Let The Sunshine In

昨日のMINIMUMスタッフの皆様、お越しの皆様まことにありがとうございました。個人的には、今まで色々なイヴェントでDJ的なことをさせてもらいましたが、1、2を争うくらい楽しくできました。でも、Poleとかベーチャンとかかけてる時には「シビアなつなぎが要求されるよな・・・」という緊張感で一杯だったのに段々「ざっくりとしたつなぎで良いじゃーん」と解放されてSimple Minds(あ、初期です勿論)とかStrawbwerry Switchbladeとかかける自分は永遠に成長がないのでは、という不安が、イヴェントの終わった今あったりします。まあ、それはそれとしてまたよろしくお願いいたします。

なんだか最近ノンストップでどばーと駆け抜けるような日々だったのだが、それは物理的にも精神的にもでなかなか余裕がなかったものである。新しい年度の始まり、ということもあるのだけれども、それだけでなく様々な事態が何故かこの時期に起きたり、挙句の果てには洗面台の下の水漏れをこの間直したばかりだというのにまたしても直す羽目になってしまったり、とお前さー、と誰に対してでもない突っ込みを入れたくなるものである、虚空に向って。

まあ、何とか所謂黄金週間は暦どおりの休みは取れそうなので、そこで全ての辻褄を合わせたいところであるが、合わせた結果何かを悟ってしまって、五月病or dieになってしまうのではないか、という不安が今度は襲ってくる私は単なる心配性なのだろうか。

でも良いのだ、今日も今日とてアイスコーヒーをまた抽出しているから強制的スローライフなのだから。そんなス(以下略)のBGMは朝から猛烈にノイズばっかりだったのだが今は「School Me! Volume One. 1968 - 1975」を聴いている。これはタイトルの示す時期のアメリカの高校、大学のスクールバンドの演奏を集めたアルバムである。知らなかったのだが、各学校のスクールバンドはちゃんとLP作っているんですな、勿論自主制作ではあるが。で、スクールバンドと言えば日本では吹奏楽部みたいなものであるが、こちらはジャズコンボ的なバンド、である。多分かの地では普通なのではあるが、この国に於いては、へーそういうのがあるのか、とまず土台から認識を改めなくてはならない。で、それがまた格好良いのである。黒人系の学校が多いということもあるのだが、全編ブラスが大フィーチャーされたファンキーなナンバーばかりである。曲もミュージカル「ヘアー」の曲からThe BeatlesからHerbie Hancockから、大体カヴァーばかりなのだが、どれもビッグバンドアレンジになっており、異常にダイナミックでよくある表現を使えばプロ顔負け、の演奏を聴かせている。まあ、ネタものとしての捉え方もあるのだろうけれども、よくできたビッグバンド風名曲集、として素直に楽しめる1枚。しっかしどのバンドも本当にドラムスが良いのである。こういうのって、凄く一面的な捉え方かも知れないけれどもやっぱり生まれつきのビート感、の問題なのかもなあ。