Times Change

とりあえず次回csgbは7月26日(金)にbar famにて、です!

 

土曜日は、土曜日にも関わらず(まあ毎週なのだけれども)仕事で、しかもみっちりと朝から晩までどたばたどたばたと走り回るような仕事であった。最近年齢のせいか、というか立場のせいか、「もらい事故」もしくは「とばっちり」のような事態を被ることが多く、それの処理も含めて最近忙しかったのである。

 

それらをやっつけてからLloyd Cole And The Commotionsの箱

Collected Recordings 1983-1989

Collected Recordings 1983-1989

 

 を爆音で聴きながら一路山形へ。まずはお馴染みのRAF-RECへ。二日酔いの店主がソファで寝っ転がりながら出迎えてくれる。久々なので色々お話して3枚ほど購入して店を出る。

 

その後、どうしてもあんかけ焼きそばが食べたくなったので、こういうところで妥協してはいけない、とiPhoneで店を検索して車で食べに行く。高級感溢れる店だったが、リーズナブルに美味しくいただく。

 

その後今日のメインであるライヴへ。Rebel One Excaliburの、いったいどうやって曲を作って練習しているのか、というプログレを超えた謎過ぎる展開の楽曲群に興奮し、そして20数年ぶりに観るTotal Furyの変わらなさ具合、そしてもう速すぎてカオス一歩手前、のライヴを楽しみ、4月に仙台で観て以来のFixedへ。相変わらずの轟音爆音、しかし今回はアルバムを聴いてからだったのでこの間の仙台でのライヴとはまた違った気持ちで観ることができた。

 

23時くらいに山形を出て一路仙台に向かい、今度はbar famでの「Drunk」へ。人がわんさかいて、イヴェント全体が良い雰囲気。そして良い感じのディスコのり、4つ打ちばかりで楽しい。tentenくんのライヴは以前観た時とは、何と言うか文法が異なる感じ、と言えば良いのかかなりアグレッシヴでビートの刻みもかなり複雑で興奮。HERNEARのライヴは、極端にそれまでのイヴェントの流れと異なる遅いBPMでその落差が良かったし、ライヴ中の良い意味で取っ散らかった感じも凄く面白く何となくやりたいことがよくわかるライヴで興奮。

 

しかも何だか「感動の再会」とも形容できそうな邂逅もあって猛烈にエモくなってしまったのだが、午前3時くらいにbar famを出て帰路へ。車中「ラジオ深夜便」でFifth Dimensionとか聴いてしまってこれまたエモくなる。

 

日曜日は8時に起床し、肌寒い雨の中、近所のアウトレットで行われていたアイスクリーム万博へ行き、カステラアイスとか抹茶のアイスを購入。その後コメダ珈琲でカツパンを食し昼食。

 

その後いったん帰宅し、電車で外出。ちょっと事情があるので(理由は後述)期日前投票をし、タワレコに行ったりするが何も買わず。期日前投票をやっていた仙台駅前のビルの前では醜悪な政府与党の候補が宣伝しており不快極まりなく、持ってた傘で攻撃をするとか唾を吐きかけるとかそういうことをするヴィジョン、もしくはそこに炎上しながらタンクローリーが突っ込むヴィジョン、とかを思い浮かべながら睨みつけるような顔でその場を過ぎる。ちなみにその候補者は写真とかで見るよりもはるかに救いがたいほど醜くぶくぶくと太っていて、よくもまあそんな姿で人前に出られるものだ、とその厚かましさに閉口したものだが、まあそれくらい厚かましくもなければあんな主張をしたりもしないか、とその醜さに吐き気を催しながらも冷静な結論に達した。本当に不愉快だった・・・。

 

それは置いておいてアーケードの中は悪天候ということもあって人が溢れていたのだが、全く動かずにスマートフォンを眺める老若男女がアーケードの両脇に大挙しており、かなり歩行の妨げになっていた。あれはポケモンなんとか、というものだろうか。呆れたものだなあ、と思いながらもまたそこに炎上するタンクローリーが突っ込む、とかそういうヴィジョンを思い描いて自分を落ち着かせる。

 

散々不愉快な気持ちになったものだが、その後はタイ料理屋で楽しい宴を催す。異常に店内も暑かったので、とりあえず3人でシンハービールのタワー状のサーバー3リットルと2リットルを空ける。ということで5リットルのビールを消費し更にこぶみかんの酒を飲み、お開き。帰宅しアイスクリームを食べ風呂に入って寝る。

 

そして今日も休みだったが職場に行きちょっと色々作業をしたり、明日からの準備のために(理由は後述)買い物を色々したり、セヴンイレヴンに届いたレコードやCD

In New York (Collected Recordings 1988-1996)

In New York (Collected Recordings 1988-1996)

 
Hasta El Cielo (Con Todo El Mundo in Dub) [輸入アナログ盤 / 1LP + 7インチ / 数量限定イエロー・ヴァイナル] (ALNLP50DUBY)_762 [Analog]

Hasta El Cielo (Con Todo El Mundo in Dub) [輸入アナログ盤 / 1LP + 7インチ / 数量限定イエロー・ヴァイナル] (ALNLP50DUBY)_762 [Analog]

 

 を引き取ったりした。

 

ということで先ほどから後述後述、言っていた理由であるが、明日から入院するのである。検査入院ではあるが、約1週間程度、と言われているのでその間は静かに病室で過ごす予定である。とりあえず本

ラテンアメリカの文学 砂の本 (集英社文庫)

ラテンアメリカの文学 砂の本 (集英社文庫)

 
安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝 (ele-king books)

安アパートのディスコクイーン──トレイシー・ソーン自伝 (ele-king books)

 

 

とPCとiPhoneがあればなんとかなる(ネット環境はない)だろう、ということでゆっくりと過ごしたい。何か余計なものが色々見つからないことを願うばかりであるが、早いとこ娑婆に戻ってきたいものであるなあ。

 

勿論ヘッドフォンを持って行ってPCに取り込んだ音楽も聴けるようにして、何とか楽しく(いや楽しいわけないのだが)過ごせるように取り組む所存である。

 

ということでNew Orderの「Σ(No,12k,Lg,17Mif)New Order+Liam Gillick: So it goes...」を聴く。

 2017年7月にマンチェスターインターナショナルフェスティヴァルに彼らが出演した際のライヴ音源である。ヴィジュアルアーティストのLiam Gillickの映像と、更には12人のシンセサイザーアンサンブルとの共演によるもので、且つ会場はFactoryレコードの故Tony Wilsonがやっていたテレビ番組「So It Goes」(1978年にJoy Divisionが出て「Shadowplay」とか演奏しているのを観たな)を収録していた会場ということでスペシャルづくめの内容である。えー音には関係ないじゃん、とか思いつついたのだがシンセアンサンブルのために一度アレンジも解体したらしく、ライヴでお馴染みのナンバー、というよりはシンセサイザーと共演するにあたって映える曲、という感じの渋い演奏曲目ばかりでかなり興奮する。「Dream Attack」とか「Ultraviolence」とか、へー久々に聴くなあ、と言う感じであるし、意外に演奏もしっかりとしていて非常に楽しめる。そう、New Orderと言うとライヴが絶望的に下手、という印象が(いや、それは決して間違いではないと思うが)強かったものの、この間のライヴ盤も

NOMC15 [帯解説・歌詞対訳 / 国内盤 / 2CD] (TRCP224/225)

NOMC15 [帯解説・歌詞対訳 / 国内盤 / 2CD] (TRCP224/225)

 

 そういう気持ちで聴き始めたらあまりのカッコよさにぶっ飛ばされた、という経験があるので侮ってはいけない。それは今作でもしかり、である。しかし毎年毎年なんだかんだ言ってJoy Divisionの話題も含め、必ず何等かの動きを見せつけてくれるだなんて、あの長い活動休止時期やPeter Hookとのごたごたも踏まえて、今また精力的な感じでとても嬉しいのであった。