Nothing's Impossible

ちなみにはてなブログのお題が「見つめてみよう、マイルーム」とあったので見つめてみて、ちょっとどうしよう、という気持ちになっている。

 

それはさておき。日曜日の午前中からクソコラかと思ったらそうじゃない酷い動画を見せられて最悪な気分になり、最早憎しみと怒り、そして悲しみしか湧かなかったがLife Goes Onなわけで、John LydonPublic Image Limited「Rise」

ALBUM / LTD.EDIT.

ALBUM / LTD.EDIT.

 

で"Anger Is an Energy"と唄っていたじゃないか、と思い立って縄跳びをしたりした。

 

そう、縄跳びである。この間ホームセンターで200円くらいで買って来てみた。ちゃんと「〇〇年〇〇組 なまえ  」という紙まで持ち手の所に入っているからガチで小学生が使うような、そういう縄跳びである。

 

なんか、縄がないけどどれくらい跳んだかを計測できるようなエア縄跳び、みたいなものもあって、それ良いかもな、と思ったりもしたのだけれども怠惰な私のことだからなんか跳んでないのに腕回して跳んだことにする、とかそういうチートに走りそうだったのでガチの奴にしてみた。

 

で結構毎日やっているのだが、これ意外にしんどいな、という感じである。日頃からよく運動とかトレーニングとかしている人にとってみれば全然何でもないのだろうけれども、ほっとくと全く動きもしない人間が40年近くぶりにやる縄跳び、結構堪えるのである。

 

何となく100回くらい跳んで、という風にぼんやりと考えてやってみると意外に昔のコツはすぐに思い出すもので、楽勝楽勝、とか50回目くらいまでは思っているのだが、そこを過ぎると途端に胸とか腹とか脚とか腰とかキツくなってきてまっすぐに跳ぶだけでも一苦労になってくるし、加えて自分の身体の重さとかそういうものが文字通り重くのしかかってきて、100回くらい跳び終えると、さっきの50回目くらいまでの楽勝ムードから一転して、もういっそ殺してくれ(いや、これはオーヴァーな表現だが)、みたいな息切れと脚の疲労にやられるのであった。

 

ここ数日は200回を自分に課しているのである。もうなんか跳び終えると、俺、偉い、なんかご褒美あげなきゃ・・・、となるくらいであるがまあ、ちょっと身体を動かすのはなかなかに良いものであるね、という、私の口から出るとなんか明日にでも大雪降るんじゃないか、という感じの言葉まで口にしたくなる感じの昨今である。

 

しかし、意外に理想的な縄跳び場所、ってないものである。公園でやろう、と思って近所の公園でやってみたら、地面が草とか砂とかだと意外に縄がひっかかってなかなか難しかったり、かと言って家の前のアスファルトの駐車場でやってみるとちょっと人目が気になったり、とかなので難しい、というか無邪気に校庭で縄跳びしていた自分は幸せだったのかな、結構引っかかったりして全然得意じゃなかったのはもしかしたら自分のせいでなくて、地面のせいだったのかもな、と跳びながら思ったりして、昔の自分にそう伝えてあげたい、とか涙が出そうになったのはちょっと年度末と新年度のどたばたで疲れているからなのかな・・・。

 

というか、なんで突然縄跳びなんかしているのか、というのもコロナウイルスにかかって回復したMarc Almond様から「日本のファンのみんなへ この間は行けて良かった。落ち着いたらまた行くね」というメッセージがインスタグラム上であって、そんで「毎日運動しようね」とかいうメッセージもあったので、Marc様から言われたらさあ・・・、ということがきっかけなのは、ちょっと自分でもどうかしてると思うが否めないのであった。

 

しかしそれにしたって今の国の上の方の連中が考えること、やっていることが「なんでそうなるの!?」ということしかない状態にはほとほと困ったもんだから、支持者と一緒にどっかの島だけで独立国家として「日本」とやらを作ってもらって私らは違う、「昔は日本と呼ばれてた国」に住むよ、と優しく言葉をかけてあげたい。そんで新しい「日本」とやらが海面上昇とかで沈めば良いな。

 

まあそれにしたってレコードを聴いたりできる時間があるのだけは良いこと。Mei Eharaさんの新しい7インチを5回ひっくり返して連続で聴いたり(ド名曲じゃないか・・・) 

昼間から夜

昼間から夜

  • 発売日: 2020/04/10
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

ということを土曜日に出来たりしたのは良かった。土曜日、平常時は仕事だからな。そして今日は今日とてCaroline Roseの「Superstar」を聴いている。

Superstar

Superstar

  • アーティスト:Caroline Rose
  • 発売日: 2020/03/06
  • メディア: LP Record
 

 苦労してデビューした当時はカントリー~フォーク路線だったみたいだが前作

LONER [12 inch Analog]

LONER [12 inch Analog]

  • アーティスト:ROSE, CAROLINE
  • 発売日: 2018/02/23
  • メディア: LP Record
 

 から大分路線が変わったそうで、私前作はジャケは見覚えあるが結局聴いてなかったので今回が初、なのだが、いやカントリー、フォークの影なぞ全く見えない煌びやかなシンセサイザーと時に打ち込みも普通に導入して、80年代~90年代初頭のSheena EastonとかSheila E.とかみたいな、そんな音楽、である。ところでその路線変わった前作からカントリー色濃い目のレーベルNew Westに移籍しているんだな、謎だ・・・。今作は誇張された自分を主人公にしたコンセプトアルバムらしく、まあ歌詞もタイトルもなるほど、なんか憧れと挫折、的なテーマ、と考えれば良いのかな。しかしまあ、きっついユーモア(曲順も)込みでめちゃくちゃキャッチーな曲がこれでもかこれでもか、と続くのでちょっとびっくりしてしまった。何が良い、って埋め尽くさない音作りが、さっきはSheila E.とか言ったけど、もっと言うとちょっとPrinceとかまで思い出す瞬間があったりして、いやはや本当面白いリリース最近多すぎて大変だな。