Jimmy

ご無沙汰しておりました。先週から4泊5日岩手〜1日だけ仙台〜2泊3日で幕張、というロード人生でしたので全くもって時間がなく・・・。

あ、でもそんな中帰仙した日曜日、その日にDJさせていただいたPoptuneにご来場の皆さまありがとうございました!流石にカラータイマー点滅な勢いでの疲労でしたので早々と退散してしまいすみませんでした。ご好評いただいたみたいでありがたいです。なんか自分のDJに関して、「いかがわしい」とか「エロい」とか言われると凄く嬉しくなるこの性格をなんとかしたいものですが多分死ぬまでこんな感じです。またよろしくお願いいたします!

ちなみに上記ロード人生は全部仕事のせいである。全くやってくれるぜ・・・。しかし転んでもタダでは起きない私は、浅川マキにMissing FoundationにThe Specialsに、という収穫とHermann NitschにCharlemagne Palestineにその他もろもろ、という収穫でこのロードを締めくくったのだった。

ただ、書きたい、というネタは大層たまってしまったのでまた小出しにしていきたいところである。今日はまだ疲労が抜けていないのでMoriartyの「Gee Whiz But This Is A Lonesome Town」を聴いて寝る。なーんか変なバンドの2007年のデビューアルバムである。アメリカ、フランス、スイス、ヴェトナム系メンバーから成るらしいし、レーベルはフランスのNaiveだし(余談だがNaiveって凄く良いレーベルだなあ)、かと言って音はそういう多国籍無国籍な感じか、と問われればかなりアメリカ(というかアメリカーナとかいうとしっくり来る)的だし、と捉えどころがない。なのだけれども、哀愁を帯びたメロディとくぐもったようなRosemary嬢のヴォーカルにはおおっ、と掴まれてしまうし、こういう謎(?)のバックグラウンド云々抜きにしてもアクースティック楽器中心でセンス良く聴かせるバッキングには耳を奪われてしまうもんである、と思う。カントリーとかブルーズとかフォークとか色々形容できそうで、それでいて全くそうも行かない感じが、まあとにかく聴いてよ、と語っているような感じである。まあこちらも難しく考えずに素直に楽しめば良いのだろう。なんかこういうあっつい日々ばかり続いた日の夜に聴くと温度が下がったような気がする、涼しげ、且つ渋い音である。これの次の作品はまだ聴いていないが、ライヴを見てきた歩くマギーズファームの話によるとかなり面白かったらしいし、これはこのまま行くだけで十分面白いと思うので、是非このまますくすくとよくわからないままスケールアップして行って欲しいバンドである。ちなみに日本盤ボートラにはDepeche Modeのカヴァーが・・・。もう本当に最高に格好良いバンドなんだけど最高にわからなさすぎる!