A Small Map Of Heaven

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!2022年はAOBAできると良いなあー。その際には是非皆様このTシャツ着用の上でご参集いただきたい!
 
昨夜のfamでお会いした皆さま、DJの皆様、ありがとうございました!完全に違うノリの現場でのDJも久々でしたが、「You Make Me Feel ( Mighty Real )」を20分間の持ち時間の中でSylvesterとJimmy Somervilleによる2ヴァージョンかけたりした私を暖かく迎えていただき、ありがとうございました!
 
しかし昨夜帰宅して眠ったら、DJしに行ったらCDJしかなくて、アナログはダメかー、となり、しかもCDJ2個の間が20メートルくらい離れていて、移動してつながなきゃ、というかCDJなのにCDが入らない、でも他のDJの人はUSBでやってるからCDが入らなくても何ら問題がないし、なんかリンク機能で意外に20メートルの距離もものともしてないし、と困り果てる夢を明け方に見たりしたので、なかなかに昨夜の現場は無意識のうちに自分の中で印象深かったものと思われるのであった。
 
さてそんな感じで2021年も暮れ行くわけであるが、年末の休みになったはずが結構予定がばしばしと入っていて結構午前中に3つくらいのタスクを分刻みでこなさなければ昼以降の予定に影響が、とかそういう感じになっていて実に2021年を象徴する年末になっている。うーむ、年末年始用に準備した本もDVDもブルーレイもあるんだけどな、と思ったりするのだが、思えばその「年末年始=休みでのんびり」というのは結構前に実際には失われてしまったことで、今は何か、昔の記憶しか残っていない人のように現実とは乖離した何かを「存在するもの」として認識してしまっていて、その失われたものを追い求めている人になってしまっているのではないか、という恐怖感が私を襲う。
 
というかそう思わないと何も片付いていない部屋の説明とかつかないのでそういうことにしておこう。
 
Kip Hanrahanの「Vertical's Currency」を聴く。
VERTICAL'S CURRENCY

VERTICAL'S CURRENCY

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1984年リリースの3枚目のアルバムである。我が家のアナログはStingも絡んだPangaeaレーベルからの多分1985年の再発盤、である。私ときたらKipさんといえば最初の2枚、あとは近年の作品が良いよね、とかいう生意気なガキだったのであまりこのアルバム聴いていなかったのであるが、最近私の友人が言及していたので、いやいやあるじゃん我が家に、とアナログを引っ張り出して聴いているのだが、いや、これ良いアルバムじゃないか・・・。前作

Desire Develops an Edge,

Desire Develops an Edge,

  • MUZAK/American clave
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でも若干見受けられたメロウ、と言っても差し支えなさそうな方向性に、ここに来てコンパクト(比較的)なメンツと一緒に一気に突き進んだみたいな感じでJack Bruceの甘いヴォーカルを中心にして甘く哀愁漂うメロディで丁寧に作りこんだ、という印象の、言うたらAORっぽい感じもあるアルバムである。彼の作品の中で一番ポップ、と言える感じもする凄く取っつきやすいアルバム、だなあ・・・。でもこれも私が年齢を重ねたから凄く楽しめている、のかもしれないのでこの年末は反省続き、である。ちなみにポップだAORだ、とか言ってもあのねばっこいパーカッションが当然ながら全編に渡って主役級に響き渡っているので、そこはやはり譲れないですよね、と謎の男Kip Hanrahanの男気に感服するのであった。