Heavenly Bodies

白と黒、M~XLのサイズ展開ですよろしく!今日の仙台は真夏日、ということで暑くなってきてAOBA NU NOISEのTシャツが必要、ということでよろしくです!
 
金曜日のcsgb、ありがとうございました!GINくんの熱いアナログセット、オモテさんの丁寧なつなぎの4つ打ちセット、どれも最高でしたし、オモテさんをGINくんと罵倒したり、と非常に充実していました。私も棚からレコードを出さず、基本外に出ている新入荷コーナーからだけつかんで持ってきたので、いざやってみると結構大変でしたが、楽しくやれました!来月も17日くらいにはやる予定ですのでよろしくお願いいたします。
 
さてDepeche ModeのAndy Fletcherが亡くなってしまって、なんだかんだで長い付き合いで追いかけてきているバンドなので大変にショックであるが、これからDMはデュオになってしまうのであろうか。音楽的には何ら変わらないだろうけれども、なんかちょっと、しっくり来ないものである。いやー、なんだか、なあ。
 
という感じの昨今であるが、iPodが生産終了、ということにも地味に衝撃を受けているのであった。
 
というのも先日iPhoneを機種変更した際、この間まで使っていたXRは送って下取りに出さないと月々の支払いが発生する、とか言われてしまった。そのXR以前に使用していたiPhone7をiPod代わりにして車で使っている私としては、今回の機種変更によりXRをiPodにしょう、と考えていたわけである。
 
その目論見が崩れてしまって、うーん、とかソフトバンクショップで悩んでいたわけであるが、その様を見たソフトバンクの女性スタッフが、今iPod代わりの7が壊れたらその時はiPodを買うというのはどうでしょう、とか提案してきて、いやそれがちょっとな、と思っているから悩んでいるんだけど、とか思いつつなるほどな、ということでXRをこないだ下取り用に送付して、依然としてかなり古くなりつつあるiPhone7をiPod代わりに使っている次第であった。
 
でもさすがにちょっと不安なところもあるので、iPodtouchかな、余計なもの付きすぎているけど、とか思い始めた矢先にiPod生産中止、となってしまって色々混乱して、さかのぼってソフトバンクスタッフに苦情の電話でも入れるべきか、とか狼狽してしまったが、それはよくいる単に文句言いたいだけの老人、なのでしていない。もちろん、しない。
 
たいていの人はスマートフォンで音楽を聴くからもうiPodがあっても意味がない、ということなんだろうけれども、スマホスマホでもちろん他の用途にもバキバキ使うわけだから、音楽聴いているときにたとえば電話しなきゃなくなったり、音声の出るInstagramの投稿とか見たりする時とかなんだか何が何やらで落ち着かないんじゃないだろうか・・・、とか思う人がもはやいないから、こうやって音楽プレイヤーとしてのみ別口でiPodを持とうという人がいないから、生産中止になるんだろうな、ということは重々承知している。
 
しかしiPodには振り回されっぱなしだったな。最初のnanoに始まり、それが発火する、というリコールで送る羽目になったら別のnanoが返送されてきて、それがどうにも嫌だったから古いiPodClassicを知り合いから買い、それが全く使い物にならず、そうこうしているうちにストリーミングの世の中になり、機種変した古いiPhonewifiでつないでiPod代わりにして、とあっちに引っ張られこっちに引っ張られ、とかやっているうちにこんな、iPodが消える世の中になってしまった。っていうかそろそろ付き合いきれないので、もういい加減にしてほしいものである。
 
でもなんだか機械に左右される生活、って普通のことになってきているんだな、なんだかな、とか思うのも昭和生まれだからであって、世の人々はそういうことも全く思わずに淡々と暮らしているのだろうか。まあ、昭和生まれは先日はレコードでDJをし、今日もレコードを注文し、CDをセヴンイレヴンで受け取り、レコードでDeath Bellsの「New Signs Of Life」を聴いたりしている。
New Signs of Life

New Signs of Life

Amazon

 

先日、「最も空しく、哀しくなるウェブページ」ことタワレコのアウトレットコーナーを、あんなに焦って定価で買ったレコード群がこんな値段に・・・、と涙をこらえながら見ていたらたまたま買っていなかったこのアルバムを激安で発見したので、買って聴いている(たまには涙が乾くこともあるのだ)。オーストラリア出身のバンドのセカンドアルバムで、DAISレーベルからのリリースである。DAIS、Cold ShowersだのDeath Of LoversだのPrivate Worldだの、こういうバンド多くて(もっと言うとDrab MajestyとかVR Sexとかも)こんがらがったのでスルーしていたのだが、これが一発で「嗚呼、こういう音楽が私は好き・・・」と泡吹いて気絶する音である。80年代にポストパンクやらネオサイケやらゴスやらポジパンとか言われたバンドがどんどんメジャー化していって、結果、スケールのでかいUK版産業ロック一歩手前な音楽性になったりしていたわけだが、その成れの果ての音を今出している感じ、というまあ個人的にはたまらない名盤なのであるが果たして、アウトレットコーナーに初回のカラー盤で残っていたりするわけだから察し・・・、という感じもする。しかし本当に実はタイトなバンドサウンドに良い具合に力強いヴォーカル、今は2020年代なのか、と問わずにいられないサウンドとリフを奏でるギターに時にシンセ、時にサックスまで加わり、全9曲、隙のないアルバムである。でも一周回って(いや、3周くらいか)こういうのが新鮮に響く時代、でもあるのだろうか、と思うのであった。私はたぶんずーっと昔からずーっと未来まで、こういう音には反応し続けざるを得ないのだな、しかし・・・。