This Tornado Loves You

今度の日曜日です!

AOBA NU NOISE 2009.3.29(sun)@CLUB SHAFT OPEN: 20:00~ ADV:1500yen(2D) / DOOR:2000yen (2D)
LIVE Act: -W-(Waikiki Champions), runny stools, KODA
DJ's: SISI(DA-DA-DA?),DROP,EVOL(Love records),RAMBO

是非皆様お誘いあわせの上お越しくださいませ。今回はイヴェント前恒例のガソリン注入式をいつもとは違う店でやろうとしていたのですが、なんとその店が日曜日定休日、という衝撃の事態になってしまって結局いつもの店になってしまいそうな感じです。いや、もう全然それでも構わないのですが。いずれにせよEVOLは今回も楽しい選曲を心がけます。

ところで怒涛の年度末が終了し、今日からちょっとまとまって休めるのであった。

もうここ最近は職場にいるとなんか大声を上げてツッコミたくなるような精神状態で、これはヤヴァイ、という段階に来ていたのだった。ということでこの休み中に温泉でも行くかー1人で、とか思っているのだが、果たして1人で温泉に旅行に行って楽しめるのだろうか。

そう、何度もここには頻出する「温泉行きたい」という発言であるが、実際に1人で一泊、とかしたら退屈してしまいそうな気がビンビンにするのであった。多分宿に着いて、ちょっとぼんやりして、風呂入って、何らかの手段で夕食取って、また風呂入って、酒飲んで、寝て、起きて、朝食取って、宿を出て、という感じの行程なのだろうが、なんかこう、途中で退屈してしまいそうな気が。

否、多分夜夕食取ってる頃に同じく1人で来ている可愛い女性と知り合って、一緒に酒飲んだり、もしかしたら、なんてことがあるから退屈はしないのか。そうだ、そうに違いない。よし、1人で温泉に行こう!

と勢いよく行くととても期待はずれの空振りに終わって、もしかしたらより一層ダメージを食らう結果になると思うので上記の妄想は削除しておこうと思う。でも折角だから、1人で退屈に耐えるという修行も兼ねて行ってみようかのう。そうしたら、もしかしたら1人で来ている可愛い女性と、ってはっ、削除した筈の妄想がまたしても。

下らないからNeko Caseの「Middle Cyclone」を聴く。まずはこのジャケットを見ていただきたいのだが、この突き抜け方は一体何なんだろうか・・・。もしかしたら今年これを越える衝撃のジャケットの作品は現れないかも知れない。ということで、この間のMarianne Faithfullの作品Easy Come Easy Goでもカヴァーされていたアメリカン女性シンガーソングライターの新作である。所謂オルタナカントリーとかそういう下らぬ呼称で括られたりしていたものであるが、もうそういう問題ではなく、これは本当に良いアルバムである。ピアノ7台の「ピアノオーケストラ」のフィーチャー、という実に地味な話題もあったりすることはするのだが、普通にグッドメロディを凛とした歌声で彼女が歌う、という実にそれだけで説明は以上、みたいなアルバムなのである。しかし、シンプルであるが故に音楽の強度が凄い。アップテンポの曲もしっとりとした曲もどれも実に滋味深く、M. WardとかGarth HudsonとかCalexicoやらGiant Sandの面々の好サポートも相俟って、落ち着いてじっくりと聴けるのであった。こういう音楽って派手さに欠ける分話題にもなりにくいのかも知れないけれども、必ずや物凄い満足感が得られる高値安定型のものだと思うし、そんな中でも彼女は最高峰に位置するように思えるのだが。ちなみに最初曲目とか何ら見ずにふんふん聴いていたら、Sparksの「Never Turn Your Back On Mother Earth」のカヴァーが飛び出してきてマジで衝撃を受けた。やってくれるなあ・・・。