Le Fantome

今度の日曜日です!

POP TUNE!!! Vol.3〜ELECTRO、HOUSE、POP〜 6/6(SUN) 18:00〜23:30@CLUB SHAFT ADV \2000(1D+mix CD) DOOR \2500(1D)
※先着でHIEROPHANT GREENのMIX-CD、CANDY BEAR STUPID!の新曲DVDをプレゼント!

GUEST LIVE/CANDY BEAR STUPID!

GUEST DJ/HIEROPHANT GREEN

DJs/geeepang(POPTUNE), TDSGK, kazz(SWING SWING SWING), TATSUYA, 328

VJ/nayuko

POPTUNE CAFE/chise, ririco

Film/syun

よろしくお願いいたします!80年代なディスコのりで行きたいと思っております!

遅ればせながら先日のAOBA NU NOISE、お疲れさまでした!久々のロングセットとか、CDJがCD読み込んでくれない、とか思わずDJブースの台に足をかけて上って大暴れ(しかもThe Yellow Monkey「プライマル」で)とか、新しい出会い、とかあまりにも色々なことやり過ぎて物凄く疲労しましたが、心地よい疲労でした。また頑張ります!個人的にはNikki Suddenを爆音でかけたこととか、Spectrumを爆音で久々にかけたこととか、どんどん性質の悪いおっちゃん化しているのが気がかりです、自分・・・。

さて、そのような爆裂な日曜日を過ごしたらその後怒涛の激務で死にそうになった。ということで疲労も域値に達しそうな週の折り返し地点に来て、とどめは今日野球から帰ってきた同居人の物凄いテンションの愚痴というかボヤキであった・・・。これは堪える。とくに野球に興味を持っていない相手によくこのようなテンションで語れるものだ・・・、とある意味感動した次第である。つまりそれを自分に置き換えてみると、Nurse With WoundとかWhitehouseとかVivenzaとかRamlehとかMBとかの素晴らしさを2時間くらいそれらの音楽かけながら飲みながら語るようなものだろうか。まあ、そういうことを自分はしていないな、まだ、と何故かホッとした次第である。と同時に、嗚呼なるほど、彼女にとっては至福の状態なのだろうなあ、ということも容易に想像がつくのでまあ、今後も耳を傾けていこうではないか。

あー大人だな俺。だからこそEmmanuelle Seignerの「Dingue」を聴く。フレンチ・ポップには滅法暗い私であるが、Ultra Orangeと共演したアルバムUltra Orange and Emmanuelleで聴いて以来ちょっと気になる存在だったのである。ちなみに彼女はロマン・ポランスキーの奥方でもある。なんと業の深い・・・。さて、この作品であるが、ざらっとしたガレージロック風味だった上記作品とは趣が異なり、シンプルながらもストリングスもホーンも乱れ飛ぶポップな作品に仕上がっている。全曲フランス語詞だし。しかし彼女のちょっとアンニュイなヴォーカルはこのようなポップなバッキングでも映えまくりである。なんかどっか陰りがあって良いんだよなあ、とか素朴な意見を言ってみる。しかしこの全体的に優しい雰囲気ながらどっか明るくは抜けきらない感じは聴き覚えがあるなあ、と思ったら作詞作曲プロデュースでKeren Annが絡んでいるのだった。なるほど、彼女のこのアルバムKeren Annに通じる感覚なのだな、と実に合点がいくものである。加えてミックスはTore Johanssonで、デュエットではIggy Pop(渋いフランス語ヴォーカルなのだ・・・)と旦那さんが参加、という何だか布陣だけでも物凄いことになっているのだった。でもそれに負けないのがEmmanuelle嬢(44歳なのだが)の存在感で、こんなアンニュイなヴォーカルなのに何故かビシッと筋が通っているのだなあ・・・。