Bad Habits

告知でやんす。

minimum 2009.8.25(Tue)@Club Shaft open / 21:00〜 ADV /1500(2D)DOOR /2000(2D)
DJs/ARAKI,KUWA & more....

ということで4月にもお世話になりましたARAKIさんとKUWAさんのイヴェントでまたしてもDJすることになりました。ど平日なんでノンアルコールで頑張ります。皆様もふらりといらしてください!今回は、何かけましょうかねえ・・・。打ち込みな感じの曲で攻めるつもりです。よろしくお願いいたします!

で、色々ゲストがいるAOBA NU NOISEも8月30日の日曜日にありますので、また詳細決まったら告知いたします。あ、何をかけるかとかは全く決まってませんが、串鳥でアルコール充填してから行くことは決定です。

なんだか雨だなー、とか曇りだなー、やっと晴れたなー、暑いなー、とか思ったりしていた一週間を経たらすっかり秋の気候っぽく感じられる昨今である。

嗚呼、今年の夏も何もしなかったなあ、と振り返ることが何だか毎年恒例の行事になりつつあるが、何もしなかったのである。毎年毎年夏を逃し続けているような恐怖感に襲われながら日々過ごしているものだが、今年もその恐れは現実のものとなり、やはり夏を逃して今年も過ぎていくのである。

海、山、プール、花火、浴衣、祭、アヴァンチュール、全てなし、皆無、オールナッシング、であった。というかそもそもそういうものにあまり興味なし(アヴァンチュールには興味津々なお年頃ではあるが・・・)、という私なので一向に構わないのであるが、何かそういう全然興味ないものですらしないといけないのではないか、と思わせられるのが夏の怖いところであり、またしたらしたで、結局夏の終わりと共にやってくる空しい気持ちの勢いには負けてしまって、結局充足感など得られるわけがないのである。わかってはいる、わかってはいるのだけれども、何かしなければならなかったんじゃないのか、と夏のせいで思わせられてしまうのである。何だか満たされていたなー、とかいう気持ちで夏を終える人間とかって果たしているのだろうか(超主観)。いや、いないはずだ(やっぱり超主観)!

他の季節に関しては別に思わないのに、何故か夏に関しては上記のような思いが募るのであった。まあ、故意に夏気分を盛り上げようとするメディアのぶち上げる夏のモデルケースみたいなものに惑わされまくっている結果なのかも知れないのだけれども、それでも何故か夏の終わり、というものはこのように「嗚呼何もしなかったなあ」若しくは「嗚呼やっちまったなあ」という苦い思い出と共に訪れるものなのである。

そんな気持ちでMaxwellの「BLACKsummers'night」を聴く。ソウルフルなR&Bシンガー、8年ぶりの新作である。私を良く知る友人からは「(こういうのを聴いているとは私の)イメージに合わん」と言われてしまったものであるが、実際私もそう思う。しかし私にとっての所謂ノイズ音楽と同じようにこういうのが必要な時があるのである。とくに彼の作り出す濃密な音世界はかなりクセになるので好きだったのだが、8年の時を経てもやはりその世界は揺るぎないのであった。しかし今回は全編生音で作られており、その何か呼吸しているようなバックに合わせて彼も伸び伸びと歌っている。またファルセットが良いんだよなあ、彼の・・・。そしてとくに今回はメロディ面でがっつりと練り上げられたような印象が強く丁寧なアルバムだなー、と思わせられる瞬間が連発である。でもそれでいて作りこまれた印象というよりは、風がちゃんと抜けていくような爽快感まであって、濃厚なのに風通しが良い、という不思議な傑作なのである。彼のヴィジュアルもアフロヘアーだったのがばっさりと短くなっており、そういうヴィジュアル面での変化と共にすっきりとしたような印象である。9曲で40分弱、というのも何だか潔いし、これから続けて出ることになっている作品群も楽しみである。しっかし、何でamazonのレヴューってあるんですかね?いらないんじゃないですかね?