Happy Happy Happy

csgb Vol.87 2022年5月27日(金)20:00~@ Monet

入店: 2000yen(1D)

Guest DJ: Masaya Omote, GIN

DJ: shinshin, 5atoru, tdsgk

GINくん、そしてオモテさんと共に楽しくやりたいと思います!選曲は、明日の自分に期待!

 

aobanunoise.thebase.inあkk

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!暑くなってきたのでAOBA NU NOISEのTシャツが必要、ということでよろしくです!
 
昨日久々に地上波の音楽番組を観ていたのだが、そうかこの世はこういう世界になっているのか、と非常に新鮮だった。
 
もちろん「新鮮=良い」ということではない。本当は色々思ったのだけれども、あんまり年取った人がギャーギャー言ってるのは醜いのでそっと心に秘めておこう、と思った。T〇k-T〇kとかいうSNSはなんか、「自分今面白いこと・可愛いこと・かっこいいことやってるから見て見て、自分が主人公」という感じが見てて本当になんか萎える、とかポ〇ノグラ〇ィティみたいなのがなんでこんなに長いこと活動できているのか本当に不思議、というかどんな力が動いているのか、とかそういうことは心に秘めておいた方が良いですよ、皆さん。
 
・・・なんかテレビ観てわーわー言っている内容が続いているが、たまたま私とテレビの巡り合わせが悪かったのかもしれない最近。と言うか、私個人としてはテレビ、家になくても良いんだけどな、と最近とみに思うようになっている。まあ、思うんだけれどもこの間のチェコの「ビロード革命」についてのドキュメンタリーとか久々に感動するものだったし、「クイズ脳ベルSHOW」は必要だし、まあうまく付き合っていかないとな。
 
とは言え、そんなに日頃からテレビとはべったりではなく、どちらかと言えばSoft Cellの「Happiness Not Included」とかにべったり、である。
*HAPPINESS NOT INCLUDED [YELLOW VINYL] [Analog]

*HAPPINESS NOT INCLUDED [YELLOW VINYL] [Analog]

  • アーティスト:SOFT CELL
  • ADA/BMG RIGHTS MANAGEMENT
Amazon

2年前に拡張再発された前作

CRUELTY WITHOUT BEAUTY

CRUELTY WITHOUT BEAUTY

Amazon

の時は、遂に復活、みたいな感じで大興奮でしたなあ。しかしてその後「Soft Cellやると自分とDave Ballの良くない面が出てきてしまってやりづらい」的なMarc Almond様の発言もあってしばし何もなかったけれどもUKでの最後のライヴ、という2018年の公演と(しかし何事もなかったかのようにその後も普通にUKでもライヴしてるけど)その時期の新録とか箱とか色々あったから今回の新作もそれほど驚かず、出るべな、と思っていた1枚ではある。しかしそれでもこの名義では20年ぶり(!)って、復活作がついこの間のことと思っていたのに・・・。しかしやはりSoft Cell名義ではSoft Cellの音楽、になっているのである。ジャケのチェルノブイリ原発付近の廃墟となった遊園地からしてもう一気にその世界、なのであるが歌詞も皮肉、怒り、悲しみ、孤独、そしてダークなユーモア、というSoft Cellならではの展開の中に年齢を重ねたことによる新たな視点、というものまで加わって結構、ツラい。ツラいけれども、「発明」とも呼べた簡素な初期のバックトラックからかなり進歩を遂げてはいるけれども基本的に無機質なDave Ballのトラックに、より一層粘っこくなったMarc様の、若干低めにはなったけれども変わらぬ美声が絡まれば、またしても今一度、暗い快楽の園行きの特急列車が発車するのであった。いや、何言ってるかよくわからないと思うのですが、要は悪いわけがないのである。ちなみにフィジカルフォーマットはリリースが延びに延びて、その間に収録曲のPet Shop Boysをフィーチャーしたヴァージョンなんてのも生まれてしまってデジタル版ではその派手なシンセも入った共演ヴァージョンも聴ける。Soft CellとPSB、40年近く前のBronski BeatとMarc様の共演と同じくらい、ゲイディスコ界隈のみならずマジで夢の共演だなあ、と感涙に咽ぶのであった。