Infinite Surprise

KAMATA NO CULTURE

2023年10月28日(土)19:00~ @ 1P BOX 

https://www.instagram.com/ooooo_sendai/?hl=ja

Door: 1500yen+1D

LIVE: County Conservation District

https://www.instagram.com/ccdmusicofficial/?hl=ja

Fairy Marichel

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HERNEAR+Sugai

DJ:  tdsgk, Eito, Ohisa

アメリカはピッツバーグよりCCDさんをお迎えして、賑々しく開催いたします!岩手からモジュラーシンセのノイズアイドル(?)妖精マリチェルさんに、おなじみワイキキ鎌田くんのHERNEARに同じくワイキキの須貝さんが合流した特別編という豪華日本勢もおります。そしてDJはなんとお久しぶりのエイトくん(何年ぶりのDJかな?)とEVOLソロで2人、というなんともヘンテコな感じでお送りします!この日素敵なイヴェントが各所で目白押しなのはよく存じておりますが、ふらっと忘年会シーズンの口火を切るこのイヴェントにもお越しくださいませ!

 

AOBA NU NOISEのTシャツです!

aobanun

 

そう、新しい車のネタである。

 

先日は中古で車を買ったら、コブクロのCD、という実に嘆かわしい残念な遺留物の話をしたけれども、この間ふとカーナビのHDDというものを何気なしにチェックしてみたらたんまりとデータが残っていて、えっ、となった。こういうのって消去してから売るものではない、のか・・・。なんせカーナビのある車を所有することが初なので、そこらへんどうなってるのか、まったく未体験ゾーンなのである。

 

というか今回車買った中古車の業者が単にグダグダな可能性は全く否めないのだけれども、確かに昔友人の車を借りて運転したときに、CDを再生するだけでカーナビのHDDに録音されて蓄積される、とかいう話を聞いた記憶はある。しかしこうやって前の持ち主が聴いていたCDがどんなだったのか覗けてしまう、というのも恐ろしいものである、とか言いながら、まあわくわくして再生してみた。

 

なんせコブクロのCDを売り払った車の中に残していく人が前のオーナーだったわけで、これは心して挑まなければならないな、と思いながらランダムに再生していってみると、サザンオールスターズ浜田省吾コブクロ(やっぱり!)、松任谷由実、あたりが確認できて、なんというか、ちょっと私よりも上の世代・・・?という気もしたのだけれども、今の時代、そう言い切れるものでもないか。まあHDDの音源再生したら急に不失者が流れてきた、とかそういうショッキングな事態にならなかっただけ、まあ平和な話であるね。

 

ということで多分このHDDに残されたものを私がこれから聴くことがないであろう、ということは断言できるのだけれども、はて、私が今聴いているCD

Once Upon a Time

Once Upon a Time

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もこのように蓄積されていってしまうのか、と思ったら、この車を売るなんてことは現状すぐにはないだろうけれども恐ろしくなって、ちょっと説明書と首っ引きでその設定を変えようと思うし、なんならこのHDDに残ったデータも消して良いかな、とか思っているので、やはりまた説明書をお茶の間で読み込まなければいけないな。

 

ちなみに、古いiPhoneApple Musicを入れてそれをiPod代わりにして車内で音楽を聴く、ということがカーナビにAUXアダプターのパーツが付属していなかったため難しくなってしまった、という話もしたと思うのだが、ヤフオクでその付属パーツを探していたらそのパーツが付いた状態の同じカーナビ本体が転がっていたため、カーナビごと買ってAUXアダプターのパーツのみ今活用して音楽を聴いたりもしている、という荒っぽいことをやったりもしていることも一応ご報告まで。

 

Wilcoの「Cousin」は音的には「めんどくさいWilco」の帰還、とでも言えるかも知れない。

実はかなりコンスタントに作品をリリースしていて(Jeff Tweedyのソロなんてのも数枚あったりするし)どれも良いアルバムなのだけれども、ちょっと地味だった感は否めない。前作

Cruel Country [Analog]

Cruel Country [Analog]

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よりも前なのかな、2019年から制作していたという新作は前作のレイドバックしたカントリー風味の良い曲をたんまり集めた2枚組、という風情から打って変わってかなり変な音が散りばめられたコンパクトな1枚で、それ故になんだかぎゅっと凝縮された濃厚な作りになっているのはCate Le Bon(彼女がプロデュースしたDevendra Banhartの新作

FLYING WIG

FLYING WIG

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もこないだ出てて、それも凄かったな)がプロデュースしているからなのだろうか。おそらくここ数枚とは異なる音のアプローチは彼女の力によるものが大きいと思うのだが。そういう驚きと発見のある練られた音と、不思議なコードやら節回しを積み重ねた、それでもやっぱり良い曲が合わさっているのでやはりここ最近の彼らのアルバムの中では前作に続き快作、と言えるのではないだろうか。歌詞に関してはまあ、なんというかレイドバックしたプロテストソング(こういうのが好き)もあれば、意外にストレートに聞こえるラヴソングもあって、いやこういう叙情がしっくりくる季節でもあるし、なんかいつの間にか、不思議とずーっと繰り返して聴いてしまう1枚になってしまっていたりする。素直に聞こえて一筋縄ではいかないバンドアンサンブルがその飽きずに聴ける一因、かな。