Talk On

日曜日の話になりますが、AOBA NU NOISEにお越しの皆様、誠にありがとうございました。うどん、釜玉うどん、美味しかったなあ。しかし釜玉うどんって卵白は使わないで、卵黄だけで作るもの、という記憶があったのですが、卵白入っていても、ズル、って感じでイケるんだなあ、と感動しました。今度ウチでもだし醤油使って作ってみよう。

あ、あと、イヴェント前の串鳥に於ける盛り上がりが最高すぎて、本当に良い時間を過ごせました。エビス・ザ・ホップのビンがあんなに秒殺な勢いで空くとは・・・。

で、イヴェントの話はまあ、ちょっと今回は記憶が曖昧だったりするのですが、かなりなんかブースから降りて暴れてた気がします。皆様すみません。個人的にはAndreas Dorauとか久々に聴けた(ってか自分でかけた)のと相棒大久氏のLardが嬉しかったなあ・・・。そして毎回The Damnedでブース内で暴れて針を飛ばす大久氏の生き様に乾杯、と心から思いました。それでこそ!と、かようにわいわいやっているわけであるが、月に一度のお楽しみであるからにして。他の日は何か砂を噛むような感じで、下を向いて俯いて暮らしているのですよ。

まあ、それはそれとして、先輩風を吹かす人、って世の中凄く多いのだなあ、と最近とみに思う。リアルでもネット上でも。昔から多分沢山いるのであろうが、最近自分が良い加減微妙に歳取って来たからか、何だか凄く目に付くのである。まあ良いんだけれども、何か傍から見てると、よっぽど俺が俺が的で行かないと死んでしまう方々ばかりなんだろうか、とか思ってしまったりする。ウサギが寂しいと死んでしまうかの如くに。

まあ別に私には関係ないから良いんですけれども。というか最近この日々散歩に於いては、著しく虫の居所悪い人みたいな感じの文の羅列みたいになってしまっていて、ちょっと我ながら何だかな、と思うのだけれども、実際そうだから仕方がない。心の平安を待つばかりである。

ということでOcean Colour Sceneの「Ocean Colour Scene」を聴く。92年リリースのファーストである。メンバー自身が気に入っていないアルバムらしいし、世間的にも何だかなかったことになっているようなアルバムであるが、そんなことはないのである、と今回聴いて思いを強くしたのである。確かにメジャー一発目で、オーヴァープロデュース気味なところは、まあ否めない。否めないけれども、Jimmy MillerにHugo NicholsonにSteve OsbourneにTim Palmer、という錚々たるプロデューサー陣なわけで、オーヴァーであっても悪いはずがない、というのはバンドを無視した発言であるけれども、実際凄く良いのである。Fontanaお得意のインディ時代楽曲の再録も2曲くらいあるけれども勢いが増した録音になっているし、シングル曲はどれも、まあ打ち込みの曲はちょっとやりすぎかも知れないけれども優れた楽曲だし、Stevie WonderとSyreeta Wrightの曲のカヴァーは爆裂ファンキーロックナンバーである。そんな中でアクースティックギター主体のシンプルなナンバーは本当に美しく映えるし、逆にこの後の展開では若干こういう繊細な側面があまり感じられなくなってしまったが故に残念な感じがする。まあ、おそらく骨太なバンド、というのがこのバンドの本質だったのかも知れないけれども、それはそれとして、実に良く出来た作品なので、今もう一度聴いて検証されるべき作品だったりするのではないだろうか。個人的には久々に聴いて死ぬほど盛り上がりました、あ、蛇足ですが。蛇足ついでに、再発すべきだこれは絶対に!