The Rainbow

昨日のAOBA NU NOISEにお越しの皆さまありがとうございました!私はハードなスケジュール決行後だったので12時前に爆睡状態だったので早退してしまいましたが・・・。そして我がEVOLクルーも昨日は豪華メンバーだったので大変楽しかったです!フォーエヴァー!

そしてその前日の町田での「はるでら」も、本当にこれは最高だなあ、というイヴェントだったので行けて良かったです。ライヴは勿論、あのお寺のロケーション、イヴェント全体の作り、雰囲気、ああ思いだすだけで多幸感に襲われます。ああいう自由な感じの余裕のあるイヴェントってなかなかないんじゃないのかなあ、とか思ったりするんですがそれは私が知らないだけなのかも知れない。あと、町田ユニオンでも密かに探してたレコードが入手できたりして充実してたなあ・・・。

ところで某SNSサイトでニュースに関連して日記書いてる人って、どうしてこんなに狭い視野なのにセンセーショナルな感じでドヤ顔で書いてるんだろうな、と常に思っているのだが普通そういうものなのだろうか。Yahooのコメントとかも本当に胸糞悪くなるようなものがほとんどだったりするから普通そういうものなのだろうか。amazonのレヴューでも信頼に足るものもたくさんあるのは勿論なんだけど、こんなのだったら書かなくても良いんじゃない、ってほど的外れでいちゃもんつけてるのがわんさかあったりするから普通そういうものなのだろうか。食べログとかでも自分のブログのような勢いでお店のことにほとんど触れずに書いてる人とか沢山いたりするから普通そういうものなのだろうか。

みんな何でもかんでも語りたがるのだなあ、とネット見てると思うのだけれども、なんだか内容はどうでもよくてこんなものについて触れてますよどうですか、的な、極端な例で言えば普通にその商品の公式キャプションとか公式コメントとかをコピペしてるだけのブログとかもあったりして、果たしてなんでこういうブログをやってるのかな、と不思議に思ったりするんだけれども普通そういうものなのだろうか。

みんな語りたい、というか目立ちたい、のかなあ、知らず知らずのうちに。だから内容とか関係ないのかな。普通そういうものなのだろうか。

私も語りたいからTalk Talkの「Spirit Of Eden」について語る。内容はまあ、コピペじゃないけどそんなに大したことは今まで語ってきたことないし、語れないし、これからも語らないだろう。まあ、そんなわかりきったことは置いておいて97年リマスター音源が安くなって再発になったのでTalk Talk大人買いしてしまったのだった。アナログで持ってるし、ベスト盤も持ってるけど、何か勢いがついちゃいまして(タワレコトリプルポイントだったし・・・)。と思ったらこのアルバムと前作はアナログ+DVDでも再発、だと・・・?まあ、良い・・・。落ち着こう・・・。これは88年の4枚目のアルバムである。Talk Talkと言えば初期2作のシンセが大フィーチャーされた、エレポップ(というには何故だかしっかりバンドサウンドしているのだが)作風から3作目の静謐な、より生音フィーチャー、な感じにシフトしていったのだが、考えてみるとMark Hollisの美声は変わってないし、メロディの叙情性は最初っからだったので華やかさは影をひそめたものの基本線は変わっていなかったものである。しかしこの4枚目になると膨大なスタジオミュージシャンが参加し、より一層静寂が全体を覆う作品になっているのだった。時折ドラマティックに盛り上がったりするのだが基本静寂、である。でもそんな中でもブルーズっぽかったりジャズっぽかったり、色々消化した上での静寂なのだな、ということがよくわかる。ここでもMark Hollisのヴォーカルは相変わらずでこれまでのTalk Talkらしさは最早彼のヴォーカルとメロディにのみ残っているような勢いである。しかし組曲風のものもあったりするのだが不思議と重々しくないのが私としては凄く好きなところで、透明感があるのだなあ。