2人、男性1人の大学生バンドのファーストアルバムである。たまたまラジオか何かでかかっていて、おーギター気合入ってるなあ、音良いなあ、曲良いなあ、と思ってShazamしていたら羊文学、となったのでアルバムを買い求めてみた。ヴォーカルとギターの塩塚さんが全曲作り唄っているのだがシンプルな3ピースのバンドサウンドで小技も効いた(とくにドラムスとか結構唸らせられる)パフォーマンスが聴ける楽曲が並び、時折ギターが大爆発する、そんなところも凄く良い。私、今の日本のロックバンド、とかってあんまり知らないのでそういう文脈の中で見ることは全くできないのだけれども、よくあるヴォーカルだけ前面に出てて面取りされたようなバンドサウンドが後ろに引っ込んで、ということになっていないソリッドな音で何だか感動した。まあ、オルタナティヴ、とかよく形容されているようではあるがギターの爆発具合とか確かにThe Smashing Pumpkinsばりだったりするからかなあ。でも何よりも塩塚さんのヴォーカル、これが各曲毎に、あれ同じ人?ってくらい結構違う表情を見せているので一番の聴きどころはそこだと思う。凄いヴォーカリストだなあ、と素直に感動するし、曲もいや、もうちょいキャッチーでも良いんじゃないか、とか思う不思議なメロディ(でも不思議にまとまっている)とそれにぶつかったり寄り添ったりするアンサンブルで、その人懐っこくないぶりにも感動した。歌詞の世界も各曲毎にがらりと違っていて、唯一タイトルからも伺える「若さ」だけが一貫している。なんかライヴ観たいなあ、次作もこんな感じの音の感触でお願いしたいなあ、と珍しく、良い意味でこのまま変わらないで、と願う充実のファーストアルバムである。

ってそうか、プロデュースが吉田仁さんでしたか・・・。めちゃくちゃこの良い音の感じ、納得。

Ultra Clear Sound

来週は2回あります!

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

csgb @bar fam 2018年10月26日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

皆さま、どちらもよろしくお願いいたします。そしてEVOLが今週ミックスをレコーディング!?という怪情報も入ってまいりましたので、もしかしたらまた何等かの形であの「暴走のロックンロール」とか「明日なき世代」とかいい歳こいて言っている2人組の大人げないミックスが皆様のもとへ!?あ、別にBirdlandオンリー

暴走のロックンロール
バードランド
EMIミュージック・ジャパン (1990-11-21)
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明日なき世代
明日なき世代
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バードランド
EMIミュージック・ジャパン (1991-02-20)
売り上げランキング: 424,679
のミックスを作るわけではないのでご安心を・・・。そろそろこういうネタが伝わる世代、というのもある年齢以上になっちゃうんですかね・・・。

さて、先日こちらのどら焼きを買い求めて食べた。

以前にテレビで見て気になっていたのだがたまたま近くを通ったので、せっかくの機会だから、とティラミスどら焼きを購入して美味しいお茶を淹れて家で食べたのだが、うおおおおおおおおお、と言葉にならない感想しか出ないくらい美味しかった。

大体どら焼きのあんこの代わりにティラミスが挟まっている、というだけでもどうかしているのだが、その「ティラミスどら焼き」という名前から想像されるような、歯が軋むように甘いんじゃないか、という懸念は全く外れ、寧ろ苦み走ってほんのり甘い、という実に大人向けの一品だったので何だか興奮した。食感も新鮮だったし、甘過ぎないから疲れないし、これは毎日食べても良い・・・、とか思わせられるものだった。

しかし、美味しいお菓子を食べるとなんか活力が出るものである。このティラミスどら焼きのおかげで明日も頑張るかー、とかなったから明らかに滅多にない精神状態まで持って行かれたし、ある意味ハイになっていたに違いない。お菓子はドラッグ、恋もドラッグ。
ああ、またフェリィ様に思いを馳せてしまう・・・。

Gabe Gurnseyの「Physical」

PHYSICAL
PHYSICAL
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GABE GURNSEY
PIA (2018-08-03)
売り上げランキング: 244,109
を聴く。Factory Floorのドラマー、GabeさんのErol Alkanのレーベルからのソロデビューアルバムである。本人曰くFactory Floorとは全く別物、ということだがそこまで遠い音楽ではない。寧ろ非常に近い音楽である。なんでも夜遊びに出かけてクラブに行って帰ってくるまでの一連の流れを表現したアルバムらしく、まあ、言われてみれば何となく、という感じである。となるとあんまりパッとしないのか、ということそんなことは全然なく、寧ろ素晴らしいダンスミュージック、素晴らしい私好みのダンスミュージック、のアルバムである。Section 25とかCrispy AmbulanceとかA Certain RatioとかのFactoryレーベルにいた連中とかGolden Teacherとかを想起させるようなシンセ〜ファンクポップもあれば、シカゴハウス的なのりも、EBM〜インダストリアル的なのりもぜーんぶひっくるめてアルバム通して楽しめる、そんな作品である。ただ、どこか硬派なのはさすが、なのか。今回はどこかキャッチーなメロディも見え隠れして、ご丁寧なことにNik Voidを想起させるような女声ヴォーカルまで入っているものの、どこか(良い意味で)荒涼としたFactory Floorとはまた違って温かみが溢れるダンスアルバム。

Apparition

来週火曜日!

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

私はCTスキャン撮った次の日ですが、よろしくお願いいたします!

そしてその週の金曜日は毎月のお楽しみ

csgb @bar fam 2018年10月26日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

ゲストもあるかも、よろしくお願いいたします!

さて昨日誕生日を迎えて44歳になりました。とくに感慨もないものですが、今後ともよろしくお願いいたします!

しかしここに至るまで何だか車が釘を踏んでタイヤパンクしてしまったり(釘って・・・)、血圧の検査で病院通いだったり、と何だかパッとしないことが多いが、不思議なこともあったりしてなかなか滋味深い日々である。

まあ不思議なこと、というのは意外に誰にでも結構起こっていることなのかも知れないけれども、この間凄く久々にとあるお好み焼き屋さんに行った時のことである。本当に久々に行ったもので、そういや大学の時は何だかよく来てたよなあ、そういえばよく連れて来てくれたあの先輩とかどうしてるかなー、車も当時の大学生っぽくトヨタターセルだったよなあ、とかぼんやり考えていたら次のお客さんが来て、小上がりの座敷だったのでそのお客さんたち(3人連れだった)が入れるように私はちょっと席を移動したのであった。

そうしたらそのお客さん、というのが私がぼんやり思い出していた先輩一家だった。

こういうことってよくあること、なのだろうか。ぼんやり考えていたことが何だか現実を呼び寄せる、みたいなそんなことってよくあるのだろうか。まあ偶然と言えば偶然、なのかも知れないけれども何だか変な力が私の中で芽生えてきているのだろうか。となると、来年どうやってもいけない日程で来日なさるBryan Ferry様も来年3月の来日公演、前の方の日程で追加公演してくれることになるはずなのだが、そうもうまくいかないものなのだろうか・・・。

いやいや、しかし本当にびっくりした事態であった。おかげで帰り道に寄ったブックオフで動揺収まらずRachid Taha

ザ・ディフィニティヴ・コレクション(DVD付き)
ラシッド・タハ
ライス・レコード (2007-03-18)
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Barbes
Barbes
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Rachid Taha
Universal France (1990-04-30)
売り上げランキング: 339,987
だのGigolo Aunts
Pacific Ocean Blues
Pacific Ocean Blues
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Gigolo Aunts
Bittersweet (2002-10-07)
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だの買いまくってしまったのもしょうがないことだよね・・・。

言い訳しない44歳になります・・・、ということでRoy Montgomeryの「Suffuse」

Suffuse
Suffuse
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Roy Montgomery
Grapefruit (2018-08-16)
売り上げランキング: 139,521
を聴く。彼のレコードとか買うのは20年ぶりくらいだろうか・・・。ニュージーランド出身のギタリストの新作である。Loren Connorsと並ぶ(所謂)「音響系」ギタリスト、として異常に多作だった彼の新作はなんとヴォーカルアルバム、ということで買ってみたがこれは最高である、私のような人間にとっては。Circuit Des YeuxことHaley FohrやGrouperことLiz HarrisやJuliana Barwickなど、唸らせられる素敵な女性ヴォーカリストと作り上げた作品であるが、Royさんの何層にも重なった重厚、且つアトモスフェリックなギターがたゆたう上に彼女たちの透明感あるヴォーカルが乗っかるのである。というわけでまあ端的に言えばThis Mortal Coilみたいな、もしくはSwansのJarboeが歌う曲、みたいな感じもあるのだが、それ以上に何だかより深ーいところまで沈み込ませられるような、癒し(?)の音楽である。この路線、激しく熱望、である。久々にFlying Saucer Attackとの共演盤
Goodbye
Goodbye
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Flying Saucer Attack
Vhf Records (1997-01-21)
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とか引っ張りだしてこよう、と思ったらありゃ、倉庫にあるから明日だな・・・。

The Brazilian

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

お待ちしております!

先月末のLoose Screwsからのcsgb、ありがとうございました!Loose Screwsの方はVideotapemusicさんのライヴを観れずに移動、という感じでしたがとりあえず最近の話チームでイヴェント最初のフロアをしっかりとあっためることができたかな、と思っております。またお誘いください!

そしてcsgbではもう原点回帰、ということで何だかギターポップ的なノリを全編貫く、ということで個人的に名曲オンパレードになっててかなり上がりましたが、共有できていればより嬉しいです!csgb、たまにはふらっと皆さん、遊びにいらしてくださいね。

さてさてご無沙汰しておりました。気温と気圧の急激な変化についていけなくてなんだか調子悪いなー、って思ってたら熱があったり、そのこととは関係なく3時間に及ぶ点滴をしながら途中血を抜かれたり、とかそういうことをしていて何だか己の身体と向き合う日々が続いておりました。今もまた何だかここ最近鳴りを潜めていた頸椎椎間板ヘルニアが復活していてめちゃくちゃ左肩から手にかけてしびれていたり、とかそういう状態が続いていて、いやー本当に身体に関してあんまり気にせず暮らせる日々はなんとありがたかったことか、と思いながら生きている最中である。

とは言え、そういう風にのたうち回りながら生きていながらももうすぐ誕生日である、思えば。思えばもう厄年も終わっているはずなのに今年はやれヘルニアだ、やれ高熱だ(年に2回も熱出すのはかなりレアケース)、やれ高血圧だ、と何だか波状攻撃を喰らっている感じであるが、そんな中での誕生日、というのは何だか感慨深い、というかここまで来れたな、という感じが強くて、いやいやまだまだでしょう、とは勿論年齢的にも思うのだけれども結構やっと44歳になれる・・・、みたいな気持ちである。44歳になったらもうちょい元気に過ごしたいものである。

私の場合中身が多分まだ14歳くらいなので、身体もそれくらい、の心持なのである多分。だからなんだか思った以上に身体がついてこない場面が多くてまだまだ面食らっているのであった。そろそろ自分の年齢とも折り合いをつけていかないとな、とは思うのだがこれがなかなか難しいのであった。

・・・ってさあ、最近更新が久々になるとどうしてもこういうリハビリ的な内容のブログになってしまってこらいかんな、と思っている。もっとうおお書きたい、みたいな心揺さぶる出来事、刺激などなど、結構たくさんあるわけだからそれに突き動かされたタイミングでちゃんと時間とって書ければ良いのだけれども、それがなかなか能わないとこういう手探りでもう一度書き方の勘を取り戻す、みたいな内容になってしまうのだな。うーむ、まあ、精進します・・・。

Beak>の「>>>」

>>>
>>>
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Beak>
Temporary Residence (2018-09-21)
売り上げランキング: 84,448
を聴く。PortisheadのGeoff Barrowによるバンドの3枚目である。もはや本家Portisheadのリリース枚数に並んでしまったなあ、とか思うのだがメンバーチェンジも経てもうすぐ活動も10年になるのでもうこちらがメインなのかも知れない。相変わらずのクラウトロックに影響を受けたようなバンドサウンドに時折ヴォーカル入り、という(実はPortisheadのサード
Third [12 inch Analog]
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Portishead
Island / Mercury (2008-04-29)
売り上げランキング: 984,319
は逆にこのBeak>での活動がフィードバックされていたのではないか、と思わされる感じだったが)音楽性は変わらずだが、最早今作ではCanですかね、という感じと同様により優し気な感じも出てきていて、フォーク的なノリもあり、サイケデリックな感じもあり、歌が前面の曲もあり、で実は今一番私が好きな感じのロックンロールアルバムはこれ、ということも言える1枚になっている。まあ、でも、Portisheadのアルバムももちろん待ってますよ、というダメな結論になってしまうのだけれども・・・。

Shimmer And Disappear

Loose Screws @Club SHAFT 2018年9月28日(金)19:00〜 ADV. \2800(1drink別) DOOR.\3300 (1drink別)
Live: VIDEOTAPEMUSIC, 原田晃行(Hi,how are you?)
DJ: 最近の話チーム、D.O.I.

csgb @bar fam 2018年9月28日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: mieukam, 5atoru, shinshin, tdsgk

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

さて、先日のラティーノ・ラティーナ、ありがとうございました!私はラテン音楽、という切り口で音楽を聴いてきたことがなかったのでこのイヴェントに出ることが決まってから脳内とかで我がライブラリのラテン風味を思い出しながらiPhoneにメモし、そのレコードやCDをイヴェント前日に探し出して臨む、という異例の事態でしたが結果、まあラテンのりで良い感じになったのではないか、っていうかまだまだ私いけんじゃないか、とか変に自信が付きました。お誘いくださったミツミくん、ありがとうございました!

さて土曜日の夜から深夜にかけて、そして日曜日の朝から夕方にかけて盛岡で大変楽しい時間を過ごしてきたので結構今元気である。なんか行く前はめちゃくちゃ忙しい時期だったのでいやーこれしんどいな、とか思いながら車を飛ばして向かったのだが結果、なんか全身の血を入れ替えたのではないか、というくらいにリフレッシュできたのであった。

そんな土日に出会ったものの中にくどうれいんの『わたしを空腹にしないほうがいい』という1冊の本がある。これは現在盛岡在住のくどうさんが俳句ウェブマガジン上で連載をしていた文章に色々手を加えて、盛岡のBOOKNERDという本屋さんが本にして出版したものである。

これが非常に読みやすい。読みやすいし非常にユーモラスでくすりとさせられる。と同時にとても哀しい。哀しいけれどもそれを跳ね飛ばす言葉の力に満ち溢れている。そして同時に若々しさが溢れている。それでいて時折ハッとさせられるほどに既に老境にいるような言葉に出会う。まだくどうさんは20代前半だというのに。そして20代前半にとってみれば、というか真摯に20代の前半を駆け抜けている人にとってみれば20代の中で1年経過する際には恐ろしいほどに大きな変化が起きるのだな、という多分自分も過ごしてきたであろう20代というものの、全く自分の知りえなかった側面をまざまざと見せつけられて、この本を読み終えた私はかなり狼狽した次第である。もしかしたら泣きそうになった、とか言っても良いのかも知れないけれども、それもこの本の最後の対談を読んで笑った後だったから何だかそう言うのも変な気がするのであった。

食べる、とか食べ物、を中心に文章が並ぶのだけれども、不思議と、読んでいたらお腹が空いた、という感想が生まれないのはもしかしたら私がちゃんとした読み手ではないからなのかも知れないけれども、食、という非常に身近な入り口から入っていったら物凄い、魂そのもの、みたいなものに触れてしまったからなのかも知れない。とにかく何だか私は平手打ちを喰らってしまったみたいな気持ちになってしまって・・・、うーん、いや違うな、どっちかというと多分Sex Pistolsに出会ってしまった当時のUKの若者、みたいな気持ちになってしまって、そんな彼らがギターを手に取ったりジンを作ったり親衛隊を作ったりしたくなったであろうような気持ちになってしまって、なんとなくPCに向かって言葉を打ちこんだりしてみたくなったのであった。なんかそういう気持ちにさせられる言葉の塊に最近出会えてなかった・・・、いや、人のせいにするのは良くない、自分が怠惰だったからだな、とか色々思ってまあとりあえず今日のところはこうやって更新してみた次第である。

でも本当に凄く面白い本なので、お近くの購入可能な店舗とか通販とかでもとにかく入手して読むことをお勧めしたいものである。サイズも小さくて、最近なんか、一時期落ち着いていた頸椎椎間板ヘルニアのせいで左肩やら腕がしんどい私も容易に持って読めるサイズなので持ち歩いて楽しめるし。

Pramの「Across The Meridian」

Across the Meridian
Across the Meridian
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Pram
Domino (2018-07-20)
売り上げランキング: 251,463
を聴く。11年ぶりのアルバムである、というかそもそもPramが好き、という人にはあんまり今まで出会ったことなかったし、私が18年前まで働いていたレコード屋でも喜び勇んでリリースがある度に入荷させていたものの、なんか売り切るのに苦労していた記憶がある。Stereolabのレーベルからリリースしていたこともあるし、なんだか全く意味のわからないSci-fiとかいう括り(今突然思い出したけど、本当に意味わからんかったな)のせいで時代の徒花的な捉えられ方だったかも知れない。でも21世紀に入ってからもなんだか怖めの映画のサウンドラックみたいなものをバンドサウンドでポップに表現、みたいな音楽性は全く変わらず、それはこの新作でも何だか不思議な、決して現世と交わらないような世界をしっかりと作っていて、何だか最早凄みすら感じさせられる展開になっていて泣きそうになった。オリジナルメンバーの女性ヴォーカリストRosieさんは抜けてしまったけどもともといたSamanthaさんがヴォーカルを引きつぎ(今作はインスト多めだけれど)、結果ゆるぎなく戦前ジャズからシンセ実験からテレミン乱れ飛ぶへんちくりんなバンドサウンドまでがPramの名のもとにまとめ上げられたような唯一無二の音世界が広がるので、感動、の一言。Portisheadがもっと頑張ってリリースしてればなあ、と思った時期もあるけれども、ある意味Pramは裏Portisheadだったのではないか、という説を突然唱えたくなる愛聴盤。

A Perfect Miracle

まとめました!

ラティーノ・ラティーナ @Club SHAFT 2018年9月20日(木)21:00〜 DOOR.\2100 (1drink)
DJ: Mitsumi, tdsgk

Loose Screws @Club SHAFT 2018年9月28日(金)19:00〜 ADV. \2800(1drink別) DOOR.\3300 (1drink別)
Live: VIDEOTAPEMUSIC, 原田晃行(Hi,how are you?)
DJ: 最近の話チーム、D.O.I.

csgb @bar fam 2018年9月28日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: mieukam, 5atoru, shinshin, tdsgk

どこかの夜であなたに会いたいです、よろしくお願いいたします!

そして新告知!

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年10月23日(火)19:00〜 ADV.\1500(1drink別) DOOR.\2000 (1drink別)
Live: Ryan Power(from US), kokubu, Hamada Tamon, Yamane Genki(プリマドンナ
DJ: Somewhere In My Heart DJs

USからすんごくナイスなシンガーソングライターRyan Powerが来ますし、仙台からは最高な音楽を奏でる私の友人たちが3組も!これは是非とも!

さて先週のSomewhere In My Heart、そしてCITYにご来場の皆様ありがとうございました!SWIMHはTopsの出演がキャンセルになって、死んだ・・・、とか思ったのですがそれを逆手にとって凄く楽しいイヴェントになりました。最終的に鎌田くんとエモい4つ打ちメインのバックトゥバックになって楽しかったなあ・・・。何より、久々にSWIMHの4人がそろってDJとかできたのが凄く楽しかったです。またやりたいです!

CITYは下手すりゃお客さんいないんじゃないか、とか戦々恐々としていましたが意外に酒もよい具合に作用して楽しかったです!私こういうイヴェント、好きだなあ・・・。個人的にはナイスなつなぎを発見〜実践、できて実り多いイヴェントでした!

という感じであるが、信藤三雄展「ビーマイベイビー」は凄く面白かったなあ・・・。何らキャプションもなく、ずらーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと作品が展示されている感じが痛快だったし、またそれによって全くノスタルジーが喚起されることもなく冷静にデザインの面白さや特徴を楽しむことができて凄く楽しかった。字が多いか字がないか、というくらい両極端に振れたデザインがとくによかったなあ(Pizzicato Fiveとか)。あと個人的にはThe Modsの短冊シングルが欲しくなった。

あと渋谷の街はThe Collectorsのライヴがある日はThe CollectorsのTシャツ着た人で溢れていてなんて健康的な、と感動したしOrganum、Organum、と取りつかれたように呟いていたらちゃんとOrganum発見できたりしたし、なかなか良い感じで落ち着いた日々を送っている。

でもいくら仕事とは言え本当にゴミみたいにひでえ文章読まされて添削しなきゃいけなかったり、明日は病院で検査だったり、なかなか楽しくないことはいくらでもある。それでも生きていくってのはどういうことなのかな、とか思ったりするけれども、生きるために生きるのさ、とThe Collectors「Tough」を思い出しながらいる夜である。この短冊シングルのジャケも信藤三雄だな・・・。こうやって色々つながって循環してループしてループして人生は続くのである。

Spiritualizedの「And Nothing Hurt」

を聴く。6年ぶりの新作である。いや、もうSpiritualizedThe Rolling Stonesのような域にいて、たとえ同じようなアルバムを出し続けていっても、それはそれなんだろうな、と大好きであるがそれ故に半ば諦めのような気持ちに前作の時にはなっていたのであるが、しかして今作は、なんか、凄く、意表をついて新鮮なのであるこれがまた。まあね、実にトラディショナルな感じの曲にトラディショナルなウォールオブサウンド的に音が重なったバンドサウンド(基本的に宅録、と聴いていたのだが・・・)ということでそこらへんは変わりないのだが、何だか凄く風通しが良い。誤解を恐れずに言えば、そしてこんなに似合わない言葉もないかと思うが、ユルい。加えてJasonのヴォーカルが、更に何だか良くも悪くも弱い感じになっていて、なんだかこう、枯れた感じもあったりするのである、こんなに分厚い音の重なりまくったアルバムなのに。そういう点で遂に肩の力が抜けたのかな、とかそういうことを無責任にも思ったり(だってこれまでのアルバムとかもう痛々しいくらいにきわっきわだったじゃないですか・・・)。勿論ハイテンションなロックンロールナンバーも数曲あるし、それがまた肩の力抜けた感じで凄く良いし、泣けるほど美しいバラードもやっぱりすーっとこちらに染み込んでくるような感じで、最初のシングルからずーっと愛し続けてきた私のような人間にとっても最高傑作とか言えるんじゃないか、とか思わせてくれる大傑作。ライヴ、行きたいんだけどな・・・。

As A Man

来週月曜日のことなんですが・・・

Somewhere In My Heart @Club SHAFT 2018年9月10日(月)19:00〜 DOOR.\1000 (1drink別)
Live: Waater, Waikiki Champions
DJ: Somewhere In My Heart DJs

皆様ご存知の通り先日の台風で関西空港が使えなくなってしまい、TOPSも関空入りの予定だったのですができなくなって、リスケジュールして来日することになったら11日来日、ということになってしまって大阪と仙台の公演が飛んでしまった・・・、ということです。非常に悲しいのですが、これはいかんともしがたいですし、行ける方には迷わず東京とか松本とかに行って観ていただきたい、とか思います。

しかし仙台もせっかく楽しい夜を作ろうとしていたのでもうここは転んでもただでは起きず、この状況を逆手に取ってWaaterのバンドセットでのライヴ、そして仙台では何気に久々なWaikiki Championsのライヴで楽しんでいただき、久々に全員集合のSWIMHのDJ陣の流す音楽を楽しんでいただく、という実に良い感じのイヴェントをやります!安い!なのでTOPSのいないことを感じさせないような凄い夜を是非とも!

そして来週土曜日は

CITY @bar fam 2018年9月15日(土)20:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: shinshin, tmym, tdsgk, ymdmkt, ryunmayu and more

知ってます、この日は他にも楽しいイヴェントがあることは・・・。しかしこちらもDJ名に"t"が入ってるダメな仲良し40代トリオにfam店長に、本当に申し訳ないくらい若く素敵なmayuちゃん、というめちゃくちゃなメンツによる凄い夜ですので、是非ふらっとお立ち寄りください。いつ来ても名曲しかかかってないイヴェントになる予感!

そして翌週木曜日は

ラティーノ・ラティーナ @Club SHAFT 2018年9月20日(木)21:00〜 DOOR.\2100 (1drink)
DJ: Mitsumi, tdsgk

旧知のミツミくんからお誘いいただきましてやります!が、イヴェント名の通りラテン音楽、のイヴェントでして、当然我が家にまともなラテン音楽なぞは、ないのですがそこを踏まえてのオファー、という男気に感動しました!当然ながら、「まあ言われてみれば・・・」みたいな解釈によるラテン音楽ニューウェーヴとも言う)かけ倒します。多分二度としないようなDJになるかと思うので是非目撃しにいらしてください!

で、こちらにも・・・

Loose Screws @Club SHAFT 2018年9月28日(金)19:00〜 ADV. \2800(1drink別) DOOR.\3300 (1drink別)
Live: VIDEOTAPEMUSIC, 原田晃行(Hi,how are you?)
DJ: 最近の話チーム、D.O.I.

VIDEOTAPEMUSICさんのライヴ(原田君もだ!)に最近の話チームの一員として参加します!このチームの一員としてお声がかかったのが本当にうれしい・・・。Rainer Mariaの来仙キャンセルの際にやったイヴェントの仲間と共にやりますのでよろしくお願いいたします。ただ、私2日間にわたる会議がちゃんと終われば間に合う、というとんでもない話ではあります・・・。ちなみにこのライヴの後にはD.O.I.ちゃん主催アフターパーティがあってそちらもかなりやばい私のマイメン(初めて使ってみた)が出ますので是非!

とは言え同日の21時からは・・・。

csgb @bar fam 2018年9月28日(金)21:00〜 DOOR.\1500 (1drink)
DJ: mieukam, 5atoru, shinshin, tdsgk

詳細は未定ですが毎月のお楽しみ、です。これは皆さん、はしごですねはしご!

さて豪雨、台風、地震、と私の住まう仙台市はとくにそれほど大きな影響はなかったものの、こんなに立て続けに自然災害が連発してしまうと何だか変にメンタル的にやられてしまって、どうにも最近不調である。もしかして東日本大震災の時も被災地以外に住まう方々はこんな気持ちだったのかなあ、とか思いながらいる。募金くらいしか今んとこできなくてどうにも歯がゆいが、早く少しでも被災地にほっとする時間が訪れることを願うばかりである。ある意味経験者としては、それが一番まずは振り返ってみれば欲しかったものだなあ、と思い出したもので。

で、それだけでも大変なのに仕事においてもかなりどうでも良いことで振り回される事態がこの1週間続いていて、まあある程度私の出番は終わったのだけれども、かなりメンタル的にやられる事態が珍しく起きてしまって、何だか最近不調である。もう本当に言わせてもらえばどうでも良いがな、ということなのだけれども、なかなかそうも言ってられないこと、ってあるじゃあないですか・・・。

で、それだけでも大変なのに、まあ身体は元気なのだけれども先日は検査で血を8本くらい抜かれる事態になってしまって、かなりメンタル的にやられてしまって最近不調である。加えて診察料が、まあまあなレア盤1枚買えるくらい(Vivien Goldmanの12インチのシュリンクなし買えるくらい)かかってしまって、財政的にもなかなか不調である。

ということで何だか最近弱り気味だな、でもTOPSと一緒に楽しく乗り切ろう、と思った矢先のTOPSキャンセルだったので、物凄い打撃を受けたものであるが、そんな私の弱った状態にトドメが刺されたことで逆に今めっちゃくちゃやる気がみなぎってしまって、月曜日のSomewhere In My Heartでは、自分を鼓舞するべく私が死ぬほど愛してやまない楽曲だけ(まあいつもそうなんだけど)、しかも自分がブチ上がる曲は全員ブチ上がるはずだ、という謎の思考のもとにDJしよう、と思っているので多分年に一度あるかないかのヤバいテンション(病的な)の私が見れる可能性が高まってきているのであった。・・・翌日からもちゃんと生きられるように気を付けます。

といった矢先に通販でコレクトサービス(まあ代引きですな)で買い物したら、「現金決済のみ」だったのでまず財政的に、そしてじわじわとメンタル的にやられてきていたりもするのだが・・・。まあこういう局面は今まで何度も乗り越えてきたじゃあないか、と言い聞かせて、涙を拭いて生きていく。Anna Calviの「Hunter」

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Anna Calvi
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を聴いたりしながら生きていく。UKの女性シンガーの3枚目のアルバムである。私は実は彼女がデビューした頃からずーっと好きで、それはPJ Harvey絡みのメンバーがバックアップしているから、とか色々あったけれども全ては彼女の暗い美声に、明るくはないけれどもスケールが大きく、ダイナミックな音作り、という言葉にすれば陳腐なのだけれども何だか私のような人間には「しっくりくる」感じだったからである。それはカヴァー集(David Byrneが参加してSuicideとかのカヴァーやってて最高だったな)を経ての久々の今作でも変わらない、というか更にもはや円熟とか言っても良いくらいの完成度で全てがまとまっていて舌を巻いた。そう、あくまでバンドサウンドでやっているところも相変わらず素晴らしく魅力的だし、一番良い時の(いや、いつでも最高なのだけれども)Siouxsie Siouxのような彼女のヴォーカルももう誰も止められないくらいに高く高く低く低く轟いていて、死ぬ。そしてやっぱり、何だかこうとんでもなくセクシャルだったりもする。今作ではPortisheadのAdrian Utlyとか元The Triffids、現Nick Cave And The Bad SeedsのMartin Caseyも参加していてもう後ろ盾もばっちりだから、今作から聴き始めても彼女の沼に囚われること間違いなしの傑作。