Melody Of Love

早いもので今週末です!!そしてオープン時間間違ってました、18時です!

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)18:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 最近開催ペースは落ち着いた感じのイヴェントになってきてますが、テンションは相変わらず、ですので遊びにいらしてください、そして13周年をお祝いしてくださいませ!とりあえずBig StarとThe 13th Floor Elevatorsかけなきゃな・・・。

 

そう、13年、である。13年前、と言えば今の中学1年生がまだ影も形もなかった(影はあったか)か0歳の頃、もしかしたら貴兄貴女は小学生とか中学生とか高校生とか、それくらいでしたか。2006年の話である。そこでよくあるまとめ的サイトみたいに、「2006年はどんな年だったのか気になりますよね?ということで今回は2006年を調査していきたいと思います!」的なテンションでやってみよう。

 

・・・と思ったけどちょっとネットで見てみると世界は石油と宗教とテロで色々ごたごたで凹むし、ブッシュだの小泉だの安倍だの、そういった当時の首脳どもの名前見るだけでまとめてぶっ殺す、という気持ちになるし、ライヴドアの堀江とか逮捕したら二度と娑婆に出すべきじゃなかった奴の名前とか目に入ってきて不快だし、じゃあ日本のヒット曲は?と見てみたら湘南乃風純恋歌」だのコブクロ「桜」だの、そういう今タイプしながら曲を思い出して具合が悪くなるような、焼け野原、荒地、惨状、地獄を象徴するようなサタニックな曲ばっかりだから、ちょっとやめようかな、と思い始めてきた。というかそもそも全くAOBA NU NOISEに関係ないしな。

 

でも今、昔の自分のブログをチェックしてみたら13年前のこの時期初めてHalfbyとかHandsome Boy Technique、とかSecond Royal勢との出会いがあってそれがなんだかんだ言っていまだに続いていたり、当然私もずーっとDJとかしているわけだし、当時31歳だった若々しい(とはあんまり言えないか)私はVan MorrisonとかOMDとか聴いていたみたいだし、変わらず色々できていることは、実にありがたいことである。なんならその2006年のSecond Royal勢のイヴェントの時に仙台側としてDJしてた3人なんて、こないだの金曜日にまたイヴェント(csgb)に集って、結局皆で私の車で帰ったりとかしていたわけで、まあ勿論13年の間に色々なことがあったわけだけれども、不思議とあまり変わっていない。

 

AOBA NU NOISEも13年間の間には本当に色々なことがあって色々な人がAOBAの人として入ってはいなくなり入ってはいなくなり、そしてお客さんも様々な人が来たり来なくなったり、本当にいなくなってしまった友達だっているし、とこの時期になるととくに思う。でも、結局毎回毎回その時に楽しくやろう、と思ってたら13年、というのが私たちAOBA NU NOISEなので、今回もあまりこれまでを振り返る、とか関係なく2019年の7月にめっちゃ面白い、と思ったことをやっていきたいと思ったのでよろしくご来場お願いいたします。

 

だって振り返っても良いことないですよ、本当にいやーな世の中の感じとかいやーな曲とかばっかり思い出すだけなんで・・・。でも、今の世の中に於いても、結局のところいつ闇に落っこちるか、という精神的にも色々な面でもそういう危機感は常にあるので、あまりロクなもんじゃない、ということには変わりはないのかも。でも友達とか音楽とか、そういうところは相変わらず凄く最高、なので、そこらへんは間違いなく歩んでこれたのかしら、ここまで・・・

 

とか言ってまとめようと思ったけれども週末に買ったレコードがSouthern Death CultだのRed Lorry Yellow LorryだのThe AuteursだのKevin Drummだの、なのであまり説得力ないかもしれないから・・・忘れて!

 

Hot Chipの音楽はいつ聴いても幸せな気持ちになれるものだけれども新作「A Bath Full Of Ecstasy」

A Bath Full of Ecstasy [輸入アナログ盤 / DLコード付 / 180g重量盤 / 2LP] (WIGLP375)_731 [Analog]

A Bath Full of Ecstasy [輸入アナログ盤 / DLコード付 / 180g重量盤 / 2LP] (WIGLP375)_731 [Analog]

 

 はまさにそういう気分をずばり言い表してくれたようなタイトルで、我が意を得たりというか何というか。彼らの場合強烈なダンスビートは勿論のこと、非常に歌心のあるヴォーカル(主にAlexis Taylorね)とメロディ、という二本柱があって、そのどちらの柱も支え合っているから実に気持ちの良い音楽を聴かせてくれる。エレポップ、とか紹介してあるのも見たことあるけれども、それから想像すると大分ビートが強いし、それは今作でもゴスペルフィーリングあるような壮大なバラッドもあれば強靭な4つ打ちナンバーもあって、どれもここ最近ではバランスも良く、捨て曲なしで楽しめる。外部プロデューサーが2名参加しているのも特徴で、The XXだのDavid Byrneでお馴染みのRodaidh McDonaldも良い仕事をしているし、上記強靭な4つ打ちなどは先日・・・不慮の事故で・・・亡くなった・・・(うおおおおおおおおおおおおおおおお)La Funk Mob、Cassius、MotorbassのZdarの神業で最高だし、アルバムの作りもコンパクトなのでついつい鬼リピート。

It's Just A Burning Memory

csgb @bar fam 2019年6月28日(金)21:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tmym

DJ: 5atoru, shinshin, tdsgk

ということでtmymさんが久々に出ます!よろしくお願いいたします。私も2か月ぶりのcsgbなので楽しくやりたいです。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 もちろんAOBA NU NOISEもよろしく!

 

さて、職場まで日頃は車で通っているのだがここ3日ほど接待の宴席もあったので、電車を乗り継いで通っていた。

 

我が家は最寄りの駅まで歩いて最短15分、というなかなかのところなので結構朝早くに起きて行かないと間に合わないのでそれだけでも大変だったのだが、革靴で歩いて足が痛くなったり、という事態になったので日頃の運動不足を何とかしないとな、という決意と、革靴だけでもこんなにひーひー言ってるわけだから、パンプスだヒールだ、というものを強要されている女性たちはどんな足になってしまうのだ、と憤りを更に強くしたものである。

 

また、別に満員電車は勿論嫌なものだが、それ自体はまあしょうがないのか、とか思うことはできる。しかし、そんな状態の電車の中で普通にリュック背負っている連中の多さに辟易したなんなんだろ、どんだけ邪魔かとかわからないのかしら皆スマホに夢中で・・・。もう平日の2日間はそいつらに対して怒り心頭だったので、そういうことをしている老若男女、1人1人駅に着いて列車の扉が開くたびにリュックをつかんでホームに引きずり出して、リュックをつかんでうおおおと大回転の勢いで振り回して、手を放して転げさせる、というヴィジョンを1人1人に対して思い描くことでしか平常心を保つことができなかった。

 

まあそれは置いておいて電車通勤だったこの3日間全く車に乗っていなかったので、今日の日曜日になってようやく郵便局に不在の荷物取りに行ったり、佐川急便の営業所に営業所止めの荷物取りに行ったり、ドラッグストアに行ってトイレットペーパーとかティッシュペーパーとか買いに行ったり、ということがようやくできた。こうしてみるといかに自分の生活が車があることを前提に組み立てられているか、ということを実感して地方都市に住んでいると車が中心になってくるんだなー、ということを改めて考えたりした。「車が売れない」とか聞くが本当に?という勢いだなこっちの方は・・・。

 

また、車に乗れなかった3日間の間に私の親(悪)友からハードオフに於けるやばい入荷の話とかを知らされてしまって、まあ時間が物理的になかったこともあるけれども、車が使えないからそんな情報をもらっても、万難を排してハードオフにレコード掘りに行く、などということがまず絶対に万難を排すことができなかったりして、実に歯がゆく、嗚呼こうしている間にもBirdlandのシングルが、Jesus Jonesのシングルが、どんどん売れて行ってしまう・・・、と不安で大変な気持ちの3日間を過ごし、やっと今日行けて、まあ当然Birdlandは全部あったしJesus Jonesも買えたし、何ならJesus Jonesに至っては我が家にある奴を勢いでダブって買ってしまったり、とかできたのでまあ何ら問題はなかったのだけれども。

 

明日からまた車通勤になるのだけれども、まあたまには大胆に歩きを取り入れないとな・・・。でもそうなるとまた電車の中で上記ホーム引き回しぶん回しのヴィジョン、はたまた選挙事務所に炎を上げながら突っ込んでいくタンクローリーのヴィジョン、とか思い描きながらではないとやってられないのだろうか、それも不健康だな・・・。

 

今日はそんなに足が疲れた状態だったけれどもソウル・フラワー・ユニオンのライヴに行ったりしたわけで足に止めを刺したりしたのだが、ライヴ、最高だった・・・。上記のように無茶苦茶疲労していた昨今なので、ちょっと行くのどうしようかな、とか思ったりもしたのだが気合入れて頑張って行ったら、ニューエスト・モデルの「ソウル・サバイバー」から30周年

ソウル・サバイバー

ソウル・サバイバー

 

 ということで私の中での重要作であるこのアルバムからのナンバーもバシバシ組み込んで、爆笑MCも随所に、しかしボトムのしっかりしたラウドなギターバンド(もちろんそれだけではないけれども)感が今までよりも強く前面に出ていて、物凄く感動的な、あっという間の2時間半であった。またLikkle Maiの歌う「Respect」だ「Revolution Rock」だ「Racist Friend」だ「Mississippi Goddam」だ、という最高の名曲群のカヴァーも何かやられた、と言う感じで超満足したので明日からも頑張ろう。

 

しかし疲れたことは疲れた・・・。だからThe Caretakerの「Everywhere At The End Of Time1-3」

Everywhere at the End of Time Stage 3

Everywhere at the End of Time Stage 3

 

 を聴いている。もともとアナログで出ていたVol.1~3までをセットにしたCD3枚組である。何でも認知症の進行をStage毎に表現する、というしんどいコンセプトの前半3枚をここでまとめて聴くことができる。SP盤で集められた1930年代のジャズのレコードをサーフィスノイズそのままにいじってまとめたディスク1はなんか不思議な空気感のある、懐かしさ(もちろん自分の原体験の懐かしさではなく、万人共通の懐かしさ)を煽るようなロマンティックな音楽体験ができるのだが、甘い音楽なはずなのになんか怖い甘さが全体を支配する。ディスク2ではその懐かしさはそのままだが反復がきつくなってきて、まだまだ懐かしさが全体を支配しているものの、何だか怖い、というか凶兆、とか言ってもいいような違和感が見え隠れし始める。そしてディスク3では何だかディスク1,2で聴けたような音楽の断片はきちんとあるものの淀んでいて、霞んでいて、単なるノイズになるまでずたずたに引き裂かれていて、最早音楽としての様相が失われつつある音世界になってきて、いやーこれは怖い。でも甘い。だから聴いてしまう。でも怖い。これ、次の「4~6」ではどうなってしまうのか、と戦々恐々である。でも甘い。だから聴く。でも・・・。

Serpentine Mosaic

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、よろしく!

 

今日は朝からトーストを齧っていたら途中「がりがり」という食感が訪れて、ハマグリ入り、もしくはあさり入りパンのトーストなのか、と訝しく思っていたら歯の詰め物が取れていて奥歯の1本が半分ない、みたいな状態になっていたので仕事に行ってから歯医者に電話して予約して歯医者に行ったら、もう麻酔かけられて削られまくるわ神経取られるわのフルコースで、1時間近く口開けっぱなしであった。

 

からの仕事の終盤ではPCを思いっきり引っぱたきながら怒声を上げてブチ切れる、なぞということをやってしまったので、本当についてない日、というのはあるから貴兄貴女も心して日々過ごした方が良い。

 

ということで、日中は物凄いWhitehouseかIncapacitantsか、みたいなテンションで過ごしてしまったのだが 

Birthdeath Experience

Birthdeath Experience

 
Cruise [12 inch Analog]

Cruise [12 inch Analog]

 
Extreme Gospel Nights [Analog]

Extreme Gospel Nights [Analog]

 
I Residuum [Analog]

I Residuum [Analog]

 

 (脳内で思い浮かべたのはこの4枚)、帰宅して本搾り500mlレモン味を空けながら

 Kassel Jaegerの「Le Lisse Et Le Strie」を聴いている。

Le Lisse Et Le Strie

Le Lisse Et Le Strie

 

 あ、レコードで聴いているのだが。Editions Megoその他からのリリースでもお馴染みの、私が今の世の中で一番好きな電子音響の作家の新作である。フランスの由緒正しいフランス音楽研究グループ(スタジオ)INA-GRMでエンジニアを務めるだけあって、研ぎ澄まされた、電子音のコンビネーションによる気持ちの良い音響を毎回聞かせてくれるのだが、それはこの新作でも全く変わらず、である。もうどこがどうで、と言う言葉も空しくなるほど純度の高い、鉱物的な(伝わりますかね・・・)これってフィールドレコーディングも入ってます?というくらいの蠢く音の連なり塊の嵐で、非常に心安らぐ。大体リラックスに森林浴、とか言うけれども毎日森林に行けるわけでもないので、そういう諸々を鑑みるにこういう音を浴びてリラックス、というのは実は健康に良いかと・・・。まあ単なるノイズにしか聞こえない、という可能性も無きにしも非ず、だけれども・・・。とは言え今日最低な1日だったぜ、という貴兄貴女はこのキキキ、とか言う音の気持ちよさを分かってもらえるはずだ、と信じて疑わない。

Datura's Crimson Veils

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、よろしく!

 

さて、昨夜のPATR!OT、呼んでくださった皆様、お越しくださった皆様、ありがとうございました!せっかくの機会なのであんまりやったことないようなことを・・・、と思ったらNurse With Woundへのオマージュも込めてBrigitte Fonatineの絶叫からスタートして小野洋子女性上位ばんざいに突入したのちに欅坂46へとつなぎそこから色々あってきゃりーぱみゅぱみゅだのLOVEマシーンだのカナやんだのなんだのを経由して最終的にチャットモンチーで終了、という深夜にやるもんじゃない、でも深夜じゃないとできないテンションの地獄ジェットコースターでした、すみません・・・。でもとても楽しかったです、またよろしくお願いいたします!

 

って今朝の4時くらいまで飲み続けて、でも快調にさくっと起きて、日曜日だけど来週のために今日のうちにやっつけておかないと、という若干昨日から重ーく私にのしかかっていた持ち帰りの仕事が午前中のうちにあっさりと嘘のように終わってしまったところで、何だか呆気にとられているのだが実に喜ばしい。

 

これは多分、最近よく仕事絡みで実感するのだが、さすがに20年くらいやっていると嫌でも何だか色々スキルは身につく、ということと関係しているのだと思う。基本的に私はどうしても、誇張でもなんでもなく毎日毎日、「昨日からこの仕事に就いたばかり」という感じで過ごしているので何だか日々のルーティンの前でもめっちゃ憂鬱になるし、今まで何回もやってきたはずのこともやるまで胃が痛くて、で終わってほっと脱力、ということを繰り返している。だから、知らず知らずのうちに身についていたスキルのことをふと感じたりすると、あら・・・?と不思議な感覚に陥ってしまうのであった。

 

ということで全く無自覚なまま色々どうも積み重ねがあるっぽい、と気づかされたりする昨今だが、ふとその積み重ねの感覚、という視点から見てみるとその積み重ねに多分に自覚的過ぎる人が多くて、その積み重ねがある、ということに無上の喜びを感じている人がいるんだなー、ということが何となく見えてきたりもした。なんかそれだけで世の中渡っていこうとしてるんじゃないか、というかそれがあれば他に何もいらない、みたいな勢いで。

 

いや、良いんですよ。でもなんか若い人に「経験からくるアドヴァイス」とかじゃなくて「経験自慢」「相手に経験がないことを自分が経験あるからって批判」みたいな場面に出くわすと、何なんだろな、と思わせられることも確かである。いや、それって長くやってればそういうのが貴兄にあって、まだ若い相手にはない、って当たり前じゃん・・・、って思わせられることが職場で多々あるのだけれども・・・。まあ、でも私みたいに「仕事全般本当に嫌だから早く終わらせて色々したい」という強固な意志のもとに身に付いた(と思われる)経験とやらとか、まあ全く別物で経験とか積み重ねとか呼べないものなのかも知れないから私には色々理解できないだけなのかも知れない、そういう心持ちが。

 

まあ仕事に関して言えばそういうこと考えたりすることもあるけれども、昨夜のDJのこととか考えるとComplexの「Be My Baby」のイントロを延々ループさせたいがためにCDJのループのやり方を初めてイヴェント前に習う、とかやってるわけで(うまく行ったが)、まだまだガチの駆け出しである。「人生はビギナーズ

ってことか、色々と・・・。

 

しかしいつになったらあんまり考え込んでどよーんとかならずに仕事とかやっつけられるようになるのかしら・・・。やっつけられることはやっつけられるんだけど、その前にどよーんとなってしまうのがしんどいのだな。でも今日はやっつけたからEarthの「Full Upon Her Burning Lips」を聴く。

FULL UPON HER BURNING LIPS

FULL UPON HER BURNING LIPS

 

 CDプレイヤーをリピートに設定して午前中本当にずーっと延々聴いている。5年ぶりのアルバムである。復活してから前作までどんどんどんどんいろんな楽器が増えていって、前作 

Primitive and Deadly

Primitive and Deadly

 

 ではヴォーカルまで、という展開だったけれども、その後Dylan Carlsonのソロとか精力的な活動、一方で健康不安、とか色々あっての久々のEarthの名義は完全デュオによる作品である(もちろんオーヴァーダブとかはあるわけだが)。だからインストでドラム(パーカッション)、ギター、ベースしか入っていない。そして「良いリフだったらずーっと聴いていたいから」という理由でこのスタイルになったというだけあって、展開はあれど本当に延々ミニマルの極みのようにリフの反復が今作では非常に印象的である。だからリピートで聴いていると何だかどれがどの曲だかわからないような感じになってきたりもするのだが、実に気持ち良い。またAdrienne Daviesの独特のタイム感で叩かれる、ゆったりのったりしたドラミングが前面に出ていて、そのグルーヴってのが実は現在のEarthに於いては肝なのだな、と気づいていたはずなのに今一度気づかせられる目から鱗の作品。めちゃくちゃ新鮮な気持ちで今一度聴ける、ってことはこれ物凄く緻密に作られた作品なんだろうなあ、こんなに好きなだけやってますー、みたいな勢いで繰り返されるリフのアルバムなのに。

 

しかしSunn O)))の新作

LIFE METAL (ライフ・メタル)

LIFE METAL (ライフ・メタル)

 

 と言い、ここに来て凄くシンプルな感じになってきているのにとんでもない傑作をこの両者が今年リリースした、というのは幸せな年なのかも知れない、音楽以外の他のことは全っ然そんなことないのだけれども・・・。

On The Air

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、よろしく!

 

私の職場には昼休み時パン屋さんがパンを売りに来る。売りに来るのだけれども、私の昼食は外に出るか弁当かセヴンイレヴンのサラダ系、と決まっているのでこれまでなかなか縁がなかった。

 

しかしこの間セヴンイレヴンのパスタサラダにパン、という組み合わせでスマートに昼食を終わらせようとしたら猛烈になんか足りなくて、初めて売りに来ているパン屋さんのパンを買った、「タンドリーチキン」、と言うパンを。

 

そうしたら食べ進めても食べ進めてもポテトサラダしか出てこず、やっとほぼ最後の一口で小指の先ほどの肉片が出てきて、それがタンドリーチキンだったようだ、という事態になっていて、何だかやり場がなさすぎる怒りがどこにも発散できなかったので、何かの爆破予告をするかバンド組むか、しかない心持に追い込まれてしまったのは想像に難くないだろう(いや難いだろうというのは嫌と言うくらいわかっている)。

 

なので日曜日に自分でタンドリーチキンを作った。とは言え当然ながら家にタンドゥール(窯)なぞあるわけないので、「タンドリーチキン」で検索すると一発目に出てくるコウケンテツさんのレシピで、フライパンで作る、しかも漬け込みも1時間程度でできるやつをうおおお、と作った。

 

ところで何となくタンドリー、ではなくタンドゥーリ、という呼称でここからは行きたいのだが。いや、なんとなくこっちの呼称の方がPandit Pran Nathっぽくて好き、というか・・・。 

Ragas

Ragas

 

 

実はこのオレンジページのレシピで何度も作っているのだが、どうもイマイチ納得がいかない、というかタンドゥールで焼いているわけでないからタンドゥーリチキンとはまた違う、あくまでタンドゥーリエスクなチキン、ということは百も承知である。それでもそのエスクだったとしても、なんかもっと完成度を上げられないだろうか、と言う悩みがあったのだが、今回は前週のその1人ではやりきれない思い、1人では解けない愛のパズル、を抱いていたので考え抜いてケンテツさんのレシピにアレンジを加える、というか漬け込んだ鶏肉をフライパンに入れる際にちょっと漬け込んだ余分なタレを手で取る、とかちょっと中火のところを強火に、とか焼いている際に出てくる水分をキッチンペーパーで取りながら焼く、とかほんのひと手間(あと鶏肉を切り分ける段階で目立つ筋を取る、とか)やったら、かつてないほど完成度の高いタンドゥーリエスクチキンが出来上がったので、先週のそのやり場のない思いは見事に昇華された、というかバンド結成するまでもなかったし、アカウント凍結されたりはたまた逮捕されたりするような、そういうリスクも背負わずに済んだのでこういう小さな、ささやかな楽しみはとても大事だ、とくになんかと斗うことに、もしくはなんかと戦っている人間に付き合わされなきゃいけないようなこんな今の時代では。

 

唐突にPeter Gabrielブームが到来しているからファーストから4枚目までをずっとブックオフでリマスターを揃えていく、ということをしている。5枚目6枚目を良い感じでアナログでもCDでも持っているもので・・・。

So-25th Anniversary Edition (Remastered)

So-25th Anniversary Edition (Remastered)

 
Us [12 inch Analog]

Us [12 inch Analog]

 

 まだ4枚目はないのだが、まあ時間の問題だろう。最近はセカンドが熱い。

Peter Gabriel 2-Remastered

Peter Gabriel 2-Remastered

 

 1978年発表の通称「Scratch」である。タイトルが少なくとも4枚目までないので通称しかないのだが、まあこのジャケ、良いよなあHipgnosis・・・。裏ジャケの荒涼とした、寂寥感漂う感じの写真も良いのだが。Robert Frippプロデュース、ということでGenesisKing Crimsonの合体か、ということにこないだ気づいたのだが私、恥ずかしながらその方面の音楽に全然明るくないので詳しくは語れない。しかしこのアルバムでもRobert Fripp印っぽいギターが随所で聴かれ、更にはハイテンション、時にファンキー(!)だったりするナンバーからとんでもなく鬱っぽい感じの曲に、泣ける感じのバラッド、という、なんかもしかしたらPeterさんも何かと折り合いをつけようと頑張っていたのかしら・・・、と思えたりもするちょっと濃密なアルバムである。知らなかったのだがこのアルバム評価が分かれたりしていたらしく、それもまあわからなくもない、言ってしまうとわかりやすい「華」の要素は薄い作品かも知れない。でもなんか嫌いになれないし、なんならこのちょっと見え隠れするナイーヴさも良いのだよね、とても「ベストライヴはOtis Redding」なんて言ってのけてしまう人が唄って作ったとは信じられないほどの・・・。

 

しかし全体的になんとなく、どっかで聴いた空気感だよなあ、と思いながらずっと聴いていたのだが、これDavid Bowieの「Station To Station」とか「Heroes」とかに通じるものがあるな、とふと思い当たった。

STATION TO STATION SPECIAL EDITION

STATION TO STATION SPECIAL EDITION

 

"Heroes" (2017 Remastered Version)

 

 別に参加メンバーにRoy Bittanがいたり、Robert Frippがいたり、という問題でもなさそうだし、なんだろう、優れたミュージシャンが時代の空気を吸い込んで吐き出しながら作ると似てくる、ってことなのか・・・。

Hallelujah T.N.B

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、よろしく!

 

なんかこう色々言いたいことはあっても、アー誰かもう言ってるだろうなあ、と思うと何となく萎えるものであるが某出版社の某雑誌と政府与党の絡みに関してすげー良いこと言えそう、と思ったらやっぱり皆思ってるらしくあちらこちらで表明されてて、あーそうだよね、このモデルさん達の伝えたいメッセージは現与党では全然実現不可能なメッセージばっかだよね、と思ったけれどもまあ胸に秘めておこう。

 

でもこの間まで結構ツイッターとか見てて、ああなんか別に俺なんか何もネット上で発言しなくても、ましてやブログなんて書かなくても良いよな、だってみんなこんなに言いたいことばっか言ってんだからさー、とか思っていたものの、なんかちょっと色々ツイッターとの付き合い方を見直したらかなりストレスが少なくなり、その分こちらのブログにもう勢いで色々書いてしまえ、という方向性になってきたので、自分でも何だかもう何が何だかわからないけれども、まあ蝋燭の最後の派手な灯火みたいなものなのかもしれない。

 

今日も仕事で、おんどれー!という瞬間が多々あって、本当に良い加減にしろよおどれら、という気持ちでThomas Dolbyのベスト盤聴きながら帰ってきたのだが

Retrospectacle: Best of

Retrospectacle: Best of

 

 本当に、頼むから私をメールのccでめんどくさいことに巻き込まないでくれ、そして人を叱責したりしたことをそんなに私に誇らしげに報告しないでくれ、とか言いたいことはたくさんあるが、その連中の自爆していくヴィジョン、建物に突っ込んで行く炎に包まれたタンクローリーのヴィジョンがまた思い浮かび、Thomas Dolbyとの良いコンビネーションで帰り道私をリフレッシュさせてくれたので、これからはヴィジョニストとして過ごしていくのも悪くない。意味違うんだが。

 

そしてMania Dのずーーーーーーと所望していた(とくにyumbo澁谷さんが下北沢で買ったという話を聞いた時には、おおおおと声にならない声が出た)7インチが私の家に来てまた一つレコードの旅が終わったのだった。内容もこんなぐにゃぐにゃした1日を無理やり良い感じに終わらせるための大興奮の音楽。しかし間髪入れずにNurse With Woundの「Changez Les Blockeurs And」を聴く。

シャンジェ・レ・ブロックル・アンド・ナース・ウィズ・ウーンド

シャンジェ・レ・ブロックル・アンド・ナース・ウィズ・ウーンド

  • アーティスト: NURSE WITH WOUND,ナース・ウィズ・ウーンド
  • 出版社/メーカー: NIGRA SINTEZILO REKORD
  • 発売日: 2018/12/15
  • メディア: CD
  • この商品を含むブログを見る
 

 まあこれを入手することはなかなか能わないThe New Blockadersのファースト(1982年)をNurse With Woundがリワーク?リミックス?した作品である。いやー限定100枚の自主盤、という原盤は無理だとしても再発とかなんとかなあ、というオリジナルは勿論聴いていないのだが、まあ他のTNB作品を聴いて判断する限り、この作品でNWWによって手を施されたリワークというのもあんまりもともとと変わらないんじゃないのか、という金属摩擦系蠢き音響作品、である。もしくはなんか鉄骨を処理する際の音とそれを処理する機械のメンテナンス時の音をまとめたような、そういう全3トラックである。最近朝っぱら、そして夜遅くに「ハードロック」を窓開けっぱなしで聴いて(まあ多分よくあるなんだかおかしい感じだったのだろうけれども)近隣住民に迷惑をかけた、ということで捕まった男がいる、というニュースを読んだが、これは多分大音量で流していても生活音、として溶け込んでしまうであろうからそういう嗜好の持主の方には大いに推薦したい。なんだか徹頭徹尾ストイックにギシャギシャやっている音、その更に後ろで蠢く声、みたいなものを大音量で聴いていると、大体のことは、もうどうでも良いや・・・、となって明日への活力が湧いてくる、そういうある種の奇特な人にとっての相田みつをの言葉のような音楽。ただ相田某の言葉とは違って、非常にじわじわ長時間にわたってボディに響いてくるのでより一層信用できる。

Bad Guy

PATR!OT @bar fam 22:00~ ¥1500(1D)

Guest DJ: tdsgk ( AOBA NU NOISE, csgb ), qumico ( La feat, freewill ), OKI ( NIGHT VACATION ), o-ba ( loaded)

and PATR!OT DJs

今月のcsgbは6月28日(金)の予定です。

AOBA NU NOISE 13th Anniversary Party @Hi-hat Sendai 2019年7月6日(土)(第一部)19:00~23:00 ADV.¥2500(+1D)DOOR.¥3500(+1D)

Live: 空間現代、ZVIZMO(伊東篤宏+テンテンコ)、Contraire、Waikiki Champions、Masaki Saito

&AOBA NU NOISE crew

(第二部)23:00~ DOOR.¥2000(本編第一部参加の方は無料)

Live:食品まつり aka FOODMAN、海風土(テンテンコ+Manabu Murata aka J<KURUUCREW、AKBK>)、Se9ence×Casin 、!?どっちがDOCCHI!?、King Rambo Sound

 以上、お待ちしております。ウサギは淋しいと死ぬ、という点に於いては私も同じかと!だからいずれかの夜にお会いしましょう。

 

今日仙台の街中を歩いていたら、交通量の多い大きな十字路の角に選挙事務所が出来ていた。その、現政権の首相の写真と名前と並べて自分の写真と名前を掲げている、結局どうせ私利私欲のためにしか働かず、国民の益となることは思いつくこともなく、そもそも国民とか市民のためにという発想すら何ら持ち合わせず金だけをむしり取り、戦争大好きというポーズを取ることにご執心でただ腐って朽ち果てていくであろうバカの右翼の、私と誕生日が一日違い、というだけでも本当に嫌で唾棄すべき存在の、勝手に仙台に来やがった政治屋の事務所に、交差点で他の車に衝突して炎に包まれながら突っ込んでいくタンクローリー、そして燃え上がる選挙事務所、しかしたった1人の犠牲者は当初は身元不明、後にその事務所に陣取った政治屋と判明、というストーリーを考えながら歩いていたら意外に今日は快調に過ごすことができた。

 

まあそんなゴミ野郎のことは考えるだけ無駄だけれども、何だか不調だった私の気晴らしに、しかも朽ち果てるイメージだけで爽快な気分を与えてくれたのでそれだけは存在意義があったと認めても良いであろう。まあ消えてくれること前提なのだが。

 

そんな奴は消えてもらわないと本当に生活が立ち行かなくなるくらいに困るのだが、なくなっては困るものばかりなくなっていくのが世の常なのか。サンドウィッチのサブウェイとかあんなに仙台にあって嬉しくて足繁く通って利用していたのに今や宮城県に2店舗、とかそういう状態になってしまった。

 

どんどん私が必要なものがなくなっていく。本当にCDもなくなっていくのだろうか。恵比寿マスカッツの新曲

EBISU ANIMAL ANTHEM

EBISU ANIMAL ANTHEM

 

とか本当に最高すぎるからCD買おうと思ったら配信限定だと・・・?

 

もうこれまで「これからはCDの時代なのでレコードとかなくなりますよー」と言われ、「カセットなんてもうなくなりましたー」と言われ「これからはCDですー」「DATですー」「MDですー」となってきて「やっぱりデータですー」「えーまだCDなんて売ってるんですか、そんで買ってるんですかー」「レコードとデータですよねー」挙句「カセットもやっぱり良いですよねー」と世の中の動きに翻弄されまくってきた我が音楽人生のことを振り返ってみると、なんかどこにぶつけて良いのかわからない怒りがこみあげてきたので・・・、やはりあの選挙事務所炎上のヴィジョンで自分をなだめることしかできない・・・。

 

Billie Eilishの「When We All Fall Asleep, Where Do We Go?」を聴く。

When We All Fall Asleep , Where Do We Go? (Limited Glow In The DarkVinyl) [Analog]

When We All Fall Asleep , Where Do We Go? (Limited Glow In The DarkVinyl) [Analog]

 

 最初は「え、Thee Headcoatsの人・・・?」とか思ったりしたものだが(それはChildish)、現在17歳の彼女のファーストアルバムである。なんか・・・、良く知らなかったのですが大変バズってるんですね彼女・・・。私はレイディオで聴いて、あらなんかこのダークなのに聴きやすいメロディと囁くような落ち着いたヴォーカル、良いわねー、となったので密かにレコード買ってたのだが、Lana Del Reyとか想起するようなメランコリックな風情に隙間を生かした音作り、そして明らかにトラップとかそういう世界を通過したビートの組み方とか、かなり面白い。別に10代だから、とかそういうことも関係なく結構びっくりするような音で、とても2019年の空気感があって素晴らしいアルバムである。不愛想な感じもするのに、どこか人懐っこい、言ってみれば我が家の近所の猫のようなアルバムで、結構メロメロな勢いで聴いている。しかしレコードで買ったのだがダウンロードのクーポンとかは付いておらず「えーダウンロードですか。デジタルだったらストリーミングで聴いてくださいー」とか言われているようで、なんだかな・・・。まあそれは置いておいて別に「新しい」から良いわけではなく凄くしっくりくるのだ。ほら、「新しい」ことばっかり評価ポイントにしてると何だか何かにすがっているような老いた音楽評論家みたいだし、ねえ。