Oh, The Divorces!

今度の日曜日です!

POP TUNE!!! Vol.3〜ELECTRO、HOUSE、POP〜 6/6(SUN) 18:00〜23:30@CLUB SHAFT ADV \2000(1D+mix CD) DOOR \2500(1D)
※先着でHIEROPHANT GREENのMIX-CD、CANDY BEAR STUPID!の新曲DVDをプレゼント!

GUEST LIVE/CANDY BEAR STUPID!

GUEST DJ/HIEROPHANT GREEN

DJs/geeepang(POPTUNE), TDSGK, kazz(SWING SWING SWING), TATSUYA, 328

VJ/nayuko

POPTUNE CAFE/chise, ririco

Film/syun

19時過ぎからプレイ(←一度言ってみたかった)する予定です、よろしくお願いいたします!

なんか携帯電話の調子がおかしい。いや、多分電話機能は大丈夫だと思うのだが、メールをする際に「さ」行を押し続けて「し」とか「す」とか「せ」とか「そ」とか出そうとすると、「ささささささささささささ」となってしまうのである。

だから例えば「さみしい」とかメールで打とうとすると(あくまで例なのであって、そんな女々しいフィーリングを訴えるようなメール送ったりしないのだが)、「さみささささささささささしい」とかなったり、「ソニック・ユース」とかメールで打とうとすると(こちらは大いにありうる、というか大アリ)「さささささしささささすささささささささせさささささささささささそにっく・ゆーさささしささささささささす」となってしまうのである。

まあ、David Cunninghamは「エラー・システム」なるメソッドを提唱した偉人なのであるが、もしかしたらこの不肖わたしくめも、かように携帯電話の不具合を利用した、メールに於ける新たなアート・フォームを生み出してしまったのかも知れない。というのはあくまで戯言であって、不都合この上ないものである。

おそらくこれは自分の力ではなんともならないので、修理に出したりした方が良いと思うのだが、携帯電話の修理、って初体験だ、思えば。というか携帯電話に思い入れを持って機種変更とかしたことないので(というかその変更しようという時期に出回っている中で良い感じのを選ぶのが普通、だと思うのだが、それはわたしだけ、なのか?)、なんか修理しないで交換しても良いんじゃねー、とか思っていたが。

思えば機種変更したのが昨年の8月。確か2年間使わないと金をまとめて払わなければならなかったような・・・。だから携帯電話も2年間ばしっと、頑丈に、たくましくもつ奴を作れってんだよ!と深夜にブチ切れているのは、使い方が荒い自分の落ち度を認めようとしない、クレーマーのような35歳男性なのであった。

しかしいや、なんかの手立てを考えないと、自分のセールスポイントである「メール返信が早い」(←今決めました)というものが失われてしまうではないか。いやいや、頭の痛い問題である。

え、iPhone?あー、使いこなせるんですかね、私のような凡人にも・・・。でもiPhoneだったらなんとなく思い入れを持って、使いづらくても長いこと使いそうだな、という気がしてくるから実に危険だ。え、今と同じソフトバンクじゃないか、って?いやいや煽らないでくださいよ・・・。

と一人芝居を繰り広げる夜のBGMはTracey Thornの「Love And Its Opposite」である。Everything But The Girlとしての活動はもうないのだろうかのう、と思いながらいるのだが、ま、こういう良い感じのソロアルバムが出るんだからそれも良いだろう、か・・・。ソロとしては3枚目の新作である。前作アウト・オブ・ザ・ウッズもかなり良かったが、今作はまた違ったベクトルで凄く良いんだからやられてしまう。打ちこみ打ちこみした意匠がひっそりと陰をひそめ、どちらかと言うと生楽器、もしくは生楽器風の質感の方が全面に出ている。だからEBTGの末期の音はちょっと・・・、という人でも普通になんか感涙にむせんで聴けるのではないか、と思う。彼女の弾くギターも聴けるし、生ドラムスだって入っているわけで。で、全体的にポップでメロディアスな楽曲ばかりなのだが、どこかダウナーな感じを受けるのは彼女の更に低くなった声のせいなのか。決してダークではないのだが、からっと抜ける感じではない。でもこういう陰りのある世界を嫌味じゃなく表現できる人、ってあんまり他には思いつかなかったりするし、今までもこういう感じではなかった。Lee Hazlewoodのカヴァーがズバっとはまった快作アルバムを作るようになる、とはEBTG時代からはちょっと想像できなかったわけで。おそらく母親として、女性としての年相応の落ち着きが作り出せる作品、ということなのだろうか。で思えば入手してから3日に1回は聴いていたりする自分がいたりするわけで、私もそういう年相応になってきた、ということなのだろうか。いや、そんなこともないか・・・。