German Girl

今月の月に一度のお楽しみは土曜日に開催!!

AOBA NU NOISE〜BAND、ROCK、HOUSE、TECHNO、MINIMAL〜 7/24(SAT)OPEN 22:00~ @ CLUB SHAFT ADV \1500(1D) DOOR \2000(1D)

Live Act/ -W-(Waikiki Champions), runny stools×雨先案内人, M-KODA

DJs/ BOW, SISINOBU, EVOL(Love records), RAMBO, ☆, Miya

今回もですね、前回大好評だったのでEVOL+RAMBOの「RAVOL」という3人体制で臨みます。前回は爆裂に盛り上がったのですが、今回も初の土曜日開催、夜も深い時間のスタート(=アルコール回ってる)という危険なシチュエーションが揃っているので大変だと思います。是非今まで遊びに来れなかった皆さま方もこぞって遊びにいらしてください。我々は22:40からなんと80分くらい、どかーっとやりますので!

ということでご無沙汰しておりました。いやいや、氷結という缶チューハイの早摘みレモン味が美味過ぎて、毎晩飲んでたら更新できませんでした。すみません・・・。

今日は珍しくレコード以外の買い物に出かけたりしたわけだが、街中にはわんさか人が溢れていて大層疲れた。とくに昨日は我が街にEXIL○がコンサートで来ていたらしく、駅前のビルには彼らの、どう見ても我が家の近所にたむろするオラオラ系のあんちゃんの服にしか見えない衣装が飾られていて、それを「かっこいー」とか言いながら携帯のカメラで撮りまくる若者とか、EX○LEグッズの販売コーナーができていてそれはもう物凄い人の群れだったりとか、そういう盛り上がりに大層やられた。私の周りに彼らのことを好きな人なんて1人もいないわけだから(というかネタにしている連中しかいない)、本当に人気があるのかどうなのか私にはまったく測りかねたのだが、こうして見るとみんな彼らのことが好きなんだな・・・。勉強になりました。

そして無印○品を駅前で2件ハシゴする羽目になったんだが、1件目でクッションに座っていた人が2件目でも同じようにクッションに座っていたのにはびっくりした。我々が1件目を後にした時にはまだクッションに座っていたはずだが、なぜ2件目に私たちよりも速く着いて同じようにクッションに座っているのだろうかあの男の人は。もしかしたら無○良品のクッションには実は全てあの男の人がセットになって販売されているのだろうか。もしかしたら日本全国、どこの○印良品に行ってもあの男の人が座っているのだろうか。そう考えると意外に合点がいくのも不思議な話だ。

その他にも、コンビニの駐車場で携帯電話を見ながら泣いていた女の人が、私がコンビニから出てきたら携帯電話を駐車場に叩きつけてたりしていて、なんだかドラマじゃのう、と他人事っぽく思ったある夏の暑い日なのだった。だからThe Lotus Eatersの「No Sense Of Sin」を聴く。84年のアルバムの再発である。余談であるが、私がこのアルバムを所望した10数年前はCD化の話もなく、アナログのブートというかリプロ盤しか発見できず、その後オリジナルアナログを中古で発見し、2001年に日本盤で出た再発CDにも飛びつき、そして今回のCD再発、となるわけで計4回購入した、という計算になる。前回のCDはアルバム収録曲が数曲オミットされていたがボートラ付きで、今回の再発はオリジナルアルバム収録曲全部+ボートラ、ということでじゃあ前回のCDは手放せるな、と思っていたら何とボートラが異なっていて、つまり前回のCD化の際にしか入っていないボートラがある、っつうことで手放せなくなってしまった。我が家には今3枚このアルバムが様々なフォーマットである、という事態になってしまったのは業が深い、というか何と言うか・・・。呆れたものであるが、その不気味な熱意もこのアルバムに関してはしょうがないではないか、というものである(注:かなり自分に対してのエクスキューズ、というか何と言うか)。私が彼らのことを知ったのはネオアコ、という文脈に於いてであるが、ここで聴けるのは、繊細なアレンジと微妙なコード進行で紡がれた、何だか大分練られたソフトなポップスのオンパレードなわけである。全体的にメロディはポップで聴きやすいのだが、こちらの胸倉を掴んで引き倒すような、強烈なインパクトの曲はちょっと少ない。しかしそれはあくまで第一印象であって、よくよく聴いていると中毒的なフレーズがかなりの頻度で登場する、完成度の高いアルバムであることがよくわかる。このキーボードの音色とか音の質感がまあ、よく言われるところの80年代っぽい香り濃厚なので、そこらへんがもしかしたら好き嫌いが分かれるところかも知れないが、Prefab Sproutの80年代の諸作があれだけ高い評価を得ているこの世の中だから、もう全然このアルバムもその文脈に近いところに置かれて然るべき作品なんだよなあ、としみじみ思うのだが、それは4回も購入した私だからの意見なのかも知れない。シングル曲はどれも名曲だが、個人的には「Can You Keep A Secret?」というシングルにもなっていない曲がファンカラティーナの陽気さを若干だけ取り入れた繊細な愛らしい名曲なのでこの曲のためだけでも聴く価値あったりすると思うのだが。

このアルバム出したあと解散だか活動休止だか(ここら辺うるさい奴いるからやってらんねえ。そういう奴に限ってしかも攻撃的だから本当、失せれば良いのに)してしまってその後復活作を出したのだが、今年The Monochrome Setと一緒に来日する、という報にはたまげた。どうしようかなあ・・・。そしてついでにオンラインのCDJournalでこのニュースの記事にリンク貼られていたThe Lotus EatersはStephen O'Malleyの暗黒なユニットの方のLotus EatersMind Control for Infantsだったりするからご注意を。まあこっちも格好良いのだが全く別物だからなあ・・・。