バラが好き

mthdrsfgckr2008-12-14


気づくともう2週間くらいで今年も終わりである。思えば今までの人生、末尾が「8」で終わる年は記憶に残るくらいのなんだかとんでもなく嫌な気分で終えていた気がするのだが、今回の末尾「8」の年はそうでもないかな、とちょっとホッとしているのであった。

まあ、今までの末尾「8」の年のその嫌な気分ってのも、そもそもの原因が今にしてみればどうでも良いような、そういうものばかりだったりするのだけれども「嫌な気分で終えた年」ということで記憶に残るものである。今年も別に凄い良いこともない1年だったけれども、今までのとこ少なくとも嫌な気分で終えることはないかな、とちょっとホッとしているわけである。

しかしあと2週間で何が起こるともわからない。気を引き締めて生きたいものである。

でも、どんな気分で終えた年であれ、結局素敵な音楽と出会った記憶はしっかりと残っているわけで、そこら辺は実に幸せだと思う。今日も今日とてMarchosias Vampの「Best & Rare」を聴いたりしているわけで。実は彼等が活動していた間はまともに聴いていなかったのである。何たる不覚。そして、イカ天とか見ていなかった私は全然その有り難味は感じないのだが、イカ天キングだったらしいですなあ。しかし逆に今の私だからしっくり聴けるのだろうなあ、と言う気もしている。ともかくスカパーの番組で見て一気に盛り上がってしまい、ブクオフを探してみてもなく、逆にタワレコに行ったら今年紙ジャケリマスターでリリースされたいたようで、何と言うか凄いタイミングである。しかしこのベスト盤94年リリースのようであるが、レコード出たりしてたのだろうか・・・。紙ジャケの意義って・・・。まあ、それは良いとして帯に「ブギの王様、君臨中!」とか書いてあるわけで、実に全編グラマラスなロックンロールである。歌詞の猥雑な感じとかも含めて実に危険な香りがプンプンである。加えてリマスターのせいなのか知らないのだけれども、どの曲も兎に角音がでかい、ド迫力のグイグイドライヴするナンバーばかりで、一気に盛り上がってしまった、この2008年に。って言うかギターが凄すぎる。何だか叫び声を上げているようなヒステリックなギターの音色がまたこのドカドカのロックンロールにはドンピシャなのだ。あー、当時は多分ピンと来なかっただろうけれども、今の私の状態でライヴを見たかったものである。