Guillain-Barre

告知です!

umiumaデビューアルバム「Kaiba」リリースパーティ@仙台バードランド 2013年3月16日(土)OPEN 18:30 / START 19:00 \2500 (w/1D)
LIVE:Katsuhiro Ito Group, Contraire, Tadzio, Waikikichampions, umiuma
DJ: tdsgk, 砂, rambo

よろしくお願いいたします。umiumaのアルバムも無事発売されて、関西、九州方面に今週はツアーみたいなので、そちらにお住まいの方々、是非よろしくお願いいたします!でも、仙台のこのリリパが最も狂おしいものになるように私も微力ながら頑張りたいです。

しかし3月、というのは本当に気が狂ってもおかしくないような季節だと毎年思う。

震災があった2年前は本当におかしかったものだが、そうでなくても普通の時には年度末、そのドタバタと比例するかのように上昇する気温と突然の寒さ、汗ばむ陽気と雪、と全くもって3月はめちゃくちゃすぎる。おかげでいつも精神状態は、ほんの一本の指が触れただけでもあらぬ方向、狂った方向に行ってしまうんじゃないか、というくらいにきわきわに張りつめてしまうのである。

要は下らぬ諸々のことのつじつま合わせに奔走する時期、ということでこういう発狂寸前のような状態になってしまうのかも知れないけれども、これ、例えば年度のスタートが9月とかだったらその前の月、8月がそういう時期になってしまうのだろうか。それもそれでちょっと、アレ過ぎるな・・・。蒸し暑いだろうし・・・。

まあ、つまりもうやってらんねえよ的テンションが今マックスなのだ、ということである。しかも震災からちょうど2年が経とうとしていて、否が応でもフラッシュバックしてくる様々な事柄も相まってなかなかにヘヴィである。飲んだりしないとやってられん。

しかし飲んでロックンロールが聴ければ意外と正気を保っていられるのはお得な性分なのかも知れない。だから今日もビールを飲んだ。そしてKevin Drummの「Imperial Distrotion」を聴いている。2010年にHospitalからリリースされたアルバムである。彼の場合カセットだCDRだ、とやたらめったらリリースが多いので警戒しているが、まあEditionsMegoとかこのHospital辺りなら、良いだろう、とガードも甘くなる。でこのアルバムであるが、徹頭徹尾ドローンである。何も起きない。いや、蠢いている風情、変化の予兆、のようなものはあるのだが、基本ぬおーん、で終わる。アナログ6面に渡ってぬおーん、で終わる。しかし何か深ーいところに響いてくるのである、この調べ(?)は。洞窟で1人ぼっち系の孤独とか内面と向き合わざるを得ないシチュエーションとか、そういうものを想起したり、さっきまで読んでいた本のことを考えさせられたり、はたまたさっき食べたもの、飲んだものだったり。徹底的に過去とか内面と向き合うことを強制されるような感じであるが、決して嫌な感じではない。ここまで考えるのもおかしいかも知れないけれども、それくらいの強度がこの何も起きない音の平原には、ある。どハーシュなノイズ路線も勿論最高で振り切れているけれども、このドローンの徹底具合も、流石の一言、である。まあ、ロックンロールか、と言えば、ねえ・・・。