AOBA NU NOISEのTシャツです!
よろしくお願いいたします!
そして
私がアナログ盤でのDJプレイの一発録りに果敢にチャレンジ、そしてまあまあうまくいっているように思えるけれどもところどころちょっと怪我あり、というミックスが公開されております。
http://www.mixcloud.com/radiobloom/221125-music-selecter-tdsgk/
それに関して曲目や、時に無責任な主観に基づく各曲一言コメント等を書いたブログも公開されておりますので、こちらも是非参照してください。
よろしくお願いいたします!
こちらではタイミングが合わず告知ができなかったのですが、金曜夜のcsgbありがとうございました!今週は私あまりにも色々とオーヴァーロード気味で色々物理的にも精神的にも何かと手が回らず、しかし一念発起して部屋のレコードコンテナの奥深くを取り出してみたら、嗚呼こういうの聴きたいな、ちょっと私をケアするためにもこういう音楽が必要だな、という「癒し」の宝庫だったのでそこからレコード抜いてDJをしたのでした。
・・・結果何が起きたかというと、「癒し」ということで破壊音飛び交う過激なDuran Duran「Notorious」のThe Latin Rascalsリミックスとか、R.E.M.からBig CountryからThe B-52'sからThe CarsからThe Romanticsから、というつなぎとか、Bananaramaの「Venus」の12インチとか、というギッラギラの、というかギンギンの、なんなら耳にきっつい音質の華やかな音が溢れる空間になってしまったわけですが、私は個人的に非常に浄化されまして、1年の溜まりに溜まった膿のような汚れのようなものを流し去って実に年末、今年最後に相応しいセットを終えました。しかしまだまだかけたい曲があるので、来年いつかのタイミングでまたやるかも知れないです。結構熱に浮かされたようにやってしまったなあ・・・。
さて、怒涛の1週間を過ごして、本当に久々に1人で家で座ってお茶とか飲んでると、急にふさぎ込んだりすることがあるのだが、それって私だけなんだろうか。まあ心身ともに疲れた、という形容が相応しい状態なのだろうと想像されるので、年末まで何かとご自愛ください、と自分に語りかける休日の午後であった。
ということでそんな時には自分の中で足りなくなってしまった成分を補わなければならない、ということでMansur Brownの「Naqi Mixtape」を聴いているがこれが最高に染みる。
UKジャズシーンのギタリストとして、というよりもより幅広い音楽性で私も大好きな彼の、「Naqi」というミックステープのVol.1をA面に、Vol.2をB面に収めたアナログ盤である。まあ私なぞが言うまでもなくめちゃくちゃテクニークばりばりのギタリストの彼なのだが、Vol.1、つまりA面の方はビートもベース(かなり出ている)も入った世界が展開され、フラメンコ風だったり、古のトリップホップ風だったり、まあギターがフィーチャーされてはいるが要素の一つ、という感じでゆったりとしたグルーヴの中で彼のギターを味わえることができるサイドである。で、勿論良いのだけれどもビートのないVol.2、つまりB面が物凄い壮絶なギターフレーズの応酬で、しかしそれがよくあるテクニーク見せびらかし、なわけでもなく大変内省的、アンビエント的、とも言えるセンティメンタルな旋律の楽曲ばかりで、マジで最高である。悪い癖でThe Durutti ColumnのVini Rileyが、とかFeltのMaurice Deebankが、とか言いたくなってしまうのだけれども、本気でそのお2人を思い出さずにはいられない美しい世界なので必聴過ぎる。長尺の最終曲「Meikai」とか全く異世界の桃源郷音楽で、前作
の音世界はここら辺の布石だったのか、と納得したのであった。