Avisodomy

今日です!

「SALON DE MURDER」〜サロン・ド・マーダー〜 5/3 (mon)祝日@PANGAEA 開店 21:00~ チャージ ¥1000(w水割り付)
〜CMGの二人がホステスを務め、夜な夜な素敵な方々をお招き致します。場末の爆音スナック「サロン・ド・マーダー」、開店。〜

ゲストDJ/TDSGK(aoba nu noise)
ゲストLIVE/kandelaar、HALF MAN HALF SHIT http://www.myspace.com/halfmanhalfshit、CMG+ Murata(from KURUUCREW http://www.myspace.com/kuruucrew)...& more!
ホステスDJ&LIVE/アヤ&ミホ(Coquettish Murder Girls)

yumbo, Maher Shalal Hash Baz, Che-SHIZUを見た後でも、ドラびでお, -W-を見た後でもアフター(言ってみたかった)としてふらりと立ち寄っていただければ幸いです!私は今日はのべ2時間、命令により黒服で水商売っぽくDJいたしますが、かけるのも(若干意味合いの異なる)黒服系です。

ところで家族サービスも兼ねて、アラバキロックフェスに行ってきた。我が家の同年齢のフェス好きは2日連続で行っていたのだが、私は2日目だけの参戦となったのだった。

フェス自体、2年前のアラバキ以来2回目、という私であるが天気も悪くなく、なかなか楽しめるものであった。ベストアクトはやはり2年前と同様佐世保バーガーであった。1000円という価格は伊達じゃない、と胃袋の底から痛感させられるヴォリューム、味、まさに圧巻である。まあ、たまにしか食べないからその分思いも深まっているのだろうけれども、それにしても美味しいなあ、と頬張りながらいたのだった。

あ、ライヴの方はですね、毛皮のマリーズが短いステージだったけれども本当に素晴らしくて、大号泣してしまった。Zazen Boys、ソカバン、The BawdiesThe Pillowsなど初めて見るものもあれば何回目かのアクトもあったのだが、どれも概ね良かった。

ただ、やはりあまり自分はフェスとかガンガンに楽しめるタイプではないのかもなあ、と思ったりしたのだが、それは別に最近のフェスばっかの風潮がどうこう、とか音楽の聴き方ってのはだなあ、とかそういう面倒くさいジジイのような話ではなく、あくまで個人的に、の話である。そもそもアウトドアが苦手だったりするわけなのでそりゃあしょうがないのだが1日行っただけでも疲労してしまったりして、ちょっと自分にがっかりである。

ということでフェス特有の低音の効いた音を一日中浴びまくってしまった反動なのか、Throbbing Gristleとかばっかり聴いている連休のど真ん中。今はWhitehouseの「Erector」を聴いている。81年作である。Whitehouseアナログ180グラム再発プロジェクトも細々と続いているが、是非続行してもらいたいものである。お陰で今作も聴けるようになったのだから。どっちかというとジャケが問題になった話(どのようなジャケなのかはご自分で検索していただきたい。ちょっと載せられない・・・)ばかりが取りざたされる(アートワークはNurse With WoundのSteven Stapleton)アルバムだが、裏ジャケに「Extreme Electronic Music」という注意書きがある通り、強烈なドボドボドボドボいう低音にキュイーという超音波に近い高音、そしてWilliam Bennett(元Essential Logicだとはなあ)の加工されまくったヴォイスがこれまたMark Stewartと超音波ノイズの間を行き来するような勢いで乗っかる、という大変にバランスの取れた1作である。かなりミニマルなノイズ展開が続いて思わず恍惚となりそうであるが、そこに更にAlvin Lucierみたいな高音のノイズが入ってきたりして、かなり覚醒させられる。何と言うか横っ面を引っぱたかれたような、喝を入れてくれる音楽である。