The Last Song

昨夜のAOBA NU NOISEにお越しの皆様、ありがとうございました!EVOLは回を重ねるごとに本気度が増してはいるのですが、同時に大雑把さ加減もかなり増していて、なんて良いバランスなんだろうか、としみじみ思います、っていうか無音とかやり直し増えてきてすみません・・・。楽しんでいただければ幸いです!

ところで肩こりって解消されうるものなのであろうか。物心ついてからずいぶん長いこと肩こりに悩まされているような気がする私なわけであるが、最近とみに酷い。

揉めばほぐれることはほぐれるものであるが、それは抜本的な解決法なのか、という疑問がある。つまりあくまで緩和であって、消滅させる、ということは可能なのだろうか。

多分目の疲れとか背骨のゆがみとかそういう様々な要因が複合的に絡み合った結果が肩こりとして表出してきてるのだろうと思うので、一つ一つあたって消していって最終的に肩こりをなくす、というのが一番良い方法なのだろうが、それではあまりにも時間がかかりすぎる。何とか一発スキッと解消、という道を探りたいものであるが、良い方法について考えをめぐらせているうちに日が暮れて、という日々の繰り返しなのだった。

まあ、気のせいだ、と思い込むのが一番良い方法にも思えなくもないのだが。ということでどなたか識者の方にご教授願いたいのであった。

ということでPhewの「Our Likeness」を聴く。私の長年の愛聴盤、92年にMuteからリリースされたアルバムである。Phewと言えばファースト、という方が大半だろうと思うのだが、実はこのアルバムもヴォーカリスト、幅広い声の表現者としてのPhewの魅力を知るにはうってつけのアルバムなのであった。バックはAlex Hackeに故Chrislo Haas、Thomas SternにJaki Lebezeit、というつまりEinsturzende NeubautenにLiaisons Dageureuses、Can、という(もっと言えばJaki以外の3人は要はCrime And The City Solution、ということなんだが)超ど級のメンバーによるバックの演奏は柔軟で時に重厚に、時に軽やかに、と変幻自在で自由である。しかしそれらをびしっとまとめているのが他でもなく日本代表のPhewのヴォーカルなのであった。歌詞を散りばめて置いていくような曲が大半で、その隙間の多さが彼女の声の表現の自由さに拍車をかけていて、実は彼女のキャリア史上、もっとものびのびとしていて、且つもっとも実験的なアルバム、と言えるのかも知れない。燃えます。