Metal Machine Music Part. 1

昨夜のStereoにお越しの皆様ありがとうございました!今回のStereoは全くネタが決まらず、レコ棚でThe Romantics発見した瞬間に、禁断の80年代ポップスで行こう、と決まって、そしてその通りやってしまいましたが、どうだったでしょうか・・・?個人的にはThe Pretendersの「Don't Get Me Wrong」からKatrina And The Wavesの「Walking On Sunshine」に真剣にBPM合わせてつないでた時にふと「何やってんだ俺?」と我に帰ったのが面白かったです。あとCharlie Sextonのファーストはやばい。

さて、新たな告知です!

AOBA NU NOISE〜BAND、ROCK、HOUSE、TECHNO、MINIMAL〜 5/30(SUN)OPEN 20:00~ @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools×雨先案内人, M-KODA

DJs/ BOW, SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, ☆

おそらく今回もこんな感じかと!我々何時からとかまだわからないんですが、分かり次第こちらでご報告させていただきます。今回何かけるんでしょうか、ねえ・・・?

さて、今回は友人に、「普通の日記を書いてみたら?」という話を振られたので書いてみようと思う。

5月23日(日)
昨夜は上記Stereoのために帰りが遅かったので10時頃起床。何となく気が滅入りそうな天気と気温だったので、ソウルマナーの演奏とアレンジ、パワフルなヴォーカルに盛り上げてもらおうとSolomon Burkeの「Nothing's Impossible」ナッシングズ・インポッシブルを聴きながら洗濯物を干して朝食。寒くてもアイスコーヒーには氷を入れてしまうのは性みたいなものなのか。食べ終わってベランダで喫煙。しかし窓を閉めても外までビンビンに聴こえてくるSolomon王の声にビビる、というか音量を気にしろ、という話なのか。その後Solomon王を聴き終わってから風呂掃除。久々に気合を入れてごしごしやっていたら時間を忘れそうなくらい熱中する。熱中しすぎて、途中佐川急便がamazonからの届け物(私の注文したものではない)を持ってきたようだが、見事に不在連絡表が入っていた。在宅していながら不在連絡票が入ってしまうことほど空しいことはない。

結局夜持ってきてもらうことにして、床の掃除をし汗だくになる。せっかくSolomon Burkeで良い感じに盛り上がったのに不在連絡で若干凹み、これではいかん、とOptimo ( Espacio )のFabricから出たミックスCDFabric 52で気持ちを盛り上げる。Fad Gadgetからスタートしているにも関わらず、全体的に4つ打ちでスパスパ飛ばしていく感じが痛快。私が好きな彼らのミックスCDは毎回飛び道具(Nurse With Woundとか・・・)が隠されているのだが、今回はフロア仕様らしくストレートで、これはこれで良い。しかしめちゃくちゃ気になる曲を発見し、すぐさまネットで調べるとItalians Do It Betterから出ているDesireの曲だった。ああ、確かに前ネットで買おうかどうか悩んだ奴だ・・・。しかもよく見ると国内には主なところで在庫ないようだ・・・。レーベルからか・・・、とか悩みながらメールやら電話のやり取り。

CDを買いに出かけるよりも携帯でダウンロードする方がエコな世の中らしい。なるほどね、スマートだね、確かに。だったら俺1人で地球の環境でもなんでも破壊して滅亡させたるわ、という結論になり、車で外出。こんな日のお出かけのBGMはLou Reedの「Metal Machine Music」Metal Machine Musicが良い。びぎゃーん、とかやってるうちに街に出てStore 15 Novで『電子雑音』最終号電子雑音9号Pan Sonicのラストアルバム「Gravitoni」Gravitoni、そして散々逡巡し、大いに悩んだ挙句、お布施のようなものか、と腹を括ってLou Reedの「Metal Machine Music」重量盤再発を買ってしまう。給料日後のレコ屋は危険だ、と思う。しかしこの3点は悪いわけないのでしょうがない。しかしまさに電子雑音、というか・・・。

その後取り置きしていたRobert Gordon With Link Wrayの「Fresh Fish Special」Fresh Fish Specialをレコードライブラリーで回収し、ラヴレコで馬鹿話に興じながら取り置きしていたThe The「Soul Mining」Soul MiningFugazi「Repeater + 3 Songs」Repeater + 3 Songsという何かと真摯に向き合っている音楽のCD群を回収。帰り道に空腹を覚えたのでセヴンイレヴンでブリトーとコーヒーを買う。駐車場でブリトーを食べたが温まり方が半端なく、あっつい。しかもチーズがこぼれたりと結構スリリングな食事。帰り道はThe The。プロデュースのPaul Hardimanのせいか部分的に何故かLloyd Cole And The Commotionsの「Rattlesnakes」Rattlesnakesを思い起こす。思えばこの間のLloyd ColeのコンピETC.にはMatt Johnson参加してたな、と点と線をつなげながら帰宅。『電子雑音』読みながら「Metal Machine Music」を聴く。さっき聴いていたCDよりも若干高音抑えめで、少し印象が違うがヴォリュームを上げて聴くと、これ以上人の神経逆なでする音楽もねえな、という印象に落ち着くヒステリックな音楽。アナログ4面に分かれているのを聴くのが初めてなので、結構毎回リセットしながら各面と対峙できてとても良い、と思う。

その後Robert Gordonを聴くが、こちらは結構あっさり目なロカビリーでこれはこれでとても楽しい。Bruce Springsteen「Fire」のカヴァーもあっさりとしている。新鮮。「Fire」というとDes'reeとBabyfaceのデュエットSupernaturalが本当に最高なんだが(あ、ギターウルフDEAD ROCKもか)、これはこれで良い。

その後Pan Sonicのラストアルバムを山路製めんのうどんを茹でながら聴く。最早調理器具の発する音なのかステレオからの音なのかわからないカオティックな空間が出現してビビるが、無事茹であがる。ビールとさつま揚げとざるうどんときゅうりの漬物で夕食。うどんはコシが強いが、小麦の良い香りとつるりとした喉ごしのせいもあって優しい味。これはめちゃくちゃ美味いんじゃないか!?となって明日の夕食もうどん決定。

その後紅茶を飲みながら先日id:mikkさんにいただいたクッキーを食べておやつ。このいただいたクッキーもめちゃくちゃ美味いんじゃないか!?となったので半分残して明日食べること決定。こうして夜はWillie Nelsonの「Country Music」Country Musicで渋く穏やかに更けていくのだった。

ということで普通に書いてみたが、結局食い物と音楽の話なのでいつもの日々散歩と変わらないのだな、と痛感。ということはある意味通常の日々散歩は日常を上手いこと、良くも悪くも切り取っているのだなあ、と再認識。という感じで今日5月23日のサウンドトラックは当然ながら「Metal Machine Music」なのであった。暗い日曜日、という言葉が頭をよぎるが、私の場合、結構こういう休日が一番幸福な休日だったりするので、そんな日のサウンドトラックにふさわしいものである。